第24話 迷子とクラス替え
長らく投稿出来ずすいませんでした。かなり酷い病気にかかり何も出来ず、ゴールデンウィークにやっと完治しました。もうゴールデンウィーク終わりますけどね。
チリリリとスマホの目覚ましがなる。
ん…もう朝か…。今日は学校休みだがバイトだ。もう起きないと…
むにゅっ
「へ?」
僕はベットから起き上がろうとして左手に何か柔らかいものが当たった。僕は左を向くと…
「すぅ…すぅ…。」
そこには私服姿の鈴音が居た。
なんで鈴音がここに居る!不法侵入だよ!そして何故僕のベットの中に居る?
僕は鈴音を起こさないようにベットから降りた。
「もういいや…バイトいこ…。」
僕は考えるのを諦め、部屋を出た。
「結構柔らかかったな…。」
僕は左手に残る鈴音の胸の感触を感じた。
「母さんおはよう。」
「あら、勇?鈴音ちゃん居なかった?勇を起こしに来たと思ったんだけど。」
犯人は母さんか!
「僕の部屋で寝てる…。」
僕は朝ごはんのパンを食べながら服を着替えた。
「ああ、添い寝、なるほど鈴音ちゃんも積極的になったねぇ。」
「いや、添い寝って…。じゃ、僕バイト行くから。」
僕はバイト先のコンビニに向かった。
「いらっしゃいませー。」
「あいかわらず元気だねぇ。」
店でレジをしていたら後ろから声をかけられた。
「あっ店長!お疲れ様です。」
声をかけてきたのは茶髪の女性、店長だ。背も結構高くスタイルもいいのでモデルとか言われても信じてしまいそうになるがこのコンビニの店員だ。いつも思うが何故コンビニの店員なんてやってるんだろう。
「そろそろ時間でしょ。確か今日は午前終わりだったはずだよね。」
時計を見ると12時過ぎ、確かに終わりの時間が過ぎてる。
「はい、確かに時間ですがまだ大丈夫ですよ?」
「君が大丈夫でもこっちは少し問題があってね…働き過ぎはちょっといろいろとあるんだよ、今の世の中。」
あー確かに最近時間過ぎても働いてたからな。ほら、働けば働くほど金が貰えるのでね。
「わかりました。じゃあお疲れ様です。」
昼ご飯どうしようか、家帰ってもご飯はないから自分で作るのも面倒だし…適当に外食するか。
僕は近くのショッピングモールに来た。
さて、この時間だとめちゃくちゃ混んでるんだよなぁ。スマホの充電が持つ限り待てるけど。
「お母さん〜お母さん〜うぇ〜んぐすっ…。」
おう…明らかに迷子であろう少女がいる…。周りの大人たちは見て見ぬふりしている。え?これ僕が助けないとダメ?はっきり言ってなるべく関わりたくないんだけど。
「困っている人がいたら助けてあげなさい。」
え?母さん?なんか母さんの声が聞こえた気がするんだけど…気のせいだよね?・・・母さんの頼みならしょうがないか。
「あー君?どうしたの?」
「うぇ〜んお母さん〜。」
ダメだ…僕、こういう小さい子供の扱い苦手なんだよ…。
「ああ、もうこれやるから泣き止んでくれ!」
僕はコンビニで買ったプリンを渡す。このプリンは鈴音の機嫌取りだったんだけどなぁ。
「ふぇ?いい…の?ぐすっ…。」
泣き止んだ…ちょろい。でもこんだけちょろいと危なくないか?ある意味お菓子あげるから付いてきてみたいなもので悪いやつの例みたいなもんだぞ。
「ああ、あげるから、ほらお母さんを探しに行くよ。」
「うん。」
とりあえず迷子なんたらセンター的な場所に行くか。
「どういたしました?」
とりあえずなんたらセンターに着いた。
「あー迷子を見つけたので連れてきました。」
「その子ですね。了解しました。」
僕はこのなんたらセンターに預けてこの場を去ろうと思ったのだがこの子が僕の服を掴んで離さない。
「お兄ちゃんどこ行くの…?」
あっ…これここに居ないとダメなやつだ。
それからこの子の名前を聞いたりして迷子の呼び出し的な放送をしてくれた。この子の名前は小鳥遊 琴音というらしい。現在はプリンを食べている。
「琴音!」
多分お母さんらしき人が来たようだ。
「あっ!お母さん!」
琴音ちゃんはイスから降りてお母さんに抱きついた。
「琴音ちゃんのお母さんですね。無事に見つかって良かったです。」
と係員の人が言う。
「すいません。目を離した隙に居なくなってしまって…。ありがとうございます。」
「ええ、お礼ならあちらの人にしてください。琴音ちゃんをここに連れてきたり色々してくれたので。」
と僕の方を見る。
「ありがとうございます。」
「いえいえ、僕は特に何もしてないのでそんなお礼なんていいですよ。」
「お兄ちゃんありがとう!」
そんなこんなで結局ご飯を食べれず、僕は家に帰ってきた。
「あーやっと帰ってきた!」
まだいやがったか。
「帰ってきたじゃねぇよ!なんで居るんだよ!」
「うーん、朝から遊ぼうと思って勇の家に来たんだけどまだ勇寝てたから…一緒に寝ようと思って…。」
最後の方、声が小さくて聞こえなかったがまあ遊びたかったのだろう。
「あーそう?てか明日学校だろ?そろそろ帰らないとやばく無いか?」
「えーまだ遊んで無いし…。」
「分かったから、今度遊ぶから。」
「本当!約束だよ!じゃあね!」
と言い鈴音は家に帰っていった。
なんか今日は疲れたからゲームなしで寝るか…。
そして朝、
「勇、おはよう!」
「ああおはよう。」
流石に今日は朝起きたら鈴音が…なんてことはなく清々しい朝だった。
「そういえば今日からクラス替えだねー。」
「え?そうだっけ?」
やばっ忘れてた…小雪の件またバレないようにしないとなぁ。
「そうだよ!今日から高2だよ!」
と鈴音は胸を張って言う。
おー結構でかい?触った時から思ってたが。
「そろそろ学校着くぞ。」
「あっ!クラス表あるよ!」
靴箱前にでっかくクラス表があった。いや、これ見つけるの結構大変じゃね?
・・・
・・
・
全然見つからねぇな!何処にあるんだよ!てかもう自分の名前ないんじゃ無いかと思ってきた…なんか悲しくなるからやめよ…。
「勇の名前あったよ!ほらC組。」
鈴音が先に見つけてくれたようで。てかC組?さっき見た時なかった気がするんだけどなぁ。見過ごしてたか。
「あっ私もC組だ!やった!勇と同じだよ!」
と鈴音が抱きついてくる。柔らか…じゃない周りの人が見てるからやめろ!おい!今爆発しろって言った奴誰だ!
「ちょっ離れろ!教室行くぞ。」
僕はその場から離れるように教室に向かった。
「あっ勇もC組だったんだ。」
すでに教室には20人くらいはいて、その中に瑠衣がいた。
「えーと前と同じクラスなのは瑠衣だけか?」
「そうみたいだね。かなりバラバラにクラス編成したみたい。それより一緒に来た子は勇の彼女さん?」
「彼女じゃねぇよ。ただの幼馴染だ。」
「ふーん、そう。」
ちなみに鈴音は鈴音で同じクラスの女子たちと話をしている。
「ところでもうすぐ時間なんだがこれ席ってもしかして決まってない?」
「うん、自由。まだ僕も決めてないけど。」
なんと…自由だと…早くあそこの席取らなければ…。
僕は颯爽と窓側&角の席を取った。
よくまだこの席取られてなかったな。
「やっぱり勇はそこだと思ったよ。じゃあ僕はその前の席にしようかな。」
「みんな揃ってる?もうチャイム鳴るから座ってね。」
おそらく担任であろう先生が来たようだ。
「早速みんなのお楽しみのゲームに行きたいと思います。そこで今回は自由時間ではなく新入生と一緒にゲームのレクリエーションをします。」
これまためんどくさそうな事になったなぁ。新入生の中には初心者じゃない人もいるだろうに。
「ではみんなゲームを起動してください。」
先生がそういうとクラスのみんなは一斉に起動し始めた。
「じゃ、勇あっちでもよろしく。」
といい瑠衣も起動した。
「はぁ、しょうがない。瑠衣だけしか分からないし勇気の方で起動するか。瑠衣には説明しないとなぁ。」
そして僕も起動した。
急なクラス替えの事は気にしないでください。忘れてたんです。




