サシサヤ
「ゆうちゃん、マミ、もう我慢できないよ」
「……っ、あー!今回だけだぞ。」
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「んっ、ふぅ、ん…」
「マミ、俺今、すげー悪いことしてる…」
「…マミもそう思う。」
「あーっ、くそ。」
「あっ…」
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「ゆうちゃん、気持ちよかったよ…あれ?ゆうちゃんイってないの?」
「あぁ、お前は満足しただろ。だから頼むから、明日からはっ…仲の良いっ…女友達でっ、いてくれ…!」
「ゆうちゃん、泣いてる?」
「…金、置いとくから。じゃあな」
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「もしもし、はぁ、サユリ。今駅に向かってるから、はぁ、そこで待っててくれ。」
『何も走って来なくても良いのに〜。』
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「ごめん、少し待たせたな。サユリ、今からホテル行くぞ。」
「えぇっ、い、今から!?ちょっ、準備が〜」
「いいから」
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「あぁっ、サユリ、イっ…く……」
「ゆうたっ、私も…!」
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「わぁ〜、ゆうた、すごい量だね。溜まってたの?」
「サユリのが一番…いや、サユリのが気持ち良いからだよ…」
「え〜、何それ(笑)…って、ゆうた、泣いてる?」
「うん、泣いてる…」
「…何があったか分からないけど、私の胸で泣いて良いよ。」
「あぁ…サユリ…愛してるからな。何があっても、サユリだけを愛してるから…。本当に…。」
…だから…ごめん…この捻くれた優しさを
許してくれ