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サシサヤ

作者: 無口人


「ゆうちゃん、マミ、もう我慢できないよ」


「……っ、あー!今回だけだぞ。」





****





「んっ、ふぅ、ん…」


「マミ、俺今、すげー悪いことしてる…」


「…マミもそう思う。」


「あーっ、くそ。」


「あっ…」




****




「ゆうちゃん、気持ちよかったよ…あれ?ゆうちゃんイってないの?」


「あぁ、お前は満足しただろ。だから頼むから、明日からはっ…仲の良いっ…女友達でっ、いてくれ…!」


「ゆうちゃん、泣いてる?」


「…金、置いとくから。じゃあな」




****




「もしもし、はぁ、サユリ。今駅に向かってるから、はぁ、そこで待っててくれ。」


『何も走って来なくても良いのに〜。』





****





「ごめん、少し待たせたな。サユリ、今からホテル行くぞ。」


「えぇっ、い、今から!?ちょっ、準備が〜」


「いいから」





****





「あぁっ、サユリ、イっ…く……」


「ゆうたっ、私も…!」





****




「わぁ〜、ゆうた、すごい量だね。溜まってたの?」


「サユリのが一番…いや、サユリのが気持ち良いからだよ…」


「え〜、何それ(笑)…って、ゆうた、泣いてる?」


「うん、泣いてる…」


「…何があったか分からないけど、私の胸で泣いて良いよ。」


「あぁ…サユリ…愛してるからな。何があっても、サユリだけを愛してるから…。本当に…。」



…だから…ごめん…この捻くれた優しさを


許してくれ

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