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第13話 かなり早いホワイトデー

比較的早く出せました。文字数はあまり多くないですが切りがいいのでね。

試合開始


うん、まず小雪と違って背が高いから見える世界が違うなぁ。


「あーなんて言えばいいんですか?」


そういやこの人の名前知らん。


「豪だ。敬語はいらん。君は?」


敬語嫌いな人だったか。それともゲームだからかな。


「勇だ。剣はあまり使わないから負けるかもしれないが鈴音にいわれちゃ勝たないとな。」


「俺も仕事なんでね。手加減して10万上げるのは俺も怒られるんだ。慣れてないところすまんが負けてくれ。」


と言い豪はこちらに向かってきた。


「僕も10万欲しいんでね。」


相手から攻撃を仕掛けたところをこちらが防いでバランスを崩すふりをして逆に攻撃するのは目に見えてる。現に防ぎやすそうな攻撃だ。じゃあその手に乗ってやろうじゃないか。


「な?!」


僕は相手の攻撃を防ぐ…と見せかけてギリギリのところで身体を逸らしあと数センチで当たりそうなくらいな避け方をし、僕得意のカウンターをした。


「んー流石に攻撃力なさすぎたか。」


結構クリームヒットしたと思うんだけどな。2割程度しか減ってない。鈴音の攻撃の方がダメージ入ってたぞ?


「これは驚いた。俺の得意技を利用されるとは。」


「あれだけ見ればわかるよっと。」


次はこちらから相手の胴を突き刺すように攻撃した。


「やはり剣は慣れてないようだな。」


剣の背部分で防がれた。まああの攻撃が当たるわけがないんだが。


「長引くと後ろの客がうるさいからな。そろそろ決めさせてもらうぜ。スパークバレット」


スパークバレットか。確か8連撃のかなり強力なスキルだったはず。でも終わった後の硬直が長かったはず。なら全部避ける。


「1」


左なぎ払い


「2」


上振り下げ


「3」


右斜め振り上げ


「4」


右なぎ払い


「5」


胴突き刺し


「6」


左斜め振り下げ


「7」


振り上げ


「8」


振り下げ


「やるな。全部避けるとは。これを避けた奴はお前が初めてだ。」


「避けた事あるんでね。じゃあ、お疲れ様。」


硬直で動けないはずだ。いける。


「俺がこれも計算通りだとしたら?ブレイブソード」


「え?は?!」


やばいやばい、この至近距離の攻撃でかつ不意打ちは避けられん。防ぐこともできない。硬直は?え?このスキルは溜めが長いぞ?どうしてだ?


「すまんな。」


豪の攻撃が勇に当たった。勇のHPは…数ミリ残った。


「やっぱこのスキルは便利だな。闇に感謝。そして今度こそお疲れ様。」


僕は驚いて隙がありまくりの豪に攻撃、HPを削りきった。


スキルは取らないといったな?あれは嘘だ。闇のスキル不滅前から便利だなと思ってたんでね保険として取っといたんだ。だから攻撃力ゴミだったんだが。


「やったー!やっぱり勇はすごい!」


「10万ゲット。」


現実に戻ってきて10万を貰った。


「最後のスキルは不滅か。あのPSだったらスキルなしのステータス重視だろうと思ってスキルの事考えてなかった俺のミスだな。」


「そんなことより硬直削減、溜め短縮のスキルは確かガチャ限だろ?どういうことだ?たとえあったとしてもポイントが確実に足りんだろ。防御力や攻撃力も見たところ高かったしあの高さであのスキルの多さはちょっとずるいだろ。」


「ああ、実はな…。」


ほかの客には聞こえない小ささで僕にだけ話した。


「俺だけガチャ限ありのスキル構成でかつポイント高いんだわ。」


「なにそれある意味チートじゃねぇか。」


「しょうがないだろ、仕事なんだから。」


「じゃ、鈴音が待ってるし行くわ、また戦えたら戦おうな。意外と楽しかったし。」


「俺のゲーム名も豪だから見つけたら声かけてな。俺も仕事に戻るわ。」


豪か、聞いたことない名前だよな。ゲームで。ランカーじゃないのかあの強さで。たしかにさっきの戦い方はガチャ限スキルないと出来ないか。


「鈴音、おまたせ。」


「次はどこ行く?」


鈴音のやつなんかさっきよりご機嫌だよな。


「鈴音なんかいいことあった?」


「勇が仇うってくれたからそりゃもう嬉しい!」


大げさだなぁ。でも褒めてくれるのは悪い気分ではない。


「鈴音も戦い頑張ってたし鈴音の好きなもの買ってやるよ。ただし一つだけな。」


10万貰ったしな。何個も買われてはたまったもんじゃないので一つだけと言っといた。


「やったー!」


だからうるさいっての。ほらまた周りの人がこっち見てるじゃん!


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「勇、ありがと!」


「おう、でも本当にあんなので良かったのか?」


「うん!」


鈴音はものではなく食べ物を選んだ。パフェだ。てっきり諭吉一、二枚くらいのものでも買うと思ったんだけどな。安上がりなやつ。


「ちょっとお母さんにお土産買いたいからあのお店見てくる。」


と言って鈴音は店に入っていった。僕も何かお土産買おうかな…ん?


僕は花の形をした銀色の髪飾りが目に入った。


鈴音が喜びそうなやつだな。そういえばあのチョコのお返しもしてないよな。ちょっと早いがホワイトデーって事で買ってくか。な!これ諭吉2枚もすんの?!よく見たらなんか高そうな宝石みたいなのついてるな…でもいいか。あのチョコ嬉しかったし。鈴音がパフェだったおかげでまだまだ金はある。買うか。


「あっいた。なに買ったの?」


買い終わって外に出たら鈴音がいた。


「家族へのお土産。」


「そうなんだ。」


買ったものまでは見てないらしい。良かった。


帰り、鈴音の家前まできた。


「じゃあね!また明日学校で!」


「鈴音ちょっとまて、これ。」


僕はさっき買ったものを取り出した。


「え?これは?」


綺麗にラッピングしてもらったからな。何かわからないか。


「ほら、少し前にチョコもらっただろ?かなり早いがホワイトデーって事でお返し。」


鈴音はラッピングされた箱を受け取った。なんかこれかなり恥ずかしいな。


「・・・開けていい?」


「おう。」


鈴音はラッピングを解いて箱を開けた。中には綺麗な銀色の髪飾りが入っていた。


「綺麗…これ高かったでしょ、本当にいいの?」


「鈴音に似合いそうだと思ってな。」


「ありがとう…大切にする!」


鈴音は大事そうに髪飾りを手で握りしめる。


「じゃあな。また学校で。」


「うん!」


こうして僕は家に帰った。

皆さんはホワイトデーのお返しをしたことありますか?え?私?まずリアルでもらった事ないんで。

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