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夏生詩集

深淵

作者: 夏生

「子どもは親を選んで来るのです」


妊娠中に棄てようと思った


「子どもは親を思って来るのです」


生後数ヶ月の乳幼児をふんずけた


「子どもは親のことが好きなのです」


躾のために殴ったら、死んでしまった


「子どもは、かすがいです」


誰の子かわからない、愛せない、知らない


「子どもは宝物です」


邪魔だった、コレ(子ども)が


「子育ては親育て」


一人で背負わされて、苦労ばっかりで

苛ついて、殴った。自由になりたかった


「親という字をよく見てください。

木の上に登って、子どもを見守っているのです」


自分のことで頭がいっぱいで、子どもを見る暇がなくて



「」と現実との深淵はどこまでも、どこまでも続いている


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