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Room024 このマスターにしてこのインプあり。

 骨獣士を有効活用できるフロアというとやはり大型フロアを思いつく、けれど今回は全く役に立たなさそうな場所に配置することにしている。

 というのも、大型フロアをPで作るのは、未だにP不足な俺達が作るにはいささか辛いものがあるからだ。


 でも今回は精霊広場、つまりは中フロアを大フロアに改築しようと思っているので、使えるPはさらに小さい。

 あのフロアも手作りで拡張すればいいとは思うのだが、手作りだと属性も何もつかない。

 手作り中フロアを作った今となっては、あそこを休むための場所にしようと考えているので、出来ることなら風属性をつけて涼しくしたい。

 もちろんそれだけが理由ではない。未だ成長を続け、今では天井についてしまっている精霊大樹がさらに成長しそうなので、出来ることなら色々弄れるよう、ダンジョンシステムが使えるままにしておきたいのだ。


 という事で、いつもながら余りPを使わないフロアを作っていこうと思う。いや、フロアというと語弊があるか。今回は迷路を作り、その下にゴミ焼却場を作る予定なのだ。


 本当ならインプの進化を見る予定だったのだけれど、生憎と敵が来てしまったので先延ばしにして、その間に俺が色々やっておく事に相成った。


 ま、今回は前々から考えていたのでちゃっちゃと完成させてしまおうと思う。


 迷路と言うぐらいだから入り組んだつくりは当たり前だが、コレだけでは芸がない。なので出来上がった迷路の壁や床、天井に模様を刻んでいく。

 とはいっても土を掘って刻んでるだけなので分かりにくいことこの上ないが、まあ大丈夫だろう。


 何せPCとかTVが無い世界だ。皆無駄に視力が良いに違いない。


 でも見えたとしてうまくいくかどうかは微妙な所、なので迷路に光属性を保険としてつけておくことにした。

 最後の詰めとして迷路の下に小フロアを作って横に広げていく。広げ終わったら火属性フロアから熱い土を移動させて地面に埋め込み、迷路に上がるための格子を改良して作った鉄製の梯子を付ける。


 後は迷路のポイントポイントに下の小フロアと繋がる穴を掘り、骨獣士に走り抜ける場所を覚えこませれば終了である。


 憶えこませる作業はシアの《教鞭》でやれば一発なのでこれは心配ないだろう。


 ということで新しい罠フロアが完成したわけだが……、思った以上に早く完成させすぎたせいで暇だ。


 最近敵も張り合いが出てくるようになったというか、装備がちゃんとしている輩がちらほら出て来ているために、殲滅するのに時間がかかっているのも痛い。


 恐らく他のダンジョンで経験値とお金を稼いでこちらに来てるのだろう。


 とりあえず早速ゴミ焼却場で貯まったゴミを燃やそうと思う。


 侵入者から剥ぎ取った使えない汚れたボロ布を抱え、ゴミ焼却場へ向かう。向かう途中でノイリがついて行きたがったが、ゴミを燃やすことで発生する煙が有毒とも限らないので連れて行かないことにした。


 第一罠としてはもういいが、ごみを焼却する為の仕組みをきちんと整備していない。


 という訳で早速畑近くの隠し通路の途中にゴミ箱を設置する。


 このゴミ箱は直接ごみ焼却場へと繋がっており、そこに至るまでの床は固め、骨粉をまいて滑るようにしてある。

 さらにはノイリ達子供組みが間違っても入れないよう、ゴミを入れる場所はノイリたちの手の届かない、高い場所にして、縦開きの扉もつけておく。


 ノイリやマゼンダに限ってそんな馬鹿なことするはずはないと思うのだが、生憎とうちには馬鹿な子ブリンがいる。あいつなら絶対やらかしてくれること間違いないので、無駄な努力とはいえまい。


 と言う具合に懸念材料を取り除いた所で、ためしに持ってきたボロ布を入れてみる。


 すると綺麗にスルスルと流れていき、最後は焼却場へとたどり着いてボフッと燃え尽きた。


 その後も何度か試してみて、骨粉を定期的にまかないと綺麗に滑らないことが分かり、それからさらに改良することになった。

 結果的にはボタンで開閉できる扉を両側につけ、必要に応じて水を使ってゴミを焼却場まで流すことにした。ソレによって燃え尽きるのには時間がかかるようになったが、煙等の問題も解消し、後は特に問題がないという事で片付いた。


 久々にいい仕事したなーと気分良く精霊大樹の広場に向かい、ついでに大フロアに拡張して畑から土を運びこんでいく。

 運び込んだ土を精霊大樹の周りに盛っていき、外周を残して土を盛る作業を終え、その後簡単な水路を作り、何度か試しに水を流してみる。

 水量を調節して水の流れを見終わると、特にやることもなくなってしまったのでお風呂に入ることにする。


 そして今、大浴場の扉をあけたのだが……。


 驚いたことに苔が生えていた。


 緑のアレがちょこっと生えているのである、詫びさびと言うには余りに微妙なその苔をどうするべきか頭をひねる。


 正直カビは生えるかも、掃除どうしようなどと考えたことはあった。けれど苔は想定外である。

 恐らく体を洗って落ちた土がたまり、それにどういう経緯かで流れてきた苔が住み着いたのだろう。


 苔が床一面に広がれば、緑で綺麗な上、柔らかい感触が楽しめるという状況に陥るのだろうが、果たしてソレまでこの苔が生きていけるのだろうか?


 頭をひねって暫く考えた後、とりあえず精霊大樹の側に苔を植えなおすことにした。

 訓練は精霊大樹広場の隣に出来た手作り中フロアを使っているので、恐らく問題ないはずだ。皆にもそれとなく注意していれば危ないことはしないだろう。


 薬草以外に生えた初めての植物は出来れば大切にしたい。


 っと、いつの間にか苔トークでお風呂タイムを終了してしまっていた。


 いや体洗ったから別に汚くは無いけど、やっぱり風呂入りたかったというか、なんというか。

 それならまた入ればいいんだろうけど、こうなってしまうと再度入るのにためらいが……。


「主ー、骨玉ってすごいぞ! って別に凄くないが、私達の次くらいには役に立ったぞ」


 悩んでいるうちにおーちゃんがやってきてしまった。ということは戦闘が終わったという事なのだろう。

 しかし、やっぱり骨玉は役に立ったか……、そりゃあ役に立つよな。その場で高速回転とか、今まで苦労してた粘着液を飛ばす作業が楽勝過ぎるという事だろう。


「そうか、どんな感じだったんだ?」


「そりゃあ、こう、ゴバーっとなって。ドヴァーっとなったぞ」


「そっか……」


 投影で見ておけば良かった。戦闘技術が優れているおーちゃんは感覚タイプ、所謂天才肌だからな。インプ②なら秀才タイプだからきちんとした説明も出来たのだろうけど、生憎と戻ってきてないし……。


 今度おーちゃんにも勉強させるべきだろうか? それで戦闘技術が上がるのならいいけれど、子ブリンみたいに知恵熱で倒れても困るしな……。


「主、それでな。今度は私達がもっと活躍」


「あ、インプのイレギュラー進化試すんだった。おーちゃん、話はまた今度」


 おーちゃんが何かいいたそうにしていたが、俺は構わず逃げ去った。もし誰かにこの場面を見られていたら、子犬を捨てた最低男に見えたことだろう。


 でも考えても見てくれ、こうやって日頃はぐらかして、サプライズとして大きなフロアを作り、集団戦をさせる。とても喜ばれると思わないだろうか?

 それだ。俺の狙いはまさしくソレだと弁明したい。つまり俺は今大フロアを作ってやるだけの余裕が無いから逃げている、解消なしの男ではなく。サプライズを企画してやれる気の利く男だというわけだ。


 ん、この言い訳はちょっと苦しいか。


 ともかくだ。今はインプの進化に意識を傾けた方がいいだろうから、以前の作戦で活躍させた分我慢してもらおう。




◇◇◇◇




「それでは、進化させてもらえるのですか? マスター」


 手作り物置部屋にて対面しているインプ②は神妙にそう聞いてきた。俺としては神妙にする必要は無く、すぐに進化させてもいいとは思うのだが


 インプ②曰く、「こういう物は雰囲気が大事です」との事。


 俺もその意見には全面的に同意だが、わざわざコソコソして、如何にも大事ですという雰囲気を出す必要が、果たしてあるのだろうか。

 いやね、俺も手を震わせて、視線をさまよわせつつ、冷や汗を流している時点でかなりノリノリなわけなんだけどさ。

 ツッコミ役ってやっぱり必要だと思うんだ。だから何処かにツッコミ役が落ちてないか、誰か、俺の心の叫びが聞こえた人は辺りを見回して欲しい。

 そして落ちてたら、持ってきて、このツッコミ不在の状況を打破して欲しい。


「も、もちろんだ。覚悟は出来ている」


「わかりました……。マスターがそこまで覚悟しているというのなら、不肖このインプ、進化させていただきます」


 インプ②の承諾を得たところで、震え(結構疲れるんだよなコレ……)を持続させながら、インプのステータスを見つつYESの方へと指を伸ばす。


―――――――――――――――――――

名前:インプ②

種族:魔族

職業:ノリトを尊敬するインプ

Lv:11 NEXTLv:600Ex

HP:650/650 ↑350

SP:800/800 ↑700

Ex:0


STR :45    ↑25

INT :165   ↑100

DEX :100   ↑60

DEF :45    ↑25

MDEF:125   ↑80

AGI :65(+20)↑40

LUK :25   ↑20


固有能力:《夢》《吸精》

戦闘技能:《淫魔術》

称号:《仰ぎ見る者》《潜む者》

―――――――――――――――――――

《潜む者》…人目を忍んで潜み続けた者に贈られる称号。AGI+20



「いくぞっ!」


 そして折角伸ばした指を引っ込ませ、思いっきり腕を振り上げて、懇親の力を込めて画面に叩きつける。


「ブルァアアアアアアアアアアアア」


 インプ②が叫びながら暴れまわる。もちろんコレも演出である。


「ど、どうしたんだっ!?」


 慌てて叫びながら、視線は新しくなったステータスへと走らせる。


―――――――――――――――――――

名前:サキュバス

種族:魔族

職業:ノリトを尊敬するサキュバス

Lv:1 NEXTLv:200Ex

HP:1450/1450 ↑800

SP:2200/2200 ↑1400

Ex:0


STR :70    ↑25

INT :215   ↑50

DEX :130   ↑30

DEF :70    ↑25

MDEF:165   ↑40

AGI :95(+20)↑30

LUK :35   ↑10


固有能力:《夢現》《吸精》《夢装》

戦闘技能:《淫魔術》《囁き》

称号:《仰ぎ見る者》《潜む者》

―――――――――――――――――――

 《夢現》…眠っている人に好きな夢を見せ、現の己を入り込ませる事が出来る。

 《夢装》…人の夢見る服を具現化し、着る事が出来る。


 《囁き》…相手の思考力を麻痺させる。


 おー、サキュバスっぽい能力があるねえと感心する。


「アアアアアアアアアアアアア」


 現実はさしてサキュバスっぽくないなぁとも感心しつつ、そろそろ終わらせないといけないので、閉めに入ることにした。


「大丈夫だ! お前なら乗越えられる! 俺はお前を信じてるぞ!」


 話の流れを完全に無視した熱い言葉を投げかけて、サキュバスの反応を見る。


「ヴァアアアアアアアアアアア」


 どうやら満足のいく言葉では無かった様だ。とするとどんな言葉が妥当だろうか? と悩んでもソレっぽい言葉はあまり出てこないので、奥の手を使う事にする。


「サラァァアアアアアアアア!」


「それは私の名前ですかマスター?」


「もちろんだ」


 サーちゃんとかだとやっぱり味気ないので、ここはサラかなと思って、適当につけた名前である。だがこいつらには効果が絶大だ。

 それにしても何で一人一人名前がついてないのか分からない、今度聞いてみようか? 嫌でも、この最終手段がなくなる展開になると、いざと言うとき困る。


「フフフ、私の名前は以後サラとおよび下さい」


 まぁ、俺が命名した以上、ソレは構わないと思うのだが……。


「お前なんでメイド服なんて着てるんだよ」


「メイド服とはこれの事ですか? これは主の思い描く使用人の格好、即ちサキュバスの正装です」


 え?


「なんだって?」


「サキュバスの正装です」


 いやいや、サキュバスの正装って言ったら普通ボンデージとかじゃないのか? いやさ、だって前の世界だとそうなってたし……、別に俺がエロいとかじゃなくてさ、純粋に残念、もといビックリというか。


「何で当たり前のことを聞くのか良く分かりませんが、私達サキュバスはマスターの朝から夜の世話まで全て完璧にこなす、奉仕の一族にございますが」


 俺コレにどう反応すればいいんだろうか、夜の世話なんてお呼びじゃないとか言うべきか? それとも据え膳キターとか言って男らしく飛びつく所か?

 確かに桃色の髪と褐色の肌、可愛らしい童顔で男心を惹く、豊満な体をしているけれど、ここで飛びついたら主としてどうなんだ?


「って、何でサキュバスになって間もないのにそんな事が分かるんだよ」


「進化すれば誰でもわかります」


「あ、そうなんだ……」


 珍しくツッコミを入れてみればコレである。言われてみればおーちゃんも進化したばかりなのに自分のこと理解していたし、納得できる答えだ。

 いやしかし、そうすると奉仕する話が本当になってしまう。それではちょっと困るというか、アリサが絶対不機嫌になって色々やってくるから疲れるというか。他の皆も騒ぎそうというか。


「大丈夫ですマスター、私は演技には妥協がないので女狐役から小姑、さらには三軒隣の口の悪い主婦の役も完璧に出来ます。いかなるマスターの要求にも答えてみせましょう」


 何で可笑しなチョイスばかりして来るんだこいつは。


「いえ、それどころか要求しなくてもお世話させていただきます。でなければ一流の使用人とはいえません。任せてください、マスターの好きな食べ物と風景を再現して、好きな女性を再現して、幸せな家庭を再現して、立派な妻を再現して見せますから」


「随分と凝るんだな、そんなサラには申し訳ないんだが俺には下の世話はしないでいいというか、他の奴らにばれたらなんと言われるかわからないし、今はそんなことしている余裕はないというかだな」


「下の世話? 何か勘違いしているようですが、夜の世話は心地のいい夢を再現するだけで如何わしい夢なんて見せませんよ? 誤解されてる方もいるようですが、そもそもサキュバスは居心地のいい夢を見せて、幸せな気持ちを少し貰うだけであって、如何わしいことは全くしませんよ?


 まさかマスターがそんな欲求を持っているとは知りませんでしたが、ソレが良いというのならやりましょう。

 生きる糧を簡単に稼ぐ方法として野良のサキュバスがやっている仕事ではありますが、私も使用人としての矜持がありますからやってみせます。

 でもあまりお勧めはしないといいますか、私達は基本相手をしないで、リアリティを出す小細工をしながら相手の夢を見ているだけなので、別段好きな相手じゃなくても構わないのですが、マスターがそれでもいいというのなら」


「もういっそ殺して、それ以上何かをのたまうのなら俺を殺してからにしてくれ」


 なんだこのサキュバスは、勘違いさせて精神的に人を追い詰めることが生業なのか? 確かに人の心に潜り込む様な奴さ、でもまさか、こんなえぐりこむような攻撃も可能だったなんて思わないじゃないか。

 てかサキュバスの生きる糧って幸せな気持ちを貰うだけなのかよ。幸福感かよ、良い奴じゃないかよ。そんな綺麗な現実ってないよ。


 なんだよ、夢見てましたよ、俺はエロいですよ、認めますよ、だからもうやめてくれえええええええ。


「マスター、そこまで追い詰められていたのですか。分かりました、私も使用人として」


「やらんでいい!」


「そうですか? 別に遠慮しなくてもいいのですが……」


 可愛らしく首をかしげても俺はもう騙されない。お前らなんて、お前らなんて夢の中で生きていればいいんだっ……。


 そう心の中で叫びながら、精神力をこれ以上削り取られまいと、俺はわき目もふらず逃げ出した。




◇◇◇◇




 敵は自らのうちにいるとは良く言ったものだ。


 俺はもうエロいモンスターが出てきても何も期待しない。絶対だ。


「ノリト兄さん? サラさんに猥褻な願いをしたって本当ですか?」


「パパさん、男の人なので仕方ないとは思いますが、無理やりはいけません。きちんと愛をもってやらなくては、私の母もいやいや口では言っていましたが、そこにはきちんとした愛が……」


 ああ、聞きたくない。何で相談しちゃうんだよ。マスターが変だったので心配ですとか相談しなくていいから。

 男はいないのか、俺の気持ちが分かってくれる男はいないのか……。


「ファー」


 いや、お前は男けどさ、理解できているのかわからないんだが。


「主がそんな我慢を……、私は自分の事ばっかりで、どうして主の気持ちを察することが出来なかったんだ。そもそもどうして相談をしてくれないんだ、私だったら別に……いやでもやっぱり、心の準備というか、やっぱりそういうのは愛を育んで、でも主は今が良くて……、わ、私はどうすれば」


「ボクも将来そういう役目を仰せつかるのでしょうか……、ボクもマスターの頼みとあらば答える覚悟は出来ていますが、やはり今は体が出来ていないのでどうにも」


 これって俺が収拾つけないといけないんだろうか? 第一俺はきちんと自制出来ていたはずなのにサラのせいでこんな事になったのだ。俺のせいではないのに何故こんな事に。


「皆なにやるの? ノイリとマゼンダもやるよー!」


 口々にわめく皆を見て俺は諦めの境地を知った。


 きっと坊さんもこうやって無我の境地に入るに違いないと、失礼な妄想をしながら、俺は目を開けたまま寝ることにした。


 もうどうにでもなればいいと思う。

ノイリ「ノリトお兄ちゃんどうしたのかな?」

アリサ「馬鹿してるんですよ」

シア「ノイリ嬢、あれを見てはいけません」

インプ「マスター頑張って」

おーちゃん「主の為に……いやでも……」

ノリト「るーるるー、るららー」


◇真・あとがき◇

 サキュバスに夢持ってる方は申し訳ない。悪魔の癖に良い奴? 設定です。

 何せこの作品エロ少なめで行く予定なので、余りエロエロしてるわけにはいかないのです。

 肉体関係を持ち出すのも、この作品の内容としては無しだなーという判断に基づいてたりします。

 これでもきついって方には申し訳ないけど、大丈夫だよね。逆に物足りないよね。


 ちなみにサキュバスのエロい夢の中でのお仕事ですが


 風を起こしたり、水を冷たくしたりといった、ちょっとしたリアリティを加味させて、全体的に夢っぽく感じなくするようなお仕事です。


 夢うつつって奴ですね。


 現実っぽくても夢ってことです。

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