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新世界  作者: チヒーロ
3/5

拓巳

やっと、できました! 眠いです!

「久しぶりだな、新」


今、物語が動く!!!


俺たちは幼少から知り合いだった。

俺の兄さん、一条仁いちじょうひとしは拓巳の父の弟子であった。


その関係もあり、俺と拓巳も拓巳の父に稽古をつけてもらっていてけっこう充実した日々を過ごしていた。


たけど、事件は起きた

兄さんが行方不明になった事件の夜に拓巳の家族は殺された。


最初は、誰もが兄さんが関わっているのではないかと思われたが真犯人が見つかったことにより、事件はおさまった。


だけど、拓巳は家族を殺され、1人となった

葬式以来、拓巳には会えなかった。


だけど、今、こうしてまた会えた。


「拓巳、何でここにいるんだ?」


拓巳に問うと


拓巳は表情を変える


「悪いな、今は試験中だから俺は、行く」


「拓巳くーん」


七海が駆けつける


「七海か」


拓巳は何かの気配に気づく

近寄るなと七海に言う。


「増援か、 おそらく、数は6人」


6人の敵が姿を現す。

1人フード被った敵が近寄ってくる。


俺と拓巳は身構えるがその時!


炎が6人の敵を包む。


「何だ、この炎は?」

敵全員が、急に咳き込みながら倒れる。


「あの炎は?」

俺は驚くがどこか見たことある感じがした


そして、拓巳が気づく

「この炎は…つよしさんか」


「正解!!」


勢いよく老人が空中でクルクルと回りながら着地をしようとするが、壁に激突する。


場の空気が一瞬止まる…


新が手で顔を抑える

「じぃちゃん…」


老人が起き上がりよろめきながらこっちに来る。

「あっいてて、久しぶりじゃの~拓巳」


拓巳は急に膝をつき、頭をさげる

「剛さん、これで、俺もリバース軍に入れてもらえますか?」


新はそれに驚く


剛は真剣な表情になる

「まず、今回のミッションは終始見させてもらったが、わしらの軍のことは極秘事項だってことわかるか?」


拓巳は、悔しそうな表情を浮かべる


「新がいなかったら、七海ちゃんも危険になっていたであろう」


「ちょっと待てよ、じぃちゃん、リバース軍って何だよ?

じぃちゃんは、普通の会社員のはずじゃ!?」


剛は呆れた顔で言う

「何を言う、こっちが本業であろう」


新は呆気に取られる。


「ここで話をするのはあれじゃから道場に行くぞ」


場所は変わり、立派な木々が並んだ中にある道場へ


「拓巳、これを着なさい」


「これは?」


「着れば分かる」


拓巳とじぃちゃんが中に入り、外で少し待っていろと言われ、俺と七海は外で待っている


「久しぶりだね、新の家の道場に来るのわ」

七海は嬉しそうに言う。


「何、喜んでいるんだよ?」

新は、少し不満そうに言うと


「だって、また3人で揃えるとは思わなかったもん」


確かに拓巳が帰ってきたのは嬉しいが、俺は若干胸騒ぎがしていた。


そこへ剛が現れ、リビングに入ると


「七海ちゃんは、そこで座ってまっていなさい」


「え、何で??」


「おそらく、じぃちゃんと拓巳の模擬戦が始まるんだと思う」


「また、戦うの…」

七海は辛そうにしているが、仕方ないことだ


本来、拓巳が標的であった敵を俺が倒してしまったからである。


「私も見たいです」


新と剛は驚く。


「見たいと言われてもの~」

七海はすごく不満そうな顔をする


「私が彼女のボディガードをします」

そこに金髪ロングでいかにもハーフみたいな感じで美人の子が現れた。


俺はめっちゃ、かわいいし綺麗と思ってしまった。


「剛さん、それなら問題ないでしょ?」


剛は少し考えるが、

「まぁ、セイラがいるなら問題はない」


ふふっと笑った顔で俺たちを見る。


「初めまして倉橋セイラと申します」


さらにそこへ、黒い服へ着替えた拓巳が現れ

「剛さん、そろそろ始めましょう」


「良かろう」


「セイラさん、拓巳が着ている黒服って何?」


「セイラでいいわよ、あれは、うちの軍の制服よ」


「最終試験はあれを着るの」


「拓巳くん…」

七海は心配そうに拓巳を見る


「剛さん、行きます」


「来い」


拓巳がまっすぐ向かっていく。

左足で蹴りを剛の脇腹にめがけて入れようとするが受け止められる


剛が今度パンチを入れようとするが拓巳が避ける。


お互いに速い組み手をしていて、これが拓巳の実力かと俺は驚いてしまう。


拓巳が一旦距離を置き、雷のフォースを発動させる。


「剛さん、いきます!」









今回の話はどうでしたか? コメントなどもお待ちしております!

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