Room023 皆で腐肉遊び。
※1/21日:即読の読者様へのお知らせ(編集点詳細)を活動報告にて記載しました。
霊族の進化条件、それは造形。
それが俺の思いついた仮説であり、これから証明するであろう事実。
そしてそれを証明する為に俺は、いや、俺たちは今、腐肉遊びをしている。
「ノリトお兄ちゃん、見てみて、マゼンダー!」
ノイリが敵から破損した鎧等を使って、ゾンビの頭に花を形作っている。正直言って、とてもグロイ。
でも小さな頃から血肉を見るのに慣れているノイリは余り気にした様子が無く、というよりも、このダンジョンでそんな事を気にしているのが自分ぐらいしか居ないと言う事実に、少し悲しくなってくる。
子供にこんなことさせたくないなーと思っていたのだが、遊び感覚でやられているとどういったらいいのやら、俺にはとてもじゃないが対処しきれない。
「さすがはノイリ嬢です。マゼンダ嬢も喜んでますよ」
止めるべき先生役のシアも、授業の一環として参加すると明言すると、今まで人の生き死にに関わっていないはずなのに、特に抵抗も無くゾンビを使った、砂遊びならぬ腐肉遊びに興じている。
マゼンダの微笑みもいつも通りなのにとても怖く感じてしまうのは、何も俺だけに限った話じゃないだろう。
ゾンビが地味に「ヴー」と嬉しそうにしているのも、怖いという感情に拍車をかけている気がする。
そんな俺も参加しているから、こんなこと口に出せずにいるのだが。
ちなみに俺はゾンビに装甲を付けようとして、アリサにコレはいけませんと言われ、大人しくゾンビに肉付けして色々試している。
計4人居るゾンビを細工するメンバーは以下の通り。
ノイリ・マゼンダ・シアのペア。
ノリトとアリサペア
インプペア
おーちゃんと魔狼ペア
実際進化するかはさておいて、中々ほのぼのした実験になりつつある。
実態はグロすぎるのだが、身近なものってこんなもんしか無いからな、遊び道具をちゃんと作っていなかった手前、この歪な光景は仕方ないのかもしれない。
いずれちゃんと作ってやろうと心に決め、今はとにかく造形を整えることにしよう。
ゾンビは醜悪だから見るに耐えない、と言う訳でもないのだが、あまり好む人もいないだろうと言うことで、直感的に敵を倒して入手した布で巻いていく。
どんどん包んでいって最後には、布だらけに。
あれ? アリサが手を出す前に終わってしまった。
後ろにウキウキして控えていたアリサは余りの出来事に口をあけたまま放心している。俺もこれほど早く終わるとは考えていなかった為、なんと言ったらいいかわからず。
アリサだし別にいいか、と考え改め、布ゾンビを放置して他を見て回ることにする。どうせ他の人が力を入れすぎた力作を発表するだろうから、俺は大したものを作る必要もないだろう。
「ボクはもっとお花を刺した方がいいと思うな」
インプ②は薬草管理で少し可愛らしい思考しているみたいだ。何で植えるじゃなくて刺すなのかはあえて問わないが。
「そうですか? この人美形ですから、胸をもっと盛れば男女問わず魅了できると思いますよ」
インプ②は……なんと言えばいいんだろうか。人の心にずっと潜んでいるぐらいだから、一癖も二癖もあるんだろうと思ってはいたけど、それはどうかと思う。
「え、でもこの子、男の子だよね?」
「そうですね」
そうだよ、ゾンビ男しかいないのに胸ってないだろ。筋肉つけるならまだわかるよ? でも胸は駄目だろ。
「じゃあやめようよ」
「仕方ないですね。両性持っているなんて羨ましいと思うのですが」
「歪だよ」
「価値観の相違ですね。私には魅力的に映りますが……こう、いい具合に混沌としていて、禁断の果実って感じが実にいいと」
「やっぱりお花刺そうよ」
なんだかこのグループを見ていると駄目になりそうだ。結果を待つのも怖いが、とりあえずこの場はあとにしよう。
次はおーちゃんか、戦闘に関してはずば抜けているおーちゃんだけど、果たして創作はどうなのだろうかと少しワクワクしつつ覗いてみる。
「やっぱり耳は付けるべきだと思うぞ! さらに鼻も付けるべきだと思うぞ! さらに言うなら爪もつけるべきだと思うぞ!」
魔狼はじっとおーちゃんを見つめていて、見つめられているおーちゃんは逐一声高に叫び、各パーツを付けていく。
各パーツを付け終わるたびに、歓声を上げるように吠える魔狼達。
おーちゃんの言葉は魔狼にも通じるからだろうけど、あの造形はどうなんだろう。元人間型のゾンビが地獣族のゾンビ化している。
でもあれって地獣族のゾンビになるだけで、特に進化する要素がないような……。
「どうだ、この荒々しい姿! きっと主も喜んでくれるぞ……、きっとお前らも褒めてもらえる!」
おーちゃんの褒められ宣言で一番の盛り上がりを見せる魔狼達、そんな魔狼達から逃げるように俺はそそくさと立ち去ることにした。
だってね、地獣族のゾンビにしか見えなくなっているクオリティの高さは評価できるのだが、それだけだからコメントし辛い。
これで褒めたらきっと思っていた褒め方と違う、まさかまたやらかした? といやな雰囲気になって落ち込まれるに違いない。機嫌を直すためにまた気恥ずかしい台詞を言うのは、さすがに勘弁して欲しい。
◇◇◇◇
探し回るおーちゃん達から逃げ回り、やっと元の場所へと戻ってきた俺は布ゾンビがいるはずのその場所に、得体の知れない何かがいるのを見てしまった。
「完成です」
あれだ。前の世界のゲームや映画に出てくる、怖すぎるゾンビだ。
元から腐って所々欠けていて、お世辞にも容姿が良いとは言えないゾンビが、アリサの手が加えられることによって、必要な肉がそぎ落とされ、不必要な肉が増加し、色んな種族の肉や皮でつぎはぎすることにより、とんでもない化け物へと変貌していた。
「これで襲われたらきっと動けなくなりますね」
そりゃそうだ。きっと夢にまで見るだろうさ。
自然にある怖さじゃなくて人工的に作り上げられた怖さだからな、きっとこの世界の人達は慣れていないだろうさ、だってこんな種族見たことないだろうし、とてもゾンビだとは思えんだろうよ。
手先が器用になったからといって此処までやるとは想像以上だ。でもアリサはこいつ常日頃から一緒にいないといけない、という事実をきちんと把握しているのだろうか?
目覚めたときにこいつがいたら軽くトラウマになる気がするんだが……。ま、3年も一緒にいたんだから大丈夫か。アリサよりも周りが慣れるかどうかが心配だ。
「あれ? ノリト兄さんもう帰ってきたんですか?」
「ああ、だいぶ前にな」
「どうです? 力作です。正直ノリト兄さんにだって勝てる気がしますね」
そりゃクオリティでいえば断然お前が上だと思うよ。俺包帯巻いただけだし……、でもこうしてドヤ顔されると兄として負けてられないというか、なんとかして見返してやりたいものだけど、これを何とかしろと言うのは流石に無理じゃないだろうか。
「どうですか、これ?」
「まーあれだ。何故こうなったってやつだな」
アリサが俺の感想にごねたが、頑張って諌め、俺は怖いゾンビを元の布ゾンビへと戻すことに了承を得た。骨犬の件でわかったが、姿を戻した所で進化できる場合は進化できるので特に渋ることもなく(薬草をひらひらさせたらOKされた)、元の布ゾンビへと戻った。俺はとりあえずソレを火属性のフロアへと放り込み、最終調整へと移る事にした。
待っている間に作り終わっていた他のメンバーと合流し、それぞれの作品を見て回ることにした。
「主、私達のゾンビ見てくれた? あれは凄いぞ、ビックリすること間違いなしだぞ」
「あー、ほんとだ、びっくりしたわ」
鼻を鳴らしながら自慢げに話すおーちゃんを受け流し。
「ノリトお兄ちゃん、シアお姉ちゃんとマゼンダと一緒にノイリ作ったよ! すごいよ」
「ああ、これは凄い、凄い独創的だ」
嬉しそうに語るノイリと、ニコニコしているマゼンダの頭を撫でながら、曖昧な言葉で受け流し。
「ボク達は、あまりお見せ出来るようなものにはならなかったんですが……」
「何を言う、あれほど甘美なる世界をこの世に顕現させたゾンビはいないだろう。誇りを持つべきだ」
インプ達の作品には無言を貫き通した。
我ながら凄い棒読み感はあったものの、手振り身振りのオーバーリアクションで凌いだのはさすがと言えるのではないだろうか。
「俺に話しかけたいのはわかるんだが、このままだと困るから待機しててもらえないか?」
それにしてもである。いい加減離れてくれないと最終調整に入っている布ゾンビの様子を見に行けない。
「ノリト兄さん、ノリト兄さんは皆のリーダーですから命令する権利を有しているのは分かります。でも皆ノリト兄さんの作品が見たくて集まっているのに、その言い草はあんまりです」
「いや、でもな」
ギュウギュウ詰めの状態で隠し通路で立ち往生していて、ゾンビを見るどころの話ではない。
「早く行かないと俺のゾンビが……」
結局俺の意見は他の子達の声に掻き消え、そこから進めたのはさらに時間が経ってからだった。
おかげでゾンビが見事に干からびて、俺が予定していた以上の干し具合となっていた。
そんな苦労のかいあってか、俺のゾンビは見事、進化条件を達成したのである。
他のゾンビはどうなったかだって?
それはもちろん失敗だったさ。
「あそこまで頑張ったのに、折角のノリト兄さんと共同作業したのに、いいところ見せられなかった……」
とはいってもノイリ達子供組みは特に気にする様子も無く、補習をしていた子ブリンの元へと戻っていったのだが、あそこまで頑張っていたアリサも報われない結果に涙していた。
諦めきれず、他のゾンビでまたあのおどろおどろしいゾンビを作ったのに、特に進化することも無かったのだから無理もない。
口走っている共同作業というのには少し疑問符がつくが、あれだけやったのだから結構ショックだったのだろう、地面に薬草を描いていじけている。
ちなみにおーちゃんも何時ものごとく落ち込んだので、新しく進化したメンバーとの模擬戦を頼んでおいた。
「主のためになるなら!」
と喜んで向かっていったので、そろそろ落ち込んでいた理由を忘れる頃ではないかと思う。
インプ達は結果を予想していたのだろう、ボクっ娘インプがインプ②を引き連れて畑に早々と帰っていった。ちなみにゾンビは刺された花がモザイク代わりになっていて、とても見られたものではなくなっていた。
思わず「悪魔だ!?」と叫んだのは記憶に新しい。
皆本当に色々造ったものだと思う、それでも進化条件を満たせなかったのは、進化する形が決まっているからだろう。
そりゃあ、形があるだけで進化するなら分岐が多すぎておかしいよなーとは思っていたけれど、結構狭き門なんだなと感心してしまった。
ここまで頑張って形になったのが直感でやった俺だけなのだから、本当にままならない。そしてアリサが落ち込んだまま回復しないのもままならない現実である。
「ほら」
肉を目の前に出しても反応しないアリサなんて何時以来だろうか、俺がアリサの誕生日に肉を買っていった日以来だろうか?
何故か頑として食べなかったんだよな。一週間後に雅さんから食べたって聞いたけど、流石に悪くなってたと思うんだけどね……。
あの出来事以来食べ物を送るのはやめたんだが、今回は一体どうしたのやら。
「コレも付けよう」
ならばと思って薬草をつけても動かないのは、重症だという事だろうか。
「ノリト兄さんは私のことどう見てるんですか!」
青筋が額に浮かんでいて危険だとは思っていたが、ついに切れてしまった様だ。俺としたことが、アリサを怒らせてしまうなんて……。
「俺がアリサをどう見てるかなんて聞かなくても分かるだろ? 腹黒で意地汚い、可愛い妹分だよ」
「どうして落ち込んでいる所で地味に攻撃してくるんですか」
「いやだってお前……
涎垂らしてるから」
急いでごしごしと口元を拭い、キッと睨みつけてくるアリサ見てため息をつく。
「何を不機嫌になってるんだよ」
「そりゃあ、ノリト兄さんは結果だしたからいいでしょう。でも私はあんな事言ったのに進化しなくて、ゾンビ召喚したのも私なのに……」
「お前気づかない内にゾンビとか進化してたんだろ? そのゾンビに形を似せれば良いのにお前楽しんで新しいの作ってたろ?」
「あ……」
「そういう事だろうと思ったよ。お前腹黒いくせにこういう子供っぽい遊びやると夢中になりすぎてドジるんだよな。昔も俺をお飯事で修羅場を演じる為に、人形に包丁刺すはずが、見ず知らずの砂場の子に刺してたからな。子供ながらにぞっとしたがそういうところは相変わらずだよ、ほんと」
「腹黒じゃありませんって前から言ってますよね?」
「お前は十分腹黒だよ。だって相手の母親がやってきたら虐められたからやり返したって泣き出すんだからな。俺はいきなり刺されて悪者にされた相手が不憫で仕方なかったよ」
ま、そういう奴があとから復讐しに来るようになったから、俺も人を陥れるのが得意になってたんだけどな……。
「そういうのなら私にも考えがあります」
「ほう?」
一瞬で怒気をあらわにし、こちらが身構えると同時にアリサは動き出した。
そして気づけば俺の手から肉と薬草が消えていた。
「それじゃあ敵狩ってきます!」
駆けていくアリサを見てため息をつく。
「ホルンの餌また減るなー……」
―――――――――――――――――――
名前:ミイラ
種族:霊族
職業:アリサのミイラ
Lv:1 NEXTLv:200Ex
HP:2320/2320 ↑500
SP:1180/1180 ↑1100
Ex:100
STR :110 ↑20
INT :65 ↑40
DEX :120 ↑20
DEF :144 ↑15
MDEF:62 ↑40
AGI :41 ↑20
LUK :15 ↑5
固有能力:《蘇り》《再生》
戦闘技能:《噛付き》《加速》《抱きつき》《吸水術》
称号:《身代わり》《仰ぎ見る者》《待ち人》
―――――――――――――――――――
《吸水術》…MPを消費して水分を吸収する。
◇◇◇◇
腐肉遊びの後処理がひと段落して、精霊大樹の広場を出た俺は、気になった事を確かめるべく、新たに仲間になったフランケンの元へと来ていた。
「お前骨族の進化後の姿を知っているのか?」
「ファー」
そして今、首をひねっている。
この「ファー」という泣き声の意味が肯定か、否定かわからない為だ。
俺が今までゾンビに期待していたのは壁としての、敵の攻撃を受け止める役割だ。何せ足が遅く、防御が高いのだから誰だってそう思うはずだ。
でも今回の一件で俺はそれだけなのかと疑問を持った。俺たちが運悪く進化後の形に近づけられなかった、という事もあるかもしれない。
けれどソレは同時に、あのゾンビが3種もの進化後の形を作ったという事実を浮き彫りにしてしまう。
あれは何だったのか? 何の苦労も無く進化させてしまったが、あのご都合主義とも呼べる者は何だったのか?
俺の仮説が立てばそのうち同じように進化しただろうが、それはもっとあとでの話しだったはずだ。ソレが何故今起こっている?
俺はもしかしたらゾンビの能力を見誤っていたのかもしれない、と今更ながらに考えたのだ。
つまり、ゾンビは頭が良いのではないか? ということだ。
足も遅い、壁としての役割も微妙、そんないいとこなしのゾンビ。足手まとい程度にしか思っていなかった。
会話も出来ないし、何も出来ないゾンビに高い知能が備わっているなんて考えていなかった。
何せインプは喋ってしまったのだ。こちらの言葉を。
でもおーちゃんと魔狼を見て考え直した。言葉は一つではない。
なら何で俺達の言葉が通じるのか? それは日本語が、この世界の共通語だからじゃないだろうか?
共通語が浸透しきっている世界で、異なる言葉を話す種族。それは声帯の問題などもあるのだろうけど、一番の問題は国がないという事ではないだろうか。
以前シアから国について聞いたが、8ヶ国に、8種族があるというのに虫族の国が3つもあると言う。つまり虫族に滅ぼされた国の生き残りではないだろうか?
これはシアに後で確認を取らないといけないが、でももしそうなら辻褄が合う。
まず世界の主を決めると言うダンジョンシステム。
これはダンジョンで生き残ればいいわけだが、生き残る為にはどうしたらいい?
簡単に考えてみれば敵がいなければ生き残ることなど造作も無いのではないだろうか? つまり敵国に侵攻して、王族を根絶やしにすればいい。
それでもこの世界が保てているのは何故か?
核と同じだ。この世界にはダンジョンの主と言う異形を、それも育った異形を討ち取れるだけの実力者がいる。
それが各国の抑止力として働いているのではないだろうか?
それなら本当に強い者達が中々来ない理由、という物が理解できる。
そして滅亡した者達が未だ生き残っている理由。
おーちゃん然り、フランケン然り、強い者達、あるいは知恵ある者達が生き残る為の術を知っている、あるいは習得しているのだ。
おーちゃんの主と言う言葉遣い、忠誠心。インプも同様だ。
王がいない者達の拠り所として俺がいるのだ。だからあれほど反応するのだ、だからあれだけ心を預けられるのだ。
召喚された者達は人形ではないのだ。考える力なくして命令に従えるはずも無かったのだ。
「理解しているのなら頭を縦に振ってくれ」
フランケンは迷うことなく頭を縦に振る。
少しだけ見えてきた世界の情勢、僅かな情報を集め、仮説を立てることも無駄ではないのだとこういう時、強く実感してしまう。
そしてこの充実感があるからこそ、俺は仮説を立てるのだ。
「これからはいは首を縦に、いいえは首を横に振ってくれ」
フランケンが顔を縦に振るのを見て俺は満足した。
ゾンビの進化した後の形はアリサに聞くとして、俺が考えているフランケンの運用法。
それは指揮官。
霊族をまとめる、重要なポジションについてもらうことだ。
指揮官が倒れれば脆い軍も、倒れない指揮官がいれば崩れることも少なくなるだろう。
何時になるかはわからないが、このままダンジョンが成長を遂げていけば、俺の罠では止められない連中が少なからず出てくるはずだ。
水の罠しかり、数で攻められれば俺のダンジョンは止まってしまう。
そんな何時の日かに備えての一歩を今踏み出すべく、俺はフランケンに指揮の仕方について教え始める事にした。
願わくば、大規模戦闘は全ての準備がそろった時にしてほしいものである。
インプ②「私は何時進化させてもらえるのでしょう」
アリサ「んー、ノリト兄さん結構考えること多いから、自分から言った方が良いと思いますよ」
インプ①「ボクも早く進化できるようになりたいなー」
インプ②「練習ついでに言いにいきましょうか」
インプ①「おー!」