第20話 小雪vs闇 前半
遅くなってしまいすいません。
[開始]
「加速」
僕は闇の近づき左から刀を振りかざす。
「残念。見えてるんだよね。」
「まあ分かってたよ…。」
闇はこっちを向かず小手で防ぐ。
「まあいい作戦だと思うよ。」
と言い僕とは逆方向に蹴りを入れる。
「にゃ…。」
蹴りを入れた先はミルクがいた。ミルクはそのまま壁まで飛ばされた。
「…本当に闇はすごいね。どうして分かったの?」
「教えないのわかるくせに。」
さっきから両手で刀を闇の小手に押し当てているのに全然推し勝てない。闇は片手で僕は両手攻撃力の差か。
「ぐぬぬ…このままだと押し負ける…。」
僕は一度闇から距離をとった。
「にゃー…。」
ミルクは飛ばされたのにもかかわらずダメージはあまりうけてないようだ。うまく受け身でもとったのであろう。
「スノウ」
僕の周りに吹雪が発生、闇の目くらましだ。そのまま正面から攻撃。
「見えなくても変わらないよ。」
さっきと同じで小手で防がれた。なら…
「氷雪斬」
闇の足元が凍っていく…
「これもすでに対策済みだよ。」
闇の小手が形を変えて大盾になった途端氷が溶けていき周りの吹雪も止んだ。
「え?!」
それありかよ!どんなスキル持ってんだよ!
「にゃー!」
ミルクはすかさず攻撃、闇は大盾で防ごうとする…ところでミルクの姿が消えた。
「んー消えた…そこか。」
闇は少し考えたのち大盾が大鎌に変わる。そして闇は大鎌で背後を振りかざした。その先にはミルク
「にゃー!」
「げっ!」
ミルクは大鎌を避け闇に攻撃した。
「結構危なかったよ。」
「にゃ…。」
ミルクの攻撃は当たった、しかし闇のHPは1割減った程度いわゆるかすっただけ。攻撃を終えたミルクは闇の大鎌による攻撃を受けHPが1になった。そして僕の指輪に戻された。
「ありがとうミルク、やっと闇に攻撃を当てれた。」
「え?!・・・ぃっつ…」
闇は驚いただろうなんせ僕の刀が腹に突き刺さって貫通しているんだからそして相当痛いだろう。
ミルクの頑張りでやっと闇に攻撃を当てることができた。
「この!」
「よっと。」
闇が大鎌を僕に振りかざしてきたが刀から手を離し離れた。
「やっと闇の余裕がなくなってきたね。」
「くっ、、、はぁはぁ、痛…。」
闇は僕の刀を腹から抜き投げ捨てた。
「さすが小雪…やるね…。」
「まだまだ私はこれからだよ!」
闇のHPは残り6割くらい
僕は短剣を手に取り闇に近づいた。
闇の大鎌を短剣で受け止めてもう片方の短剣で攻撃する。
「ぅ…まだ…だよ!」
闇は僕の攻撃をぎりぎりで避けるそして僕の手を掴んだ。
「うぐっ…な!ちょっ…。」
闇の方が攻撃力が高く闇の手をほどけない。やばい手に力がはいらなくなってきた…。
カランカランッと短剣を落とした。そして大鎌も受け止めきれなくなってグサッと刺さる。
「ぐっ…。」
「この!」
すかさず僕は闇に蹴られ飛ばされた。
「げほっ痛って…。」
あの2発で8割近く削れたんだが?やべえ。
「え…?!」
僕は気づいてしまった、さっき闇を見たときはHP6割だったはずなのに今は8割近くはある。回復魔法か?いやそんなの使ってたらわかるなら自動HP回復か?どちらにせよ回復することがわかった以上なるべく長期戦は避けたい。
「形勢逆転かな?」
「はは…そうみたいだね…。」
うん?まてよ…なぜ闇は攻めない?今攻めたら確実に僕にダメージを与えられると思うんだか?今僕は短剣1本しか持ってないし。もしかして闇は攻めれない?
その考えを信じ回復することにした。
「ヒール」
「へぇ、小雪ヒール持ってたんだ。」
やっぱり攻めてこない、普通は回復魔法使われたら止めようとするはず。僕のヒールはレベルが低いから全回復するまで時間がかかる。
「こっち来ないの?」
と僕は言ってみた。
「小雪が回復したところで僕が勝つからね。」
やっぱり闇はその場から動いてこない。じわじわと僕のHPが回復していく。闇のHPはさっきとなんら変わりはない。自動HP回復ではない?じゃあどうして回復した?
「じゃあ遠慮なく回復しちゃうよ。」
「・・・」
よく見ると闇の足が動きたそうにしているのがわかる。やっぱり回復されるのはやだそうだな。あの未来予知的行動と何か関係があるのかもしれない。それが最初からわかってたら刀を突き刺すんじゃなくて闇を投げ飛ばして動かせばよかった…。
「いいの?どんどん回復してるよ?」
「いいよ。どんどん回復しちゃって。」
ちっ挑発には乗らないか。
ただこの試合長引かないようにいつも通りだが制限時間がある。このままだと総ダメージ量で負けそうだ。結局はこっちから向かっていかないと負ける。
「よし、じゃあまた行くよ!」
「もう攻撃は当たらないからね。」
全回復し、闇に近づいた。
ガキンっと大鎌と短剣がぶつかる。
「よく僕の大鎌をこれだけ食らってるのにその短剣耐えられるね。」
「まあね。」
耐久値∞なんで壊れないんだよ。
「その攻撃は分かってた。」
「え?あっ…。」
僕の渾身の蹴りを闇は避けて僕の足を掴んだ。足を掴まれては身体のバランスを取ることも出来ず倒れる。
「・・・!」
何か寒気がしてとっさに頭を横へ向ける。
「おーよく避けたね。当たってたら即死だよ。」
僕の真横に闇の大鎌が地面に刺さった。
僕は両手で思いっきり自分の身体を押し上げ闇の捕縛から逃れる。
「はぁはぁ。やっぱ容易に攻撃はできないね…。」
「さっきみたいな油断がなければ僕にダメージを与えることは出来ないよ?」
これはやばいな、そろそろMPも無くなるし回復もできなくなる。おそらく今回復している分で終わりだ。制限時間はあと30分くらい。まじで負けるかもしれない。
とりあえず闇の謎スキルで分かっているのがその場からほとんど動けないくらいなんだよなぁ。うーん・・・・
その時僕に一つの通知が来る。その通知に僕は少しにやけてしまった。
「何かいい作戦でも思いついたのかな。笑ってるよ。」
と闇が言ってくる。
「うん、これで本気が出せるかな。ミルク出てきて。」
その通知とはミルクの全回復、そしてミルクの復活によりリンクが使用可能となった。
「にゃー!」
「ん?ミルクが復活したの?でもそれだけならさっきと同じだよ?」
「リンク」
ミルクがまた消え、小雪が姿を変えた。
「え?え?」
その見た目はなんとも闇にとっては見たこともない姿。
「さあ、これからが本番だよ!」
猫耳をピクピク動かし、しっぽを振る小雪の姿だった。
さすがに決勝くらいは2話に分けようかなぁって思って分けました。次回はなるべく早く出せるようにしたいですね。




