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世界にたったひとつだけ  作者: 猫依颯
蛇足たち
13/21

繁忙期

「……ふう」

 ずっとパソコンの画面を睨み付けているからか、目と肩が怠い。眉間の辺りを指で揉みながら溜息をひとつ。

 2期制の前任地域が懐かしいと思うのは、成績処理に苦しむのが2度で済む点だ。

 残念ながら此処は3期制。夏冬春と、大きな休みの前は漏れなく繁忙期だ。

 だがその苦しみを補って余りあるのは、楓雅の存在。傍に居るだけで幸せだ。

 ……傍に居れば、の話だが。


 俺が地元に戻ってきた年こそ楓雅は俺の傍で繁忙期を過ごしたものの、翌年からは遅くまで職場から帰ってこない。職場の方が集中しやすいのだと云う。

 対して俺は職場より自宅の方が集中出来る。これは初任の頃からずっとだ。

 楓雅は食事も居残り組と一緒に外で食べてくるから、俺は今日もひとり淋しくカップ麺をすする。


 明日の締切が待ち遠しいような、仕事の進捗状況からは待ち遠しくないような、そんな妙な気分だ。

 先ずは質の良い睡眠を取りたい。楓雅を腕に抱き締めて眠る、至福の時を。

この時期のよくある風景?


彼の人はどちらのタイプなんだろうか。

ちなみに俺は汀と同様、職場では頑張れないタイプ。仕上げだけは持ち帰りたくないので職場で粘るが。

徒歩15分だったときは全部持ち帰った。近いから土日にふらっと買い出しついでに出勤したり。楽だったのは間違いない。


取り敢えず今学期も終了。

あとは積み残しを片付けるのみ。

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