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Dreamroom 不思議の国のアリサ達。

 ファンサービスになっているかどうかわからないお話。楽しんで頂ければ幸いです。


※タグに二次創作 (閑話のみ)追加。


※注意:題名からも分かるようにアリスの不思議の国の二次創作です。しかも原作崩壊している上に、描写が軽いです。なのでファンの方は十分ご注意を。

 読まなくてもストーリー的には全く問題ありませんので、別にいいという方は飛ばしちゃってください。

 敵が来ないとやっぱり暇になってしまう。


 暇になると空腹が気になってしまう。


 空腹が気になると薬草と干し肉が気になって仕方なくなってしまう。


 だけど干し肉はノリト兄さんのガードが固くて手が出せない。


 薬草はインプが守っているだけなので、脅せば何とかなる、でも脅すことにカロリーを消費してしまうと、薬草だけじゃ物足りなくなる。

 味はいい、でもカロリーがやっぱり足りない気がするのだ。薬草の葉っぱは瑞々しいキャベツ味、根っこはほんのり甘くて渋い、大人の味。でもカロリーは控えめ。


 ノリト兄さんも良く言っているけど、世界に蔓延る食糧問題はままならない。


 だからといって空腹を放っておけるはずもない、ノリト兄さんの人間らしい営みには食事が必要なのだ。

 ノリト兄さんに言わせれば私は食べすぎらしいけど、何度も言っているが、私から見たら皆が少食なだけなのだ。時折そんなに食べなくて大丈夫なのかと不安になってしまう、それほど不安かと言えば、不安すぎて食事の量が多くなっている程だ。あ、これも誤解される原因の一因になっているみたい。

 それにしてもだ、そんな心配をする優しい私に対して大食いだの何だのと、私が乙女ってことを皆忘れているんじゃないかと疑問に思う。

 コレでもノリト兄さんにずっと恋し続けている、可愛らしい乙女なのだ。自慢だがルックスもいいと思うし、礼儀作法だってきちんとしている(他人の前でのみ)。


 ノリト兄さんにこの気持ちを伝えたいとも思うけれど、未だ先の見えない道を進んでいる中で、恋愛なんかに現をぬかしていいはずもない。

 ノリト兄さんに会うまでの3年間で私もそこら辺学んだのだ。本来ならべったりして、色々話して、触れて、3年会っていない分の隙間を埋める所だけど、そこはぐっと我慢する。


 そして我慢して消費されるカロリーの補充は絶対に忘れない。


 こういう訳でインプが勉強している間に、私は持ち場を離れて薬草を取りに来ている。別に言い訳なんてしないけれど、お腹がすいてたら仕方ないって、皆わかってくれるよね。


 ……あれ?


 何だか薬草畑に白い生き物が。


 ウサギ? 時計を持ったウサギ? 喋るウサギ、つまりはウサギ肉。


 うふふ、なんて幸運だろう、初めて見る種類の地獣族だけど私ならいけるっ!


 慎重に、音と気配を絶ち、愛刀である肉丸ナイフを片手に忍び寄る。何かごちゃごちゃ言っているけど私にはどうでもいい、私の使命はウサギを捕らえてウサギ肉にする、ただそれだけ。


 じわりじわりとにじり寄り、頭を抑えているウサギまで後一歩と言う所でウサギが顔を上げてこちらに気づいた。

 もちろん逃がすわけにも行かないのでそのまま襲い掛かる。私のカロリーを逃がすわけには行かない。


 と思ったのだけれど、ウサギって思った以上に早いみたいであっという間に薬草畑から逃げ出していった。

 私の動きを見破るなんて、なんて生意気なウサギ肉だと思うけれど、その分あのウサギ肉からカロリーを摂取すればいいかと考え、薬草を2本引っこ抜いて後を追うことにした。


 スピードが私より上なので追いつくのに苦労したが、やっとの事で精霊大樹の広場に追い詰めた。後は切り裂いて食べるだけだ。


 と思ったのだけれど、いつの間にかおーちゃんと魔狼、シアまで混ざって追い回していた。

 幸い食料を加工して何処かへ持ち去ってしまうノリト兄さんが居ない、だからといってこの人数であの小さなウサギ肉を分けるの無理(本当は出来るけど無理)だ。


 こうなったら最初に捕まえた人が総取りという事で話をつけようと思う。


「あのウサギ最初に捕まえた人のものですから!」


 宣言して最初に飛び込むなんてルール違反? そんなの誰が決めたのか分からないけれど、ココは何でも平等な日本とは違う。弱肉強食の世界、故に私のウサギ肉は誰にも渡しません。


 瞬間的に加速して《シミュレーション》を駆使して再現した敵の逃亡ルートを、闇球を放って潰し、飛び掛る。


 獲った!


 そう思った瞬間私は何故か穴に落っこちていた。


 落っこちながら上を見上げれば、他の皆も焦って私の後に続いたせいか、見事に落っこちてきている。このままでは私が下敷きになって、先程食べた薬草をリバースする事に……。


 さすがにソレをしてしまえば私は乙女としての一線を越えてしまうのではないだろうか。でもコレをよけるのは相当骨が折れそうな……。


 そう思ってどう避けるか考えていたら突然意識が遠のいた。




◇◇◇◇




 目が覚めてから真っ先に床を見てみたがリバースせずに済んだ様で、私はどうにか乙女としての一線を守りきることが出来たようだ。無意識のうちに後から落ちてきた皆を避けてみせるとは、さすが私、乙女力が高い。


 どうやら皆も誰かとぶつかることなく落ちている。乙女力? 何それ。


 と言う具合に寝起きの頭で変なことを考えていると、白っぽい何かが走り去っていくのが見えた。あれは間違いなく私のウサギ肉だ、そう確信し、私は皆が起き上がるのをしり目に、またウサギ肉を追いかけ始めた。


 あのウサギ肉中々に足が早い、きっと肉が引き締まってておいしいに違いない。


 そんな事を考えつつ私は誰にも見られていないことをいいことに、だらしない笑みを浮かべながら走り続ける。


 あともうちょっと、そう思った所でウサギは扉を開けて出て行ってしまった。ただのウサギだったら扉にぶつかっていたのだろうけど、二足歩行の地獣族だったのが敗因だと思う。


 その扉を開けて入った部屋には、明らかに私サイズじゃ入れない小さな扉、そして鍵がないと出られない大きな扉を前に私はため息をつく。


 無駄に体力を消耗した結果になんだか納得がいかず、せめて大きな扉の鍵はないかと諦めきれずに周りを見渡す。


 と、そこでやっと自分が見慣れぬ部屋へと迷い込んできているのがわかった。あとから追っかけてきたおーちゃん達も、おかしな部屋を不思議そうに見ている。


 そんな中私はいち早くそれの存在に気が付いた。


 そう、ジュースである。


 あのいかにも「私を飲んでください」とばかりに自己主張したジュースを、私は迷わず飲んでやった。


 桃の果実ジュース、久々に飲んだけど美味しすぎる。なんて呑気な事を考えていたら、おかしなことに私の体がどんどん小さくなっていく。


 何で!? と思うよりも先に私の天才的な脳細胞はある結論を出していた。


 これで一杯美味しい物が食べられる。


 私は真っ先に思い浮かんだその考えを吟味し、そして自分は天才だと確信した。


 食べ物を作る時は大きいままで、食べる時は小さい体に。これが出来たら世界の飢餓なんてどれほど少なくなることか。

 私の発見は世界を救ったのではないかと思うほど画期的だと思った。


 けれどそこで大きな問題に直面した。大きくなるのはどうすればいいのだろう? という話だ。私は世界のためにその方法を何とか考えようとしたけれど、それどころではない緊急事態が発生してしまった。


「アリサさんが消えてしまいました」


「主もいないぞ……いったいここは何処だ?」


「何処かはわかりませんが、何故かこれ見よがしに置いてある飲み物がありますね、おーちゃんさん飲んでみます?」


「それは私のだよシアさん!」


 私が小さくなったことで私の事が見えなくなったらしい皆は、唐突に表れた飲み物に興味津々なようだ。私の声が聞こえないのか、一人ずつ飲んでみるという結論に至ったようだ。全く食い意地が張っていると思う、あれは私の飲み物なのに。


 どうにかできないものかと思って周りを見渡すと、何と「私を食べて」と言わんばかりに自己主張しているクッキーを見つけた。

 私は迷わずそれを頬張り、そして……巨大化した。


 巨大化し過ぎたせいで皆が小さく見えるようになってしまい、私は悟った。このままじゃいけないと。


 だってこのままでは食べられるお菓子が少なくなってしまう。


 先ほどのお菓子もおいしかったがジュースもなかなかだった。


 そんなことを考えて、消えてしまった仲間たちなど気にもとめず、私は久々の美味しい食事を前にして、あふれる涎を抑えもせずに小さなジュースをつかみあげて飲み干した。


 小さくなっていく私の体は偶然にもペットボトルの中へと落下した。中に詰まっていたおーちゃんたちを下敷きにしたおかげで痛みは少なかったけど、ギュウギュウ詰めで少し息苦しい。とはいえ、いつの間にか出来ていたねちょねちょしている海に浸かるよりはマシなので胸をなでおろす。


 明らかに定員オーバーだったけれど、幸い私は軽いので、みんなと一緒に乗っていてもペットボトルが沈むことはなかった。


「アリサさん酷いです。涎は、本当にひどいと思います」


「主、私汚されちゃいました、うう……」「クゥーン」


 おーちゃん達は私が来る前に少し海に浸かってしまったみたいで、愚痴っている。皆子供だなと思いながら、私は女子力を見せ付ける為に微笑んで見せる。

 すると今度は震え始めたので、私はもしかして皆が怒ることをしてしまったのだろうかと勘違いした。けれどその勘違いはすぐに氷解した。


 何せ今私たちは海? の上にいるのだから。


 私は期待で体を震わせる皆の心を汲み取り、美食を求める大航海時代へと乗り出したのだ。




◇◇◇◇




 私たちが海を渡り、辿り着いたのは鶏肉や海の幸が駆け回る夢の島だった。


「おーちゃん! 魔狼に指示を出して追いつめて。シアさんは穴を埋めてください! 私が闇球で足を消し飛ばします!」


 ウサギ肉を逃してしまった手前皆気合の入りようが違うのか、ペットボトルから這い出て指示を出すと、驚きの速さで行動を開始した。


「左右から追い込むぞ!」


 おーちゃんと魔狼が鶏肉を囲むように追いたてていき、時折爪で引っかき血を抜きつつ器用に追い詰めていく。


「お勉強以外に使うのはあまり気が進みませんが、この際仕方ありませんね」


 そして大して戦闘力の無いシアは《教本》を取り出し、文字列を選んで長い長い《教鞭》を作り出し、おーちゃん達が取り逃がした獲物に叩きつけ、行動不能にしていく。


 そうして行動を制限された獲物たちに最後は私が闇球で完全に行動不可能にする。


 言葉にしてしまえば、きっと短過ぎて物足りない、そんな描写になることはまず間違いない、それほど出来すぎた連携だったけれど、獲物を料理するときの手際はそれ以上だったと、ノリト兄さんの参考になるよう記憶の隅に記しておくことにする。


 ついでに鶏肉の味は思ったよりも筋張ってて美味しくなかった事も書いておこうと思う。


 獲物を食した後私達は浜から森へと踏み入ることにした。シアがダンジョン内部を見られた上に、不思議な場所へ通じる道を作り出す能力を危険視し、ウサギを捕まえるといきまいているために突入することになった。

 幸運にも突入してすぐにウサギの家を見つけたのだけれど、意気揚々と踏み入り、中にあったお菓子を全て食べた私が、それこそ全てを破壊したあたりでウサギをまた見失うことになってしまったのは面目ない限り。

 でもクッキーが美味しかったので仕方ないと思う。ちなみに大きくなりすぎて宇宙が見えたけれど、その後偶然にも畑に植えられているニンジンを全て食べたおかげか、体のサイズ的にはシアたちと同じになったので、コレからウサギを探すのにさして問題はない。


 シアたちに呆れられつつも、それからまた捜索を開始したのだけれど、思ったよりも森が深く難航していた。外から見る分にはさして広くなさそうな森だったのに、不思議である。


 不思議なのはもちろん広さだけではなく、変な生き物も色々いた。その中に喋る花いたので味見してみたけれど、普通の味だった。お上品だといっていたからお上品な味かと思いきや、やはり普通の味だった。やっぱりうちの薬草が最高だよ。


 花以外にももちろん不思議なことはあった。双子の兄弟と思われる輩が妨害してきたので、コレをぶちのめしたのはさして不思議ではないので割愛するとして、不思議なことというのは、なんと森の中でお茶会をしていた天才がいたのだ。

 しかも何でもない日を祝って美味しい物を食べるなんて、正直天才だと思った。何でもある日も祝えば365日祝い放題だという事を気づいていなかったようだけれど、私は生憎と自分の美味しい物を分け与える趣味は持っていないので教えたりはしない。

 でも残念なことに紅茶を分けてくれなかったので、皆で暴れて茶会は終了とあいなった。暫くしてまた声が聞こえてきたけれど、もう気にしないことにする。お腹がすくだけだから。


 不思議なことはそれからも続き、煙くて食べられない芋虫の虫族が出現したり、お肉があるようで無い、不思議な猫が出てきたりと大忙しだった。


 最後には迷いに迷ってお肉の無い猫に誘われ、美味しい物が一杯あると言うハートの女王の白へと踏み入ったのだけれど、生憎と薄っぺらい兵と喧嘩することになった。


 何故喧嘩になってしまったのか、それは語ればとてつもなく長く、深い話になる。


「なんで食べ物が無いのよ!」


「アリサさんあんなに食べたのに……、少しパパさんの苦労がわかってきましたよ」


「主は何処だ、主は……」


 つまり食べ物くれなかったので喧嘩になったわけだ。


「主に見てもらえない戦いなんて空しいだけだぞ……」


 おーちゃんは大いに活躍してくれたのだけれど、お腹がすいているのか元気が無いようだった。お腹がすくと元気なくなるのは仕方ないよね。


 粉々にされたトランプ兵を燃やして私達は途方にくれることになった。ハートの女王とやらは見て無いけれど、兵が何も食べていないぺらっぺらなやつしかいないのだからあまり期待できない。


 私達はウサギ肉を見つけることもままならずここで朽ちるのかもしれない。


「ウサギを逃がしてしまったのは痛いですが、このまま戻れないとそろそろ危ういですね。アリサさん、そろそろ撤退しましょう」


「主がいないとやる気があまり出ないぞって、それは嘘だけど、やっぱりつまらないというか、なんというか。とにかく早く戻ろう」


「お肉……」


「アリサさん、いい加減食べるのは適量にしましょう。流石に食べすぎと言いますか」


「それは私も思ったぞ、主も薬草食べられて困っていたのを見たことはあったが、食欲がココまでとは流石に思わなかったぞ」


 あー、雲がタイヤキに見えます。


 なんて説教をBGMに現実逃避しながら空を眺めていたら急に頭の中にアラームが鳴り響き、私達は一気に覚醒へと導かれた。


「疲れは取れたか?」


 何を言っているんだコイツなんて酷いことを思ったが、次第に眠る前の事を思い出す。


 確か最近良く働くシアやおーちゃん達、ついでに私も労って夢の世界へご招待されたのだ。


「マスターに聞いた童話の世界へと入り込んでもらいましたが、いかがだったでしょうか? わたくしとしては完璧に再現したつもりではありますが、マスターの知識もあやふやだったので気分転換になったかどうか詳しく教えて頂きたく」


「サラ、気分転換でいつも働いているメンバーに眠ってもらったんだから、意見は後で聞いたほうがいいだろう」


 でもあれは夢だったのかと思うと驚いてしまう。風もあったし波も、海? の粘着性とかも現実っぽかったのに、アレが夢だったなんて信じられない。でもあやふやってのには納得、今思い出そうとしてもいまいちあやふやな感じで、私としては苦労した夢と言う印象しか残っていない。


 気分転換としては落第点の夢ではないかなと思う。


「パパさん、今度からはもうちょっと現実味の無い夢を希望します。少し疲れました」


「主だ! 嬉しいぞ、主がいて嬉しいぞ! って別に主なんてどうでもいいとは思うけど、活躍したんだから見せてやっても良かったと言うか、なんというか、その……」


 やっぱりシアもおーちゃんも不満たらたらのよう。まあアレだけ苦労したイメージが強いとやっぱりこうなるよね。ノリト兄さんなりの思いやりってのは分かるから強くいえないけど、今度はもっといい夢がいい。


 サラさん、新しく進化してノリト兄さんに仕える全年齢版のサキュバス、とはいっても不思議な色香があるし、正直気に食わなかったけど、今度リアリティのある美味しい夢を見せてもらうことで許してあげようと思う。

 インプ君の夢はいまいち物足りないと言うか、リアリティが足りないから、サラさんにやってもらったら満足できるんじゃないかと思う。


 うん、今度はティラミスとか、カステラとか色々出る夢にしてもらおう。絶対。


「んー、想像力乏しいから童話の世界でのんびりしたり、遊んでもらおうと思ったんだけど失敗だったか。今度はのんびり出来る所をおのおのにチョイスしてもらう事にするよ」


「マスター落ち込んではいけません。あの世界は中々に愉快でした、私に言わせるのならば城にはメイドが必須だと思うので、今度は私も出演した方がいいと思います。陰険なメイド長の役なんて私大好きです」


「いや、それはいらんだろ」


 やっぱり許せないかも、あんなにイチャイチャして、私達が眠っている間にノイリ達の面倒見ているって言ったのに、一体何がっ!


 ううー、これから敵と戦わないといけないのに食べ物を食べたい衝動に襲われるなんて……、それもこれも全てノリト兄さんが悪い。


 うん、絶対そう、乙女な私がそう確信するんだからまず間違いない。


 だから私は今日も薬草を何本か貰い受けることにした。困り顔で私にせいぜい構うといいと思う、そして私を喜ばせるといいと思う。


 今の私は説教でも満足しちゃうから、お得でお買い得でおしとやかな女だから、少しだけわがままを許して欲しい。

 食欲はあくまでついで、本当は側にいるだけで……、なんて思ってるけど、きっと何時までたってもノリト兄さんは気づかないんだろうな、何時の日か我慢せずに告白できる日が来るといいな。


 でも今はとりあえず薬草食べながら闇球ぶつけよっと。

シア「パパさんももうちょっと違った気遣いを憶えてくれると嬉しいのですが」

ノイリ「いいなー、ノイリも行きたかった」

シア「……あの話が通じない人しかいないような世界は止めておいた方がいいと思いますが、……アリサさんが食べてなかったら普通に殺してましたから」

ノイリ「なに? なんていったの?」

シア「いえ、なんでもありませんよ。お勉強の続きをしましょうか」



◇真・あとがき◇

 まずはお詫びを、プロットみたいに内容が薄っぺらくて申し訳ないです。本当はもっと加筆して投稿しようと思ったのですが、全然書く時間が取れないので諦めましたorz

 もしかしたらある日突然加筆修正するかもしれません。ただやるかどうかもわからんので、期待禁物。期待してない? そうですか……。


※追記、手作りダンジョンアンケートを一新しました。よければどうぞ。

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