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第12話 遊園地デート

なんとか1週間以内に出せました。

「なあ、今日も来るとは聞いていないんだけど?」


「えへへー来ちゃった。」


こやつバレンタイン以来めちゃめちゃ積極的だよな?


「あら、鈴音ちゃん?久しぶり。」


母さんのご登場である。


「あっ!勇のお母さん、帰っていたんですね!お久しぶりです。」


「今日は勇と遊びに?」


おいおいなんか僕を置いて話が進んでるぞ…。


「はい、お母さんに昨日遊園地のペアチケットをもらったので勇を誘おうと思って…。」


「どうぞ勇を連れてって!」


いや、なんか僕行くことになってんのね。


「いや、僕行くとは…。」


「だめ?」


「勇?」


う、この威圧と上目遣いのダブル攻撃は…


「はい、行きます。」


「やった!」


「にゃー?」


ミルクー助けてー。


「ミルクちゃんはお留守番ね。」


ああ、ミルクが連れていかれた…。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


どうしてこうなった?


「勇!あのジェットコースター面白そう!行こう!」


鈴音がさっきからずっと僕の腕を組んで来るんだよ。頑なに離れようとしないし離れようとすると泣きそうな顔になる。僕にどうしろと?


で、ジェットコースターは乗ったのだが鈴音のやつさっきから絶対あのお化け屋敷避けてやがる。


「鈴音、僕も行きたいところがあるんだけど。」


「良いよ!どこ?」


「あれ。」


僕は例のお化け屋敷を指差した。


「え…えーとあのメリーゴーランドかなー。」


うわ、鈴音のやつ隣の乗り物でシラを切る気か!


「違う違う、その隣だ。」


「・・・」


そんな泣きそうな顔してもだめです。


「さて、行こうか。」


「引っ張らないでー。」


周りがこちらを見ていて恥ずかしいのであまり大きな声を出さないで欲しいのだが。


「おーこれはなかなか良い。」


外見から良さそうな感じが漂っている。実は僕お化け屋敷好きなんだよね。ゲームの影響で音、光の反射とかでどこでお化けが出るかなんとなくわかるからその予想するのとても楽しい。え?楽しみ方が違うって?楽しみ方は人それぞれだよ?


「ねえ、本当に入るの?」


「おう!」


入ると長い通路があった。


「うぅぅ…。」


いやほんと怖がりだなぁ。てか僕の腕にしがみついていて少し、いやかなり動きにくいんだが?


「なるほど。」


「暗いよー。」


長い通路にお化けは多分いないな。突き当たりの窓の後ろが怪しい。


「歩くの早いよー…。」


「いや、鈴音が遅すぎるんだよ。」


通路にも怪しそうな穴とかあるけど多分ブラフだろな。


そろそろ突き当たりだしくるかな?


「全然お化け出ないね。」


鈴音が少し気を緩んだよ?おい油断しすぎでは?


「多分そこから出るから気をつけろよ?」


「え?きゃー!」


ほら言ったのに。それにしても予想通りだったな。てかしがみつくのやめて。鈴音は気づいてないけどお化けもなんかスカッとした顔してるし。


「実に良かった。」


「うぅ…よくないよー。」


お化け屋敷も終わり出口から出だのだが、鈴音はダウンしてしまった。


「勇も私がお化け屋敷嫌いなの知ってるでしょ!」


「昔からだもんな。」


「うぅ…。じゃあ次あそこ行こ。」


鈴音が指差した場所は…


field of fantasy特設コーナー


おい、なんでこんなとこまでゲームあるんだよ!やけに人が並んでるから何やってんだろと思ったらゲームかよ。


「結構並んでるぞ?」


「お化け屋敷より全然マシ。」


「お、おう。」


確か特設コーナーはアカウント関係なしにプレイできたはずだから小雪になることは無い。初期設定の見た目は現実と同じだ。


なになに説明が書いてあるな。チャンピオンに勝ったら10万…だと…食費が浮くな。よし、勝とう。


ステータスいじる時間は3分、練習無しのぶっつけ本番か、まあこの人数ならしょうがないか。いちいち練習させてたら全然回らないもんな。


「よし、私が勝って勇に良いところ見せちゃうもんね!」


「僕も10万は欲しいな。」


チャンピオンの戦い方でも見るか。ほう、基本をしっかりと抑えているな。魔法使いは距離を詰めて隙を与えない。剣士相手はわざと隙を見せて逆に隙を突くような立ち回りをしている。かなりの上級者だな。鈴音も勝てないんじゃないか?


なんとなくだが相手の戦い方はわかった。次は僕のステータスについて考えよう。


スキルはいらんな。ポイントが少ないからステータスに回そう。なるべく小雪と同じ素早さにしないと感覚が狂うよなぁ。素早さは70くらいかな。あとは攻撃力でいいか。武器は短剣…にしたいところだが片手剣、盾、杖、槍、斧、くらいしかないのよね。片手剣二刀流でいいか。いや、二刀流は動きにくくなりそうだしやめるか。


作戦としてはこちら側は隙を作らない。なんとなくだが相手は隙を突くことしかしてないと思う。なら作らなければいいじゃないかと。


などと考えてるうちに続々と並んでいる列が進んでいき鈴音の番になった。


「よーし、頑張るぞ!」


「まあ、勝てたらいいな。」


鈴音もステータスのことは考えていたのかすぐに試合が始まった。


「次は女の子か。俺にも休憩が欲しいぜ。」


などとチャンピオンが言った。そうかよく考えたら何試合もずっとぶっ続けでやってるもんな。そりゃ疲れるわ。


「お願いします!」


鈴音は片手剣のようだ。まあ、リンも片手剣だったしな。盾はつけないんだな。僕も避けるのに邪魔だからつけないけど。


「あまり女の子を切りたくはないものだ。」


と言い鈴音に向かって走り剣を振りかざした。


「ん、たあ!」


鈴音は相手の剣を自分の剣を滑らせるように外らせ相手のバランスを崩し攻撃した。


「お!なかなかやるな。初心者じゃないな?」


バランスを崩したにもかかわらずうまく鈴音の攻撃を防いだ。


「はい、一応。」


と言いさらに攻撃。


「おおっと残念、でもまだまだだな。」


鈴音の攻撃を避け、今度は鈴音がバランスを崩しそのまま攻撃。あの角度からの防御は無理だろう。


「くっ!大防御」


鈴音は防御系スキルを使って耐えた。鈴音のやつ以外と戦略立ててるんだな。


「スピードスピア 」


鈴音はそのまま次のスキルを使った。あれは早く攻撃が打てる代わりにあまり攻撃力がないスキルか。


流石のチャンピオンも避けることも防御も出来ず攻撃がヒットした。3割ほど削れた。


「痛いな。今日で1番ダメージ受けだぞ。」


まだチャンピオンは余裕そうだ。それに比べて鈴音は…。


「うぅ、もう手がない…。」


おいおい、手がなくても声に出したらダメだろ!何やってんだよ!


「こうなったら…。」


鈴音から相手に向かって走り剣で攻撃すると見せかけ、足を引っ掛けた。


「おっと。」


「いまだ!」


あーあ完全に鈴音負けだわ、あれチャンピオンお得意の隙を作ったと見せかけて逆に隙を突くやつだよ。足もわざと引っかかったんだよ。


「ブレイブソード」


「え!」


あーあのスキル溜めが長いけど攻撃力高いやつだ。溜めながら引っかかったのか。集中力切らさなければ溜めは続く仕様だったから引っかかってなお集中力を切らさなかったと。


スキル重視の鈴音が耐えられるわけもなくましてやさっき防御系スキルを使ったとはいえダメージを受けていたしで鈴音は負けた。


「負けちゃったよー!」


「お嬢ちゃん、いい線いってたけどなまだまだ中級者ってところだ。」


「勇ー仇うってー!」


おいおい、いつも思ってるけどそんな大声で言うなよ。チャンピオン相手に結構ダメージいれてた鈴音が目立たないわけないじゃないかその鈴音が僕を呼んだら人々の目線はどこ向くかわかるよな?はぁ。


「次はさっきのお嬢ちゃんの彼氏さんか?どうせ初心者じゃないんだろ?そろそろ連戦続きで疲れてるのによ…。」


なんか…その…すまん。

ちょっとずつですがブクマ、評価が増えていって嬉しい限りです。なるべく早く出しますので応援よろしくお願いします。

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