NEXT FINAL
第一話これで本当に終了。
地下帝国より無事に脱出できた鷹斗。
しかし、鷹斗には、まだ境地があった!
そして突然現れたなぞの博士。
そしてその博士は、突如鷹斗にドッペルゲンガーの真実を突きつける!?
博士が突きつけたドッペルゲンガーのなぞ、そして、その実験の真実とは?
そして、次に鷹斗を襲うのは・・・・・!
AnotherWorld―怪奇な世界ー新章突入!
ゴーストヒューマン
果たして、ゴーストヒューマンは博士が作ったものなのか?
そして鷹斗に突きつけられる次の境地とは!
AnotherWorld−怪奇な世界ー
ドッペルゲンガー編とゴーストヒューマン編をつなぐ断片
ドッペルゲンガーの機械が壊された頃、別の次元では、一人の男が、不敵に笑った。
「ほう、あの機械を・・・というより老いぼれ爺が作ったドッペルゲンガー製造機械を壊したか。皇帝となった少年が。か・・・。ふふふ。では今度はこの私の科学を試していただきましょう。」
一人の科学者は、後ろの十字架を見た。全裸で傷ついた姿の少年を。
後ろの十字架に吊るした少年の顎に手をやり、耳元で呟いた。
「あなたが、選ばれました。」
言われた一人の少年は、顔をピクっと動かし、そしてまた動かなくなった。
「実験には、あなたの肉体はいらない。意識だけでいいのです。ですから、この装置で・・・・それでは、はじめますよ。」
端末を少年に取り付けた科学者は、スイッチを入れた。
「ああああああぁぁぁぁぁああぁぁぁぁぁあああぁぁぁあぁあああぁあっぁぁぁあぁぁあ!」
少年は体から血を流しながら、叫んだ。
「そう、それでいいのです。これだから科学者はやめられません。」
少年の頭が、動かなくなり、耳を割くような音も、しなくなった。
「さあ、ゴーストヒューマン健太、行け。鷹斗の元へ。」
それが彼の前に来るのは、いつかの話。
すべてが終わるとき、その続きが始まろうと動き出す。