再会
兄さんが行方不明になってから7年が経ち、俺も中学2年生
「おはよー」
俺は、兄さんが生きていると信じてるだから、、
「おっはっよー」
「うるさいな、七海、聞こえてるよ」
「さっきから挨拶してるのに返事しないあんたが悪いんでしょ」
「あーはいはい」
「ったくもう、はい」
「ん、何これ?」
「今日の放課後にここ行こう!」
スイーツパラダイスの食べ放題…
「俺、今日は用事が。」
「無いでしょ?」
怒りのオーラをまといながら笑顔で言われても
「分かったよ、行きます!」
「よろしい!」
そして、夕方
俺らはスイーツパラダイスに向かっている中
「ねぇ、新、ここ懐かしいね!!」
七海が指さすのは公園
そう、俺たちは家が近所で幼じみである
昔から一緒に遊んだり、ご飯食べたりしてここまで成長してきた
「拓巳くん、元気かな?」
「拓巳かー」
「いつも3人一緒だったよね
あの事件が無ければ」
そう、7年前…兄さんがいなくなったあの日に拓巳の両親は殺された
そして、拓巳は施設に預けられた
それ以来、彼には会ってない
考えている内に着いてしまった
注文し、外のテラス席に座る
「また、3人で会えるといいね」
七海は、拓巳のことが好きだったと思う
近くにいたからそう感じていただけかもしれない
その時、上から同い年位の子が降ってくる
彼はテーブルをクッションにする
「いってーな」
「きゃっ!
人が空から!?」
「大丈夫か七海?」
上から降ってきた彼を見て、俺は驚く
そして、上からもう1人現れる
「さぁ、そろそろ物をもらおうか」
「ったく、しつこいな、これを庇ったままじゃ戦えない」
「そのブレスレットは我々にとっても必要なやつだからな」
「へぇー、やっぱり、これはランクB以上なのは間違いないってことか」
あのブレスレットは兄さんがしてたやつと同じ柄のやつ
「まぁ、おめぇはここで俺に負けるんだ、俺の岩の力によって」
「悪いけど、そいつは無理だね
お前の力じゃあ、俺を殺れないよ」
「何!?」
その時、晴れていたのに雲が急に広がり雷が彼に落ちる
「俺のフォースを破れるかな?」
一瞬で大男の懐に入り、拳を3発入れ、顔を蹴る
「ぐはぁ、何だ今、一瞬で!?」
遅いし、俺についてこれないようじゃ勝ち目はないな
彼の右手が雷をまとう
「雷牙!!!」
彼の雷をまとった手が大男の腹に当たる
「うぉぉぉ、ごばぁっ!」
大男が倒れる
「さぁて、後は軍に任せるか」
「おい、拓巳」
「誰だ、お前?なぜ俺の名前を知っている」
「拓巳くん!!」
拓巳は七海を見る
「まさか、七海か?そんでお前?」
その時、大男が起き上がり
「ロックプリズン!!」
拓巳が石の牢に閉じ込められる
「何!?」
「まだまだだな」
大男が七海を捕らえる
「きゃぁ!」
「七海!」
「しまった!」
「さぁ、彼女がどうなってもいいならそのブレスレッ トを渡せ」
「くそっ!」
拓巳は焦る
「さぁ!」
新が大男の抑えていた右手を蹴り上げる
「悪いな、力が使えるのはお前らだけじ ゃないんだよ」
「なに!?」
「大丈夫か、七海!?」
「うん、新、今、何したの?」
「悪い、それは言えない」
と言って、大男の前に立つ
「さぁ、反撃といきますか!」
「ドライブ!!」
掛け声と共に全身が青い光がまとう
「青!?まさか、水の力か?」
「そうだ!」
拓巳が驚いている
「ドライブ!?」
「なるほど、お前も修行してたのか」
新が構える
「行くぜ!」
一瞬で大男の後ろに行く
「何?」
大男は危険を察し、距離を置く
「もう、終わってる」
新は力を解く
大男が吹っ飛ぶ
「なにぃぃぃ!」
「1発で!?」
「ドライブは兄さんの技だ、負けるわけないんだよ」
大男は気絶し、ロックプリズンが解ける
「久しぶりだな、新」
今回の話はだいぶ、悩まされました…
出だしだったのですが、思ったより話がまとまらなくて大変でした!
まだまだ、未熟なものですが、よろしくお願いします!