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⑽『スタンスオブディレイド』

⑽『スタンスオブディレイド』



脳はひび割れそうに痛いし、眼球もひび割れそうに痛いし、精神もひび割れそうに痛いし、しかし、生きていかねばなるまい、生命って何だったっけ、と思う時、俺は太古の昔を遡っては、状況をその夢の中で、理解しようと努めるんだ。



地道を行く我々の祖先も後人も、その精神にも、喜びや悲しみがあったのんだろうが、死んでしまったもの、まだ生まれていないもの、に思いを馳せることは、困難であるからして、我々は今を生きるしかないという、イカれた論地に帰着するのである。



つまりは、ディレイドするのであって、困難や不幸というものが、如何に、斬新であるかは、生きていれば体感することが出来るだろうとは思うけれども、そうして何の意味があるか、それは、例えば小説家が小説を書くような、一見意味のないことに、意味の視座を据えることから、意味は派生していくだろう。

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