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世界にたったひとつだけ  作者: 猫依颯
蛇足たち
17/21

映画鑑賞。

「楓雅、映画観ようぜ」

「なんだよ唐突に……別にいいけどさ」

 レンタルショップの袋を軽く振って、鼻歌交じりのナギは楽しそうだ。

「……は?」

 だがそのチョイスに俺は面食らった。

 百歩譲ってテーマパークも大人気のレーベル作品だってのはいい。最近流行りの雪だるまが出てくる(らしい)奴や、実写版が男性にも人気らしい灰被り姫の話ならまだ納得もいく。

 それがどうして、ナギが借りてきたのは呪いを受けて魔獣に姿を変えられた王子と町娘の物語なんだ?

「これさ、お袋が大好きだったんだ。見かけたら懐かしくなって、つい借りて来ちまった」

「おばさんの……」

 あの人の趣味だというなら、すんなりと納得がいく。そういや時折鼻歌で唄っていたのは劇中歌か。

「こういうのはさ、好きな奴と観たいから」

「……」

 抱き込まれた腕の中、幸せそうに笑うナギに、仕方ないから付き合ってやることにした。

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