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⒄『スタンスオブディレイド』

⒄『スタンスオブディレイド』



イカれた作法、そんな言葉が良く似合う、大馬鹿ものの俺だったとしても、小説を書くことに、何ら苦痛はないと、神に誓うだろう。歓喜の中、俺はしかし、萎縮しながら、そびえたつ城としての、摩天楼に、怯え切っていたのだった。



しかし、それはどうやら、錯覚だった様だ。というのも、訳の分からない書物などを読んでいると、途端に仰天してしまうほどの、所謂、ディレイドが、波動していなかったからである。何、ディレイドすれば、摩天楼にもい怯えまい、確信足る確証である。



頭痛が、頭痛が、そう言うんだ。パロディなんだ、何かしらの。倦怠感も相まって、俺は地上に叩き付けられたかのように、読書しながら、ラーメンを食べていた。無論、何味だ、ということは、然程問題はないだろう、問題は、その刹那にも、ディレイドしていたか、ということなのだ。

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