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⒁『スタンスオブディレイド』

⒁『スタンスオブディレイド』



意見を量産する、我々の我々、我々はどこまで行っても、我々なのであるが、それは、我々が我々であるがために、日々生命を維持しているという一つの上質な意思に意味があるだろう。ディレイドしても、その先の意味までは、ディレイドしまい。



細々と路上を抜け出て、或る一定の場所という場所に行き着く、これは上等な手段であろう。いつにも増して、熱気があるなら、そこに自分はディレイドしていたい。半分の楽しみと半分の苦痛、いっそ、それくらいが、適切なのだ。



だから俺は、ディレイドするんだ。新しい観念を得て、小説を執筆するために、ディレイドする。間違ってはいまい、と神が呟いた様だから、俺は俺の正当性を振りかざす。しかし、何とも言えない、後味の悪さなども、神は直視して、朗らかに取り除いてくれるだろう、俺がディレイドしているのだから。

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