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望まざる帰還

お待たせしました。

要望の多かった帰郷編です。

「困った……」


 私は机の上に山のように積もった注文伝票を見て、どうしたものかと途方に暮れていた。


 お久しぶりです。

 初期仮○ライダーに素で出演できそうな蜘蛛女アルケニーこと新倉あらくら 志織しおり(25)であります。

 もしくはアルケニー洋裁店店主、シオリ・アルケニーと覚えて戴ければ光栄です。


 さてさて、今回は何を悩んでいるかと申しますと。


 以前「セイレーン事件」の際に作ってみた、アルケニーシルクの布によるエアークッションですが。

 これを試しに店頭に置いてみたところ、じわじわと口頭で評判が広がり、いまや店の売り上げの3分の1を占める大ヒット。

 どうやらこのクッション、単に乗り心地の改善、というだけでなく、交通事情や流通に革命を起こしてしまったらしいのだ。


 ろくに舗装されてない道に木製の車輪。

 常にお尻にダメージを受け続けながらの長時間乗車は、馴れている人であっても厳しく、道々馬車を止めて休みながら進む、というのが今までの常識だったのだが……まずこの点が改善された為、高速馬車、という物が出て来た。

 これは御者席、客席共にエアークッションを敷き詰めて乗り心地を良くしたもので、休息回数を減らすことが出来、今までよりも速度を上げても乗り物酔いしずらいのだそうだ。


 その速度は以前と比べて倍以上。(無休憩による分を含む)


 そりゃあ、流行るってなもんで……

 更には客車だけでなく、荷駄にも設置され、壊れ物専用の運搬車として重宝されているとも聞く。

 焼き物とか玉子とか柔らかい果実とかが、生産地よりより遠くまで運搬できるようになったと、この間大量にクッションをお買い上げくださった町の商人さんもほくほく顔である。


 それ自体は良い。良いのだが……


「店主殿! リハク商業組合トレーダーズギルドのアルロンですじゃ! 至急! 大至急でエアークッション(大)を90枚! エアークッション(小)を200枚!」


 血相を変えて飛び込んできたのはリハク商業組合トレーダーズギルドのアルロン老。

 白いあごひげがチャーミングなおじいさまである。


「あら、アルロンギルド長。御自おんみずから買い付けとは恐れ入りますが……急にそんな事を言われても、それだけの数、生産にはそれなりのお時間が掛かりますよ?」

「そこを! そこをなんとか! 一部の者が高速馬車で利益を急激に上げたせいで、ギルド内のバランスがまずいことになっておるんじゃ! 早急に他の者達にも供給せんと……!」


 あらら。それはいけませんね。

 3日ほど貫徹すればなんとか……


「いやいや、こちらが先だ、店主殿」


 と話に割り込んできたのは……こちらは店の常連でもある、リハク常駐軍のガーランド大隊長さんだ。

 茶髪で大柄な……森の熊さん、といった感じの人である。


「商いなど多少遅れても命には係わらぬ。それよりも軍用輸送馬車用に大40、中40、小160、それに……」

「商いなどとはなんですか! 物資の輸送は言わば町のライフラインですぞ!」

「そうは言うがな、新技術こそ軍が真っ先に取り入れるべきものだ。それが遅れれば仮想敵国からの余計な干渉を招きかねんのだぞ?」


 火花を散らしてにらみ合うアルロンギルド長とガーランド大隊長。

 そんな緊張感の中、店のドアベルを鳴らして新たな来訪者が入って来た。

 新しいお客は見るからにドワーフ! といった見た目の男性で、アルロンギルド長とガーランド大隊長を横目に私に話しかけてきた。


「あー……お邪魔するぜ。馬具ギルドのもんだが……エアークッションな、はじめっから馬車の床下に仕込みたいんだが薄いタイプの物って作れないか? とりあえず床面積の10分の1のサイズで6枚一組で……30セットほど」

「あーーっ! 抜け駆けすんなこいつ!」

「そうじゃ、そもそもわしが先に注文を……」

「知らねぇよ! てめぇら勝手ににらみ合ってただけじゃねぇか」

「馬鹿者、ことは街の発展に関係する重大事じゃぞ」

「こっちは国防にかかわる事態なのだ!」


 うーあ~……

 もう収拾が付かないカオス状態。

 騒ぎを聞きつけどんどんと野次馬まで集まってくる。

 何とかしないと仕事にならない。


「わ、分かった、分かりましたから! みんなまとめて何とかしますっ!」


 気が付いた時には私はそう叫んでいた。

 まずい、と思ったがもう遅い。


「おお! 助かりますぞ! 次のギルド総会では便宜を図るでな!」

「うむ、これで一安心というものだ」

「ねぇちゃん、大丈夫かい? ……まあ、俺は作ってくれりゃ文句は無いがよ」


 3人は意気揚々と上機嫌で帰って行ったのであった。


 ……冒頭の注文伝票の山を残して。




「さて、途方に暮れていても仕方ない。やらなきゃ仕事は進みません、と……とは言っても締め切りまで約一週間。どう頑張っても物理的に厳しいよねぇ……」


 実はこの問題を何とかする手段――アルケニーシルクを大量生産する職人達――に心当たりが無い訳では無い。

 あの騒ぎの中、その可能性が頭をよぎった為に、つい「何とかする」と叫んでしまったのだし。


「ただなぁ……アレは鬼門なんだよなぁ……やっぱり引き受けなきゃ良かった」


 と、後悔しても後の祭り。

 今更注文をこっちの都合でキャンセルしてしまったら、相手が相手だけに色々とまずいことになる。

 うむぅ。仕方ない。覚悟を決めて行くとするか。

 私は職人達へ渡す依頼料代わり(・・・・・・)になりそうな品を倉庫であさると、それらを複数の圧縮腰袋に詰め込み、店を出たのだった。


          ※


 リハクの街からそう遠くない場所に、巨大な樹木が生い茂る森がある。

 街の者からは高位魔獣アルケニーが跋扈ばっこする「蜘蛛の森」と呼ばれて恐れられている所だ。


 うむ。つまり……私の生まれた森、ということだが。


 以前はアルケニーシルクを入手できる近郊では唯一の場所として、それなりに冒険者などが立ち入って来ていたらしい。

 もっとも最近では私が街にアルケニーシルクを供給しているので、それも余り頻繁では無くなったみたいだが。

 私がここに来たのは……お察しの通り、我が母と姉妹達にアルケニーシルクの作成を手伝って貰う為である。

 元々一族の中では弱化個体であったが為に共食いの危険を恐れて森を出て来た私だが、今ならそんな心配は無い……と思う。たぶん。


 森に入って人の目が無くなったところで早速アルケニー形態へと変わる。

 下半身は一気に巨大な銀色の蜘蛛と化し、額には紅い宝珠オーブのような瞳が都合6個新たに浮き出る。

 うん、やはりこっちの姿の方が森を行くには便利だな~多少の岩や倒木など、ものともしないで進んでいけるし。


「さて、確か巣は……こっちの方だった……かな?」


 変身を終えると、(正確には変身を解いたのだが)私は森の中を再び奥へと向かって進んでいった。

 時折、砂糖蜂シュガービー切り裂きウサギ(カッティングバニー)が視界をよぎるが、私を見ると脱兎のごとく逃げていく。

 この森に居た頃は彼らとも死闘を繰り広げていたものだけど……うわ、懐かしいな。

 ……などと感慨にふけっていると、更に懐かしい物が目の前に現れた。


 蹴撃鳥キックバード毒芋虫ポイズンクロウラー


 前者は鶏サイズのダチョウといった外見で、後者は30センチくらいの巨大な芋虫である。

 どうやら蹴撃鳥キックバード毒芋虫ポイズンクロウラーを捕食しようと奮戦している最中……といったところですな。

 このレベルの魔物になると低級すぎて、私の危険度も感じ取れないらしい。

 かなり近くまで近付いても、こちらに気付かないようだ。

 それならば、と、しゅるっと指先から糸を出して両者をまとめて絡め取る。

 かつてはこの二つが私の生命線だったのだ。


 ぱくん。むしゃむしゃ。


 おやつ代わりに久しぶりに口に運んでみる。

 うむ……今改めて食べてみると余り美味い物とも思えませんね。

 調理済みの食べ物に慣れてしまったからなぁ。

 でも、蹴撃鳥キックバードは調理法によっては美味いかもしれん。親子丼とか。

 森を進みつつ進路上にいた蹴撃鳥キックバードを数羽ゲット。

 簡単にシメた後、糸でパッケージングして圧縮袋に入れる。

 他にも服飾素材になりそうな植物や果物なんかを採取しつつ、30分ほど進んだ先に見えてきたのは……。

 言ってみれば糸で出来た巨大なお皿。

 それが巨木の枝を使って空中にしつらえられている。

 それが、かつて私が住んでいたアルケニー達の巣なのであった。


「早いな……こんなに近くだったっけ……ああ、私の移動速度が上がっているのか」


 何しろ当時とはレベルも能力値も桁違いですからね。

 当時は成長しきってない――未成熟体のアルケニーである姉達にさえ良い様に遊ばれていたからなぁ。

 その姉達も今や一人前のアルケニーとなっているであろう。

 報酬次第ではアルケニーシルクを作るのを手伝ってくれるはずだ。

 私は意を決して足を巣に向けたのだった。


          ※


 私は樹上の巣に登り切ると、枝の影からこっそりと顔を出す。

 ひのふのみのよと……うん、お母様にお姉様達……ちょうど全員そろっているみたいだ。

 うう……しかし出て行きづらいなぁ。

 身の安全の為だったとはいえ、いわば家出した娘が帰ってきた様なものですからね。

 ええい、女は度胸っ!

 こちとら前世合わせればアラサーだ!


「あの……あ、ただいま……」


 意を決して枝の影から体を半分ほど出し、声を掛ける。

 その声に反応してこちらを振り向くアルケニー達。

 と、一斉にアルケニー達は驚愕の表情で固まってしまった。

 シーン

 そのまま数秒、巣の中は静寂で満たされる。


 そう、実際はほんの数秒だったのだ。だが私は、その数秒間がとてつもなく長く感じた。

 そして、やはり招かれざる客なのか、とひるんだ時。


「「「「しおりたんきたぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!??」」」」

「やーーーーうそっ! 本物っ!? 全然成長してないわぁ! 可愛いぃぃぃぃぃぃっ!!」

「ぺろぺろして良い!? いいよねっ!?」

「くんかくんか……はぁぁぁぁぁぁ……シオリたんスメルぅぅぅぅ効くぅ……」

「やーん、なんか強くなってるぅ……これじゃ食べられないわぁ……」

「そうね、仕方ないわね……ということで」

「「「「「食べて良いのよ(性的な意味で)♪」」」」」


 大きな歓声と共にあっという間にアルケニー達に取り囲まれる。

 ……あ、あれ!? 

 なんか意外な反応……と言うかなんだその反応!?

 私は力量的には姉達に危険を感じるはずは無いんだけど……なんか別の危機を感じる! 

 頬を染めてしなを作りながらにじり寄る姉達。

 それに合わせて私も思わずじりじりと下がってしまう。


「娘達よ! 落ち着くのだ!」


 そんなカオスな状況を制したのは、一回り大きなアルケニーの発した凛とした声だった。

 うん、間違いない。この声は……


「我が娘の1人たるシオリよ。良く帰ってきたな」

「ご無沙汰しています。お母様」


 この世界ファリーアスでの実母であるマザー・アルケニーである。

 長い銀髪に妖艶な美貌、Gは優にあろうと思われる二つの果実。

 姉妹達に比べても一ランク上の貫禄があった。


「うむ。見ればだいぶ力を付けた様子じゃな。そなたの気配で森が騒いでおった」

「……恐れ入ります……実は……勝手に巣を出た身で舞い戻りましたのはお願いが」

「ふむ。言うてみい。魔獣たる我らにとっては強さがすべてじゃ。よほどのことで無い限り協力しよう」

「はい、実は私は街で洋裁店を営んでいるのですが……大量のアルケニーシルクの注文が入り……ご協力願えないか、と」

「アルケニーシルク、とな?」

「ああ、私達の糸で作られた布などを人の世界ではそう呼ぶのです」

「なに? 我らの糸で布を? ……そう言えばそなたが着ている服……」

「はい、これも私が紡いだ糸で作った物です。意外と丈夫で重宝しておりますよ」

「うむぅ……これは確かに……だが、これはそれだけでは無いな?」


 たらり、と冷や汗を流すお母様。

 うむ、確かにこの服は素のアルケニーシルクに色々と加工を施した特別製だ。


「流石です。これは私が織りましたアルケニーシルクの布に、光属性の真竜の鱗から精製した染料を使って染め、更に複数の付与エンチャントを施しておりまして……」

「し、真竜!?」

「オマケに胸の花模様のワンポイントはレミーアの尾羽を加工して作ってあります」

「神鳥……レミーア、とな……まさかそれらはシオリが自分で狩ったのではあるまいな?」

「いえ、自分で狩りましたよ? こんな素材、買い求めたらとてもじゃありませんが普段使いの服になんて出来ないです」


 かくん、と顎を落とし、驚愕の表情で固まるお母様達(アルケニー一家)


「強くなっているのは感じていたが、そこまでとはの……」

「これもお母様から受け継いだ『捕食』スキルのおかげです」

「うむぅ……いや、しかし如何に捕食スキルがあるというても、尋常では無いの」


 あれ? そうなのか?

 いや、確かにこのスキル、強力だなとは思っていたんだけど。

 一種族が無条件に持っているスキルとしては異常すぎるよね。

 よくよくお母様に聞いてみると、普通のアルケニーが持っている『捕食』は、自分で捕らえた(・・・・・・・)獲物を全て食べ尽くして1割程度の確率で対象のスキル及び能力の数%を獲得する物、らしい。


 あれ?


 私が持っている『捕食』は自分が捕らえた獲物じゃ無くても良いし、その肉体の一部でも食べればほぼ間違いなく何らかの能力を吸収することが出来る。

 じゃなければフォーレン家でご馳走になった食事でパワーアップする訳無いしね。

 うーむ、どうやら私の『捕食』は普通では無かったらしい。

 御多分に洩れず、私にも転生チートという物が備わっていた、という事なんだろうなぁ。

 いや、しかし……これは困ったな。

 ミドルドラゴンのロースとか、鬼熊オーガベアきもとか報酬に持って来たんだけど、こうなると報酬としての価値がいちじるしく下がってしまう。


「ふむ? どうしたシオリ? 浮かぬ顔をして」

「あ、はい……お姉様方にお頼みするにしても報酬をどうしようかと悩んでおりました」

「ふむ、そうじゃの、労働には対価が必要じゃというのは理じゃの……んっんっ……ところでシオリよ」

「はい?」

「……我もな、一枚そのようなきらびやかな服を纏ってみたいと、常々思っておった」


 こちらを見つめるお母様の目はなにやら期待に輝いている。

 うーむ、基本、アルケニーは裸がデフォルトで当然なのかと思っていたが、女性型の魔獣だけあって、やはり美しい服とかにも興味があるのか。


「……分かりました。商品の納品期限が迫っていますので、納品後で良ければお母様用に1着お作りしますよ?」

「うむっ、そうか悪いの、催促した様でな」


 喜色満面のお母様。そんなに欲しかったのか。

 ……さて、兎にも角にもこれでお母様の協力は取り付けた訳だが、後はお姉様方の……


「あのね、シオリ」


 とんとん、と肩を叩かれ振り向くと、一列に並んだお姉様方が。


「報酬、くれるんだよね?」

「は、はい。無理な物でなければ……お母様の様に何か服をお作りしましょうか?」

「ううん、それはいいの。それよりもね……ハグ、して欲しいな?」

「え?」

「せっかく久しぶりの再会なのよ? 姉妹の親睦を深めたいじゃない?」


 きゃ、と両手で赤くなった頬を挟み、くねくねとシナを作るお姉様。

 ……姉妹の親睦、なのよね?


「あ、じゃあアタシは親愛のキスぅ~」

「私は添い寝で……」

「むしろディープな方のキスで!」

「……フルコースでお願いします」

「おねーさまと愛欲の果てに○○で○○な世界に……くふふふふ」


 うわーーーーーんっ!

 思いっきり親愛と違ったぁぁぁぁぁっ!!!


「「「「これは正当な報酬ですから!」」」」


 見事にハモって力説してくるお姉様方。

 いや、そんな報酬認めませんからっっっ!!


          ※


 一週間後


 何とか私は必要数のエアークッションを確保して、納品にこぎ着けた。

 げっそりとやつれた風な私を心配して、アルロン商業組合トレーダーズギルド長とガーランド大隊長、それに馬具ギルドのドワーフっぽい人(後で聞いたら馬具ギルド長だったらしい)が、心配して今後は無理な注文はしないことを約束してくれた。


 うん。

 まあね……何とか操だけは守り抜きましたよ。

 ほっぺにチューと、抱きしめられて添い寝、あたりで勘弁して貰いました。

 それでも隙あらば一線を越えようとする姉達から身を守る為に、ここ一週間一睡もしてなかったり。

 そりゃやつれもします。

 やっぱり最初のイヤな予感はあっていたんだ。

 やっぱりあそこは鬼門なんだ。


 私はお母様に報酬の服を渡したら、もう二度と近寄らないようにしよう、と堅く決意したのだった。






 ……ちなみに、漆黒のドレスを着た不滅のアルケニー、「女王クィーン」と呼ばれる存在が人々の噂に上るのはもう少し後のことである。

 



以下恒例の制作物ステータス。

最後にシオリがお母さんに送ったドレスですね。

――――――――――――――――――――――――――――――


女王の黒(クィーン・ブラック)

 防御+75

 魔法防御+35

 闇耐性+40%

 基礎ステータスに魅力+1

 着用すると漆黒のオーラが立ち上る。

 毎分最大HPの5%が回復する。(戦闘時限定)

 毎分最大MPの2%が回復する。(戦闘時限定)


 変形機能を持ち、人型、蜘蛛型、どちらでも着用できる。

 闇属性の真竜の鱗を染料にした漆黒のドレス。

 背中は大きく開いており、胸元には星屑の真珠(スターライトパール)を贅沢に散りばめ、マザーアルケニーの妖艶な魅力をより際立たせている。


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