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蟻は永遠に  作者: ナス
レッツマイマザー
1/9

第1話

暗闇の中で意識は覚醒した。球体の中にいる感触がする。


首を回し見渡すが光は見当たらない。しかし嫌な感じはしない。


包まれているようだ。


すると突然ピキピキと球体が割れはじめ強い光が差し込んできた。


私はその裂け目に手を入れ強引に引き裂いた。


外は青空に雲が漂っていた。


周りを見渡すと私の兄弟達が眠っているであろう球体……もとい卵が揺れていた。


その卵達も次々と割れ始め、中からは黒い光沢を放つ小さな顔が次々と出てきた。



そう、私は魔物とすら認識されない、世界最弱の種族。




蟻族である。









なんつってな。






☆☆☆





「いぇーい!みんな元気かーい?」


私は生まれたばかりの兄弟達に話しかけるも、兄弟達は何も聞こえないかのように振舞っている。


当たり前だ、奴らに聴覚はない。


これは私の習慣のようなものだ。


意味は特にない。



しかし、私には聴覚がある。


それどころか、視覚、触覚、嗅覚、味覚、第六感までもが備わっている。


本来はそんなことはあり得ないが、私は違う。


私は逆行者なのだ。


蟻のくせに逆行者なのだ。




逆行者だ。




私はただ逆行するだけではなかった、逆行するたびに【ギフト】と呼ばれる大変不可解な物を1つか2つか3つ貰えるのだ。


よくわからない物であるが回る世界に疲れてしまった時に、私を支えてくれた物だ。


この【ギフト】という物はこの世界に生まれた物全てに付与される物のようだ。


しかし私が何億年かけても分からなかった恐ろしい物でもある。


きっとこれは世界に始めから組み込まれている何かだろうなと、思考停止した。





【ギフト】には様々な種類がある。


魔法を使えるようになったり、剣がうまく伝えたり。


【ギフト】とは生まれつきの才能のような物で、普通は1つから3つくらいにしか持っていない。


稀に何も持たずに生まれてくる者もいる。


そして、私は悍ましい数の【ギフト】を貰った。




120京個以上である。




いや、ね?一回にしてもらった数じゃ無いから。


一回逆行する度1、2、3個ずつだから。


多分…80京回目くらいかな。


そんだけの【ギフト】を貰っていれば嫌でも強くなる訳で。


ステータスはこちらになります。


ーーーーーーー


名称:トランセンデンス・ルーラーアント

種族:極支配覇神蟻種族

称号:【逆行者】

【覇神】

【◼︎◼︎◼︎の支配者】

【階梯の管理者】

【終わりなき者】

【超越者】

【時空の管理者】


Lv:∞

HP:∞

MP:∞

攻撃:∞

筋力:∞

物防:∞

魔防:∞

機敏:∞


アクションスキル


【超越魔法】Lv∞

【超越物理】Lv∞

【超越能力】Lv∞

【超越精霊術】Lv∞

【超越聖霊術】Lv∞

【超越神霊術】Lv∞

【超越神術】Lv∞

【加護の付与】Lv∞


パッシブスキル


【無敵】Lv∞

【終焉のオーラ】Lv∞

【開闢のオーラ】Lv∞

【超越のオーラ】Lv∞

【生の魔眼】Lv∞

【死の魔眼】Lv∞

【超越の魔眼】Lv∞

【混沌の魔眼】Lv∞

【超越の神眼】Lv∞

【正の神眼】Lv∞

【負の神眼】Lv∞


ーーーーーーー


まあね、神です。


おら、崇めたてろや!



……。



まあそんなことより今回手に入れたスキルは【蟻】


このスキルは今までにたっくさん貰ってきました。


まあ歩く速度が速くなったり、物理攻撃が強くなるだけ。


この際気にすることはない。



はい、説明終わり!行動開始!


今回は何をしようかな、ワクワク。






んじゃ。

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