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飲み会の後で。

「……って、まだいたのかよ?」

 自分のマンションに戻ってきた遊木は、リビングでスマートフォンをいじりながらスナック菓子をつまんでいる久本を見るなり苦笑いになった。

「お前、この時間まで飲んでたら結局明日に残るだろ?」

 床に座ってソファにもたれる男は、なぜか毛布の塊をかたわらに置いている。部屋は適温だというのに、なぜわざわざ毛布を持ち出してきたのだろうか、と内心首を傾げながらもまず指摘したのはそこだ。

 自宅で朝から飲んでいては母親がうるさい、という理由でこの部屋で飲んでいたはずだ。まだ帰っていないという事は、まだしつこく飲んでいるに違いない。

「もう飲んでへんて。佐久間っち熟睡中やから起きるの待っとるだけや」

「……え?」

 何か予想外の固有名詞を聞いた気がして遊木が目をまたたく。

「せやから佐久間っちが眠り込んでしもぉてん。気持ちよさそうやし、起こすの忍びのぅてなぁ」

 自分の膝を指す幼馴染みの仕草につられて視線を落とすと、前に投げ出された久本の足を枕に寝息をたてている人物がいる。

 どうやら毛布はただ置かれていたのでなく、熟睡中の人物にかけられていたものだったようだ。そして、しゃがみこんで顔をのぞきこむとそれは確かに有樹に間違いない。

「……って、なんで有樹さんがっ?!」

「友達と飲む、言うたやん?」

「有樹さんだなんて聞いないっ!」

「そら、驚かしたろ思て言わんかったし」

 語調こそきついものの、眠っている有樹を慮ってか、抑えた声でかみついてきた相手に、久本はにやにやしながら応じる。

 本当は遊木が来るまで有樹を引き止めて驚かせよう、というだけのつもりだったのだが、彼女が熟睡に入った事で一層効果的などっきりになったのは——実は予測済みである。

 久本は有樹が飲むと眠気に襲われる体質なのは知っていた。だから店ではあまり飲みたがらない彼女に思い切り飲ませるためというのもあってここを指定していた。

「佐久間っち、飲むと眠たなるからな。外やと落ち着いて飲まれへんし、ここなら寝ても大丈夫やから丁度ええ、思たんよ」

 単に遊木を驚かす計画にも好都合だった、というのは隠してさらりと言いきる。

 すると、遊木がわずかに眉をひそめる。

「それはつまり、飲ませて気分転換してもらった方がいいって思うくらい有樹さんが煮詰まってた、って事か?」

 まずは有樹の心配が一番らしい遊木の言葉についふき出しかけたのはしかたがないだろう。

「んまぁ、あの事故以来、体が思うようにいかん事多いみたいやからな。今までだったら踏みとどまれた位の不調で寝込んでしもたり、治るのに時間かかったりで休んだり早退する事増えとるからな。気分的にもだいぶ辛いみたいや」

「……そればっかりはなぁ。なんともしてあげられない所だ」

「せやな。佐久間っちが自分で折り合いつけるしかあらへん事やから、見守る事しかできへん」

 初めて聞かされる有樹の悩みに、何とか手助けをしてやりたいものの、どうする事もできない遊木がため息をつく。

 応じる久本の声もいくらか苦い。

 有樹自身は口にこそ出さないものの、事故以降の体の変化を未だにつかみきれていないらしく、どこまでなら動いて平気なのか、どんな不調が危険信号なのか、これまでは経験則を元にほぼ無意識にしていた判断の基準が変わってしまったのだから、その事に順応するのに時間がかかっているのだろう。

 自分の体調すらつかみきれないというもどかしさがどんな感覚や感情を呼び起こすものなのか、想像するしかない二人には効果的な慰めの言葉が思いつかない。

「せやからな、せめてたまには憂さ晴らししてもらおうと思たんよ」

 確かに仕事のトラブルでやけ酒をかっ食らわねばやってられない気分はあった。しかし、有樹に思う存分飲ませる機会が欲しかったので丁度いい口実が見つかって助かった、という気分の方が強い。

 普段店で飲む量を超えたあたりから素面では絶対に口にしないだろう愚痴もぽつりぽつりもらしていたので、少しは気晴らしになったはずだ。

 自分の足を枕に熟睡している相手の髪を軽くなでる久本の表情が自然と和らぐのは、無邪気な寝顔を見せて熟睡できるほど信頼されているのが嬉しいからだ。

 そんな幼馴染みと有樹を見比べていた遊木がいくらか悩みながらも口を開く。

「そういえば、結局お前はどうするんだ? 今の仕事続けるのか?」

「んや、辞める。年明けから秘書室で姉貴の下働きや」

 同時の着任やと動き悪いやろしな、とごく軽い調子で返され、話題をふった遊木が目をまたたく。

「……いいのか?」

「いいも悪いも、とっくの昔に決めた事やん。今更別の生き方なんぞ考えもつかんわ」

「そりゃそうかも知れないけど……」

「なんや歯切れ悪いなぁ? もしかして俺、いらへんようになった、とか言うんか?!」

「そんな事ある訳がないっ!」

 いくらか大げさにショックを受けたふりをしてみせた久本の言葉には瞬殺の否定が返った。からかわれたと気づいた遊木は渋面だが、しかけた久本はにやにやと笑う。

 正直、わざと意地の悪い笑みを浮かべてでもいなければ緩んでしまう表情を隠せなかっただけなのだが。

「そういう事じゃなくてさ……。……(たかし)、お前、本当に有樹さんの事、なんとも思ってないのか?」

 聞くべきか聞かざるべきか、悩んでいるのがよくわかる、視線をあらぬ方向に逃がしたままの質問に、今度は久本が目をまたたく。

 そして優しい顔になると有樹の髪をひと撫でしてこたえる。

「佐久間っちはええ子やけど、正直、恋愛を絡めるのは勘弁して欲しいとこやな」

「そう言いつつ有樹さんの事、特別扱いしてるだろ」

 いつ、だの、どんな風に、だの、具体的な指摘こそないものの、付き合いが長いだけあってそんな事は一々口に出さずとも何を指しての言葉なのかはわかる。

 ただし、久本にとっては相手が何を言いたいのかわかるのだが、なぜ今になってそんな事を言い出すのかがわからない。

「ちゅうか、随分今更やな?」

「今更って……。まぁ、確かにそうなんだけど。けど、会社変わったら会えなくなるだろうし、正直言ってお前と有樹さんがどういう関係なのかいまいちよくわからないからすっきりしないってのもある」

「ん〜……。確かに和馬から見たらようわからんのもわかるんやけど、こういう関係や、としか言われへん」

 人間関係の基本が広く浅くの久本が、これまでの男友達よりも——下手をしたら遊木と同等かそれ以上に気を許しているように見える扱いをしているのだ。どんな風に勘ぐられてもしかたがない。

 だから答えること自体はかまわないのだが、肝心の答えるべき言葉——有樹との独特な距離感をうまく言い表す言葉が見つからない。

「なんちゅうか、色々やらかしてもうた挙げ句、あれこれ語り合いすぎてお互い理解しすぎた関係、ちゅうか?」

「……何なんだよ、それ」

「んじゃあ、拳で語り合うのを言葉でやって、妙な友情が芽生えたっちゅうか?」

 どうにもすっきりと当てはまる言葉が見つからずに首をかしげたままつぶやくと、遊木の眉間にしわがよる。

「わかるようでまったくわからないぞ、それ」

「んまぁ、酔った挙げ句若気の至りで一戦やらかしてしもたんよ」

 正直にあった事を告げると、隣にいる男が息をのんで硬直する。

「言わんでもええ。佐久間っちにけんか売るとか、正体知っとったら怖あてでけん。俺かてもう一度やる度胸はないし」

 今思えば知らないからこそできた暴挙だ。有樹は一度敵と見定めた相手には容赦しない。

 色々あって当時荒れていた久本が八つ当たりまじりに傷付けると承知で余計な事を言った瞬間、彼女が見せた笑みは今でも忘れられない。それまでと変わらないやんわりとした笑みなのに、一瞬でその場の空気が凍り付いた程壮絶な気配をまとわりつかせていたのだ。

 彼女には口が裂けても言えないが、あの笑みは居合わせた連中の中で伝説の一つとなっている。

 さほど間をおかずに一次会がお開きになった事もあり、凶悪な笑顔のままの彼女と場所を変え二人でじっくり話し合う事になった。彼女の笑顔を目撃していた同僚達全員から心配の声をかけられたのと、絶対に彼女の地雷をふんではいけないという暗黙了解が産まれたのは余談である。

「正直、あのままくずやて切り捨てられてもしゃあなかったんやけどな。散々やらかした後、佐久間っち、なんか拳で語り合った気分だよね、って笑ったんよ。なんや、その顔がやけに無邪気でかわいくて驚かされたわ」

 延々数時間もお互いの痛いところを言葉でえぐりあった後、ふと言葉の途切れた瞬間にそんな事を言われたのだ。酔いもだいぶさめ、終わるタイミングを探り始めた所でそんな事を言われた久本は意表を突かれて硬直した後、ついふき出してしまった。

 つられるように有樹もふき出し、今度は二人で腹筋の心配をする程笑い合ったのだ。そんな風にして縮まった距離はそのままに、お互い相手の嫌がる話題には必要な時以外は触れず付き合いが続いている。

「せやからなんちゅうか……。佐久間っちとは仲ええけど恋愛には進まん、ちゅうか、下手にそんな関係になったらまたあんな風にやりあわなあかんくなるやろ、って思うと怖あてできひん」

「……ははは」

 心底そんな事態を避けたいと思っている内心が伝わったのか、返って来たのは乾いた笑いだった。

 恋愛がからみ、結婚を意識するようになれば話し合わなければいけない事も増える。そして同じ比率で意見が衝突する事も増えるはずだ。つまり、有樹と本気でやりあう事も覚悟して置かなければならないという意味でもある。

 そんな覚悟があるかと言われて即答できる人間は彼女の事をまったく理解していない。

「なんていうか……。とんでもない理由だな……」

「せや。普通やったら蛇蝎のごとく嫌われるか、存在ごと無視されるか、どっちかやろ」

 それだけの事をやらかした自覚のある久本としては、何故有樹が自分に対して好意的なのか正直なところまったくわからない。知れば知る程興味の尽きない相手なので好かれているのは嬉しいのだが、彼女の本心はつかめないままだ。

「まぁ、佐久間っちの事やから本当にただ単に、何となく俺の事気にいっただけ、言うんが一番ありそうやけどな」

 ふと頭をよぎった、拳で語り合ったみたいだ、というフレーズがつぼで、そんな形容詞付きの自分が気にいられた、というのが一番ありそうな話である。そして付き合いが続く間に情が移ったのだろう。

 久本の方とて、最初にあまりにもやらかしてしまったので有樹の様子が気になって誘ううち、予想外に面白かった内面に惹かれていったのだから人のことは言えないが。

「間違いなく佐久間っちも俺と恋愛したいとは思うとらんはずやで。きっと、そんな事言うたら苦笑いかもの凄う嫌な顔するんちゃうか?」

 これだけは確信できる事を告げると、遊木が小さく笑った。

「確かに、そんな反応しそうだ」

「んで、和馬は何がそんなに不安なんよ?」

「——え?」

 さらりと指摘した久本の言葉に、数秒はいぶかしげに、そしてそこから自嘲めいた笑みに表情が変わっていった。

「誤魔化せる思ってるんやったら侮りすぎやし、自覚あらへんのやったら重症やで?」

 そしてとどめめの言葉に遊木は降参の印に肩をすくめた。

「悪い、無自覚だった」

「そら重症やな」

 ため息混じりの言葉に、いくらか冗談めかして応じながらふと視線を有樹に移す。わかりにくいと定評のあるこの友人は、しかしある一面では非常にわかりやすい。

 けれどそのわかりやすい事実を自分の口から告げたとばれたら、後で変にこった意趣返しをされそうで恐ろしい。

 かといって、そうでなくとも微妙な時期なのに彼女が気にかかってしかたがない様子のこの悩める幼馴染みを放っておく事もできない。今更としか言いようがないこのタイミングで彼の真意を尋ねたあたり、有樹の内心を推し量りかねているとしか思えなかった。

 念のため、もう一度有樹がよく眠っているのを確める。

「心配せえへんでも、佐久間っちは和馬の事好きやと思うで?」

「……そうかぁ?」

 確信を持って告げた言葉に、眉をよせて首を傾げる、などという反応を見せるあたり、遊木は彼女の中の自分の立ち位置をかなり低く評価している。もっとも、根拠もなく好かれていると思い込むようでは困るのでいい事かもしれないのだが。

「充分好かれてるやん。あの佐久間っちやで? いくら義理があろうと好きでもない相手のために毎週末時間作ったりせえへんやろ」

「それは手芸仲間だからだし、ケーブルテレビとか見放題のうちの環境が気に入っただけじゃないのか?」

「それもあるのは否定せえへん。けどな、人に弱味見せるくらいなら倒れるまで無理する方を選ぶ意地っ張りが和馬の前で泣いたやん。それに、なんだかんだ言いながら、和馬のわがままほぼ全部聞いたってるしな。佐久間っち、普段はそこまで優しないんやで」

 おそらく気づいていないと思われる事実を次々指摘すると、遊木が驚いたのか目をまたたく。

「だって、このくらい誰にでもする、って何度も言われたぞ?」

「そら、とっかかりくらいの事は誰にでもするやろ。けど、もうどんだけたってる思とるん? それにな、いい加減フェルト縫うのに飽きた、言いつつ、和馬とちびっ子軍団が楽しみにしとるから、で別の手芸に手ぇ出せへんで我慢しとるみたいや。佐久間っちが趣味に関してそないな気の遣い方するの、相当珍しいんとちゃうんか?」

 これもまた久本の口から伝わったと知れたら有樹ににらまれるに違いない情報を流す。彼の知る限り、有樹はゲームならともかく、手芸に関してはあれこれ口を出されるのを嫌う。

 あれこれ協力してもらっている都合上、一部のゲームはどのキャラから育てるか、どんな方向性で育成するかなどの相談に乗っているが、手芸に関しては下手な口をはさむとにらまれるのだ。

 いくら同じ趣味といっても一つや二つならまだしも、遊木やその甥姪にいつまでも作る物を決められていてよく許しているものだ、と久本は不思議でならなかったが、そこに他者にむけていない感情が存在するとしたら納得がいくのも事実である。

 そして、至極冷静に遊木を恋愛対象からも結婚相手の候補からも外していると明言している彼女であれば、こういった行動の端から透けて見えてしまうもの以上の証拠はつかませないはずだ。

 こと、自分に対して好意を表明している遊木に対して明確な証拠となるようなものは見せないよう気を遣っているに違いないのだから、このくらいは教えてやらねば幼馴染みがかわいそうだ。

「我慢って……。何度も、有樹さんのやりたい事優先して、って言ってるのになぁ。今作ってるのが一区切りしたら、次は無理矢理好きな事始めてもらうか」

「ぶふっ」

 久本の指摘にいくらか憮然とした様子で頭をかきながら告げられた言葉に、こらえきれずにふき出したのは久本のせいではないはずだ。

 まさか、好かれている根拠を示して、まず彼女が自分のために我慢している事を問題にされるとは思わなかった。遊木とて元からまわりに気を遣う方ではあるが、有樹に関してはこと彼女の都合を最優先する傾向が強い。それが何のためであるのかは今更問う必要もない事だが、こうして二人の様子を観察できる立場にいると、表に出すか出さないかの差はあれど、お互い相手に対してかなりの好意があるのだけは間違いない。

「本当、和馬は佐久間っちの事が好きやなぁ」

「好きに決まってるだろ。

 ——今になってふり返ってみれば、あの時は好みの相手に好かれたって浮かれてただけで、どこまでが本気だったのかちょっとわからなくなってくるけどな」

「まぁ、あの頃は和馬やって相応にお子様やったんやし、その辺がおこちゃまでもしかたなかったんとちゃうか?」

「でも、もう少し冷静だったら気づけた事もあっただろうし、そのせいで久我城にも迷惑かけてるからな。ガキだったから許されるだろう、で流していい事じゃない。過剰に警戒しすぎたのも認めるけど、反省して活かせなかったらそれこそただの馬鹿でしかない」

 思わぬ方向へ流れた話題に内心焦った久本だったが、応じる遊木の言葉は存外穏やかだ。自嘲の気配はあるが、これまでよりも前向きに捉えているらしい。

「有樹さんといるとさ、何が起こったかよりも全部ひっくるめてどう自分の中で消化していくかの問題なんだろうな、って思うんだよ。彼女、あんまり途中経過を話さない所があるから、表に出てる行動だけ見てると鮮やかだしすごいな、って思う事が多いだろ? でも、時間かけてゆっくり関わってると話してくれてない——有樹さんが見せたくないって思ってるところで沢山悩んで苦しんで来たんだろうな、って思うんだよ。

 そう思って気にしだしたら、俺はどのくらいまわりの人達が見せないようにしてくれてた大変だったり面倒だったりする部分を見過ごしたまま生きてきたんだろう、ってさ」

「——人ひとりの価値観変えるとか、さすが佐久間っちやなぁ」

 やけに悟ったような事を言う幼馴染みを見て、久本がしみじみとつぶやく。有樹自身にはまわりに影響を与えようとする意図はまったくないのだろうが、こんな風に少しずつ変化をもたらさずにいられないところが彼女にはある。

 確かに人間というのは関わればお互いになんらかの影響を与えあうものだが、有樹はややこしい人間にいい方向への変化をもたらす属性があるのかも知れない。

「たぶん、あの頃に彼女と出会ってたとしても、きっと、地味な子がいるな、程度で親しくならなかったと思うんだ。

 あれこれ失敗して、そこそこ経験も積んできた今だからこの魅力に気づけたのかもしれない。——だとしたら、失敗は失敗なりに無駄じゃなかった、って事かもしれないな」

「失敗は活かさな意味あらへん」

 やけに前向きな言葉を聞きながら、遊木こそ長く引きずってきた記憶から早く立ち直って欲しいものだ、と内心でだけつぶやいた。

お読みいただきありがとうございます♪

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