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⑶『スタンスオブディレイド』

⑶『スタンスオブディレイド』



何かの剽窃をしたならば、自ずと、その罪は跳ね返ってくるだろうから、俺は俺の知る限りの言葉を、明瞭に伝えることに終始したい。すると、突然の雷雨によって、自己が街を動いている時など、傘やカッパが無いことに、焦燥を覚える様な、不確か、に放り投げだされる。



突然の、記憶というものが、どこまで力を持つかは、分からないのである。ならば、傘を借りねばならない、カッパを必要とせねばならない。ディレイドした俺は、小説とともに、或る種の地獄へと、行脚することになりかねない。



ゆっくりしたら、そう言われるまで、俺は走り続けるだろうが、一生言われないかもしれない、ゆっくりしたら、を、待ちぼうけするのである。ディレイドしてしまう俺は、どこに叫ぶこともなく、憂鬱に誘われて、地獄へと誘われる訳なんだ。

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