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⑸『スタンスオブディレイド』
⑸『スタンスオブディレイド』
㈠
異能的、進路開眼による、スタンスオブディレイドは、いつしか、上方の闇に葬り出されることとなったのだろうか。神が言っている、とすれば、この聞こえて来る声の様な声も、神の声なのだろうから、一応は従うことにする、ということに、結句、終着する。
㈡
何が何で、何が何だ、という規定文句から、ずっとはずれた遠い場所に、我々の我々が、遠くから呼んでいる。俺は俺か、果たしてそうだろうか、ディレイドは始まっているし、直立不動に、お前と言う俺が、選択肢を選んだということなのだろうから。
㈢
めっきり減った、言語体制も、述懐する中で、様々に変容し、時は定位に満ちるのである。不完全など捨ててしまえ、不完全を捨てたからと言って、完全が無くなる訳じゃない、ディレイドするのだから、完全を捨てたら、不完全に戻るだろうから、と言うことになる、ちょっと、意味不明か。