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序章 始まりの物語
これはある姫と騎士の物語である。
人と魔物と竜が住む世界、彼と彼女の物語はここから始まる。
少年のはアル、少女の名はレアといった。
二人は5歳の時に城下町の一角で出会いそして意気投合した。
アル「レアっていうんだね。 僕の名はアル。
何れこの大陸一の聖騎士になるのが夢なんだ」
レア「わぁぁ。 アルは凄いのね。
私の名前はレア。 今日はお母さまと一緒に街に遊びに来てるの。
私の夢はこの世界を幸せで一杯にすることなんだよ」
アル「僕と友達になってくれる? レア」
レア「もちろん! アルは今日から私の大切な友達だよ」
二人には幼い身なれど大きな、そして明確な夢があった。
出会いから3年間、二人は仲の良い幼馴染として共に学び、遊び
それぞれの目標に向かって着実に一歩を進めていた。
そして彼らの出会いからちょうど3年経った今、世界は再び暗雲に飲まれることになる。
魔王が復活したのだ。