表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
バベル大陸  作者: nekorovin2501


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

1/7

世界観プロローグ

ここは「バベル大陸」。

古の時代、神々が種族ごとに全く異なる言語を与えたため、種族同士の完全な意思疎通は不可能となった世界。

人間の言葉は、エルフにはただの美しい音楽に聞こえる。

エルフの歌は、獣人には意味不明な旋律にしか響かない。

獣人の咆哮は、人間には威嚇の唸り声にしか感じられない。

ドワーフは音ではなく振動で語り、神々は人間に発音すら許さぬ「神聖語」を操る。

共通語は存在しない。

交易はジェスチャーと物々交換で成り立ち、誤解は日常茶飯事。

教会は神聖語の聖典を独自に解釈し、信仰を強いるが、その解釈が正しいかどうかは誰も証明できない。

そして魔法は、まさに「言葉の力」そのもの。

母語でしか正しく詠唱できず、他種族の魔法を学ぶことはほぼ不可能。

人間の論理的な呪文、エルフの歌魔法、獣人の咆哮強化、ドワーフの振動鍛冶──それぞれが独自の文化と歴史を宿している。

そんな世界に、現代日本から転生した一人の青年が降り立つ。

彼は女神から「言語理解の欠片」を授かり、感情や意図だけは伝わるようになった。

しかし、完全な言葉はまだ遠い。

彼はジェスチャーと絵と根気で、種族の壁を越えようとする。

誤解から生まれる笑いと涙、戦争寸前の危機、信仰の対立。

そして、誰もが恐れる「魔王」の正体に迫る中で、彼は気づく──

この世界の本当の敵は、魔物でも神でもなく、

「言葉が通じないこと」そのものかもしれない、と。

──これは、言葉を繋ぐことで世界を変えようとする、

一人の通訳者の物語。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ