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⒇『スタンスオブディレイド』

⒇『スタンスオブディレイド』



スタンスオブディレイドが、どの様に小説に機能したかは、俺は知らない。しかし、スタンスオブディレイドがあっての、生じた小説だ、とは断言出来る。俺の側には、いつも、ディレイドが必要だったのだ、と言う訳なのである。



芸術と言うものの位置づけを、崇高なものとするか、娯楽のものだとするいかは、人それぞれ考えがあって、適切だろう。俺自身も、異論はない。ただ、人それぞれに、執筆契機となるスタンスはあるはずだ。俺の場合は、それがディレイドしているということに、終始するだろう。



いつにも増して赤い夕焼けに、スタンスオブディレイドは、風景ではなく言葉を見ている。眼前に表記される言葉をかき集めては、文章にして、小説へと具現する。どれだけ、赤い夕焼けが俺を否定しても、俺は、スタンスオブディレイドを崩さないだろう、他がためではなく、我がために。

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