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⒂『スタンスオブディレイド』

⒂『スタンスオブディレイド』



とめどない、透明な岸壁が、未来への証左だろうか。またしても、俺は俺の状態から抜け出せず、世界に対峙しながらにして、ディレイドしていくのだろうか。もう本当に、心底、分からないことが、分からないという、厄介な異常状態だ。



有るには有る、逃げ道や抜け道、しかし、選択しようとすると、途端に眼前の幸福は消失し、絶望の雨が。、降ってくるのだから、致し方ない。せめてもの報いとして、俺は意識的にディレイドするんだ、我々のために、我々がために、本当にそうだろうか。



考えすぎじゃないか、と思う時もある。もう、絶体絶命と言う言葉が去来する反面、息を封じて、呼吸困難状態に陥り、そこから抜け出す様な、所謂一つの、狂い、を成就させんがための、勘違いの様な神の通告じゃないか。そう思うと、少し気が楽になって、また、俺は、ディレイドする。

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