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第6話 バレンタインは近い

どんどん文字数が減ってるんですけど…少ないと思います。

「今日もありがとね!ハンバーグ美味しかったよ!」


「ああ。じゃあな。」


「うん!おやすみ!」


ご飯を食べてまた鈴音を送った。


ふう、じゃあ家帰ったらイベント収集しますかね。


そして帰ってきて早速起動した。


「さてさて、ランキングはどうなって…。」


おお、まさかの32位まで下がってる。まあ半日経ったしTOP 10は争いが酷いからな。ってちょっと待てよ…サヨリ2位とかどんだけ頑張ってるんだよ…。


えっと1位カカオ1102個、2位カカオ966個、3位950個。僕とのカカオの数かなり離れたなぁ。


あっそうだ。交換所見てこようかな。何があるか見たいし。


えーとここか。なになにカカオ1個でポーション類、10個でリボンやらのバレンタイン限定装飾品、50個でバレンタイン限定装備(剣とか)。あと1000個でメダルだ。


ちなみにメダルというのはあれだ、ガチャだ。1枚でガチャが一回引ける。結構良いものがあるけどそれはもう真っ黒の闇ガチャなもんで出ないことでないこと。一応10連でSR確定(最高レア)だけど10連貯めるのにどんだけかかることやら…メダル一枚10万Kなのよ。そんなに金ねえよ。そう考えるとカカオでメダル取るの良いかもな。


今の所持金は前の大会とPKやってるやつを倒した金とかで大体46万Kくらい。メダルも持ってて3枚ある。10連貯めるか…。うん、ガチャはロマンだもんな。


あと闇は髪の色が黒だけどなんか普通の黒とは違う(オーラみたいなの放ってる)のはガチャで(単発)当てたそうな。あれもSRだとよ。


言っておくがSRは1%あるかないかくらいなんだよ。SR以外は全部外れ。ポーションとか出たら絶望よ。ポーションとか10万Kあれば何個買えると思ってんの。カカオ計算で軽く1000個ですねわかります。


メダルは10レベルごとに1枚貰えるからすぐ引いちゃう人がほとんどだから。まあ闇みたいに強運の持ち主もいるけど。


「おーい、小雪。」


ん?この声は闇だな。あれだ、噂をすればってやつだ。


「なに?闇。」


「いや、居たから声かけただけ。暇だし。」


「あー闇はイベント出来ないもんね。」


「そうそう、見た目女の子だからできるかなって思ってモンスターに攻撃したけど弾かれた。」


「いや、見た目の問題じゃないでしょ。」


「まあそうだよね。」


「サヨリはなんか凄い勢いでカカオ手に入れてるけどあれどうやってんだろ。僕はモンスター1体見つけるのに結構時間かかったんだけど…。」


「さあわたしにもわからない。」


「小雪は今何位?トップ10にいないことは分かるけどそれ以上は見れないし。」


「えーと今、32位だね。」


「小雪にしては下の方だね。」


「ちょっとリアルの方で問題があってあまりログインできないのよ。」


「なる。」


「じゃ、トップ10には入れるように頑張るね。行ってくる。」


「いてらー。僕は適当にレベ上げしてるわー。」


じゃあ、またあの影の薄い森に行きますか。


「ーー・・・わお。」


「てい!そりゃ!とお!」


なんと先客がいました。あれは鈴音…リンか。


「うーん硬いなぁ。どうやったらこのチョコモンスター倒せるの?」


いや、僕の攻撃でも弾かれたのにリンの攻撃力じゃ無理でしょ。


このモンスター実は魔法防御力が0なので魔法でワンパンなのだがそれは小雪も知らない。小雪が物理攻撃で倒せるのはデタラメな攻撃力を持っているからである。


「うわ!攻撃してきた!結構ダメージ痛いなぁ。この!この!」


いや、攻撃効かないなら何か攻撃方法変えろよ…。本当に大会3位なのか心配になってきたぞ。


リンのHPを見ると残り3割ってところだ。あれ?これって結構やばいんじゃね?


て思ってる間に残り1割じゃねえか!回復ポーション持っとけよ!


ただ助けに行くとしてもリンクしないと攻撃入らないしなぁ。



「しょうがない、ミルクバレないように行くよ。」


「にゃー。」


「リンク 」


よし、ローブも羽織って耳隠し、尻尾も隠して、よし。


「え?」


小雪は全力の素早さでモンスターに近づき、爪でスパッと切る、そして気づかれないうちにすぐさま離れて草むらに隠れる。


「リンク解除。」


これ、バレてないよね。特に耳と尻尾。


「あのローブ、小雪さん?速すぎてよく見えなかったけど…。」


やっぱ正体はバレるよな。このローブ変えようかな。


一度帰ってローブ新調するか。


「ありがとー!小雪さんー!」


遠くからリンの声が聞こえたのであった。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「で、ローブが欲しい…と。」


「そう。」


僕は久しぶり?にりんごのとこまで来た。


「でもここまで有名になるとローブでは厳しいわね。」


「いや、もう正体とかはどうでも良いけど…まぁいいかな。りんごには見せても。大会出ないし。」


「何?私はすでにその猫でも驚いてるわけだけどさらに手品を披露してくれるの?」


「まぁそうだね。リンク 」


「ーー・・・は?!え?!」


そんな反応になるわな、僕でもなるわ。


「こんなわけだからこの耳と尻尾が隠せるやつならなんでもいいよ。」


「……ちょっと待って写真撮らせて。」


「いや、ゲームで写真は取れないからってなんでカメラあるのー!」


「いや、パシャ、だって、パシャ、可愛い、パシャ、わよ!パシャ。」


「やめてー!」


この後散々写真を撮られました。(そのあと写真一枚貰ったけど自分でもこれは可愛いと思うわ。)


「で、なんだっかしら?」


「だから、さっきの姿が隠せるものを欲しい。」


「なんか怒ってない?」


「いや、怒っていいなら怒るよ?」


本当に。


「まあいいわ、姿が隠せるものね。うーん思いつかないわね。やっぱローブのままでいいんじゃない?」


「やっぱり?ローブしか全身隠せるのこのゲームでないからなぁ。」


「この件は私が考えておくわ。そのかわり…。」


「報酬はさっき散々撮ったからいいでしょ。」


「…まあいいわ。それじゃ、私は考えるために1人になるわ。」


「私もカカオ回収行ってくる。」


「忘れてたけど小雪はチョコレート見つけ…「じゃね。」ちょっとー!」


お前にチョコレートは渡すものか!


また森にもどったけどリンは居なかったからカカオ集めまくった。9位に入れたから今日はログアウトした。次の日にはまた30位くらいまで落ちてるであろう。

バレンタイン限定…ゲームで良くありますよね。私は全部取る派です。

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