Room021 全てが紙一重。
作品の中では言っておりませんので、遅くなりましたが改めて。
明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
いつも通りやってきた、もう雑魚と呼んでも差し支えない侵入者たちをさくっと始末して、ホルン達を撃退した時の反省会を開催していたりするのだが……。
「さて、パパさん。今回反省するべき点が多々あると思いますが、わかってますよね?」
「ん、何のことだろうか」
「ふざけないで下さい。パパさんの技の概要は聞いてはいましたけど、実際敵の攻撃を止めるなんて聞いてませんよ?」
全く困ったものである。これからホルンと仲良くして貰おうと声をみんなにかけようとした所でおーちゃんが
「いやあ、さすが主ですぞ。まさか敵の剣を拳で受け止めるとはアッパレ! あ、いや別に私にもできますぞ?」
なんて口走ってしまったものだから、俺は皆の目の前で正座させられていたりする。本当、困ったものだ。困りすぎたから後で絶対いじってやると心に誓う。
「ノリト兄さん、確か私たちと練習した時は武器で受け止めると言ってましたよね? 敵の攻撃が喰らわない方法はあると言っていましたし、信用していましたがあまりにも無謀です! もう少し自分の立場を考えてほしいです」
「アリサさんの言うとおりです。パパさんは一家の大黒柱としての自覚を持ってもらわないと、交渉をうまく運ぶための駆け引きだと理解はできますが、感情で納得することは出来ません」
と言われましてもというのが俺の心情なのだが、確かに心配をかけてしまったのはあれだが、アリサがいない状況で得体の知れなさを演出するのは俺が一番合っていたし、あれだけ無茶して無傷でいられるもの俺だけだ。
本当ならアリサが闇フロアで無双して、敵を切り刻んで、捕まえて脅す方が良かったのだろうけど、仲間の絆が強そうなのがこちらに来てしまったのだから仕方がない。
「感情で納得できんのはわかったが、俺は最善を尽くすためにだな」
「最善なのはわかりますし、最強になれと背中を押した手前強く言えませんが、それでも強いと言えない、今の状況下で突っ走るのはどうなのでしょうか」
「うんうん、ノリト兄さんはもうちょっと後のことを考えるべきです。私を助けた時も後先考えずに……」
この二人の説教いつまで続くのだろうか……。ん? こういう時こそ演技力が試されるのでないだろうか。うん、きっとそうだ。だから気兼ねせず楽しいことを考えよう。
アリサ達には話してないけど今回は俺の夢がかかってるからな。紙に後で俺の条件だけこっそり付けくわえたのがばれたら、もっとやばかっただろうな……。
いやあ、早く来ないだろうか野菜の種、生活必需品。それこそ適当に色々持ってきてくれないだろうか、そうすれば俺の人間らしい生活という夢が一気に促進する。
野菜畑から収穫した野菜と敵のお肉でお料理、調味料持ってきてくれればレパートリーも広がるし、ほかにも何か良さげなものがあれば最高なんだが……。
いやでも待てよ、この世界のものが以前の世界同様、ある程度作り込まれた逸品であるという可能性は低いのではないだろうか。んー、でも敵が持ってくる道具をみるにそこまで悪いとは思えないし……、やっぱり持ってきてくれないことにはわからんな。
「ちょっと聞いてるんですか! ノリト兄さん!」
「ああ、もちろん聞いてるぞ」
話が長い、それだけ心配してくれているというのは良く分かる。実際あの壁化に欠点がないわけではない、いや、欠点ならいくらでもあると言った方がいい。
まず壁化している間は無敵だが壁化を解けば無敵ではなくなる。燃えた服を脱いだのは壁化を解いたときに俺が燃えるのを防ぐためだし。
実際壁化している間は斬られようが、齧られようが、殴られ様が、一切関係なくダメージはない。痛みが唯一の問題と言った所か。
でも壁化を解けば俺は何処にでも居るの迷宮の主で、か弱い存在でしかない。故に毒を飲まされてしまえば壁化を解けなくなるし、動いて壁化が解ければ死ぬ。
継続効果でダメージを与えられるのは俺の弱点と言えるだろう、逆に地味にいたぶっていかないと俺は死なないってことだけどな。
実際毒が使われていれば危うかった。今回は炎だったから別にいいのだけれど、毒への対策は体を傷つけられないようにして、体内に入るのを防ぐぐらいしかない。もし毒液なんかを浴びても、粘着液の中に入って洗い流せばいいと考えてはいたけれど、それでも不安は残った。
だからアリサとシアから、ダンジョン内での毒の使用頻度について意見を述べてもらい、考察し、可能性は低いと判断して作戦を考えた。
まず第一に俺の考える危険な毒薬は高額だという。触れるだけでも危険な毒薬は作るのが難しい為に高額であり、他の安物の毒は効果が薄い、なので即死するものはあまりないらしい。
もし使われるとしたら麻痺毒がメジャーだというが、基本的に自分も傷つき、狭い室内で戦闘することもあって、ダンジョン内ではあまり使われることがないという。
だからといってはなんだけど、即死はある程度回避できるはずだ。猛毒だったらどうかわからんが。できれば毒耐性とかつけておきたいけれど、つけるために毒に犯されないといけなさそうだし……最強へ至るには問題は山積みだ。
しかしだ。誰もが思う最強ってのは別に俺自身が本当に最強である必要はない、という結論を俺は得ている。シアの影響で再度最強を目指すことにはしたが、最初に気づいた様に、最強なんてものは夢物語に近いと俺は思っている。
そんな夢物語を、例え実現するとしてもそれ相応の時間がかかるはずのそれを、それでもすぐに実現さないといけないのならどうすればいい?
そんなのは不可能だ。
と、前までは思っていたがなんて事はない。きちんと最強になる道しるべは残されていたのだ。
それは周りが俺を勝手に最強だと思い込んでしまうということ、そうして俺は最強ではない最強なれるのだ。
俺TUEEEEなんて夢見ることは出来るけれど、やはり現実は無常で、余裕のようで常に紙一重、生死を賭けたギリギリの戦いなのだ。それでも最強を目指すなら、使えるものは何でも使って思い込ませるしかない。
「パパさん、今度からは一言私たちに言っておいてください。でないと心配です」
だからこういう風に、最強への道をひたすら歩め為に、演技練習ついでに聞いているフリをするのだって、十分意味のあることなのだ。
「ああ、今度からはなるべく言う様にする」
「もう! なるべくじゃなくて絶対です! ノリト兄さん全然反省してないじゃないですか、だいたい……」
……言葉の選択を誤ったかな。
◇◇◇◇
俺としたことが言葉の選択ミスで何時間も説教が伸びるとは……、女3人寄れば姦しいなんてよく言うけれど、十分2でも姦しい。いやはや恐ろしいものである。
買い物も恐ろしいと聞いたことがある。全く女には一体いくつ恐ろしい点があるんだかわからんな。
「ノリト兄さん反省したんですか?」
「パパさん?」
今土下座している俺に対して、反省しているのかという言葉を発するこの妹分は魔族だろうか、いや、魔族なんて甘っちょろいものではなく、閻魔族ではなかろうか。
そしてシアさんも土下座してるんだから、《教鞭》を意味も無く地面に振るうの止めて下さいお願いします。
「ふぅ、まだまだ足りませんけど仕方ありませんね、これ以上時間をかけるのも勿体無いですし、ノイリ嬢達を待たせるのもいけませんからね」
ウネウネさせている《教鞭》を消したかと思うと、シアは踵を返して精霊大樹の広場へと戻っていった。
今現在俺が居る場所といえば、実は大浴場だったりする。裸ではないのでお色気シーンなどないが、子供の情操教育に駄目な大人が叱られるのはよくないとして連れてこられた場所である。
「シアさんはああ言ってましたけど私はまだ許しませんからね」
お色気シーンもないのに俺はまだ大浴場に拘束されなくちゃ活けないのかと思うと、少し哀しくなってくる。めっちゃ見たいんですが! って訳ではないけれど、やっぱり流れ的には欲しいかなーと。
「聞いてるんですか?」
「もちろんであります。マム」
「はぁ……、どうしてこんな時にふざけていられるんですか。正直敵と喋っている時のふざけたノリト兄さんも、案外素だったんじゃないかと疑いたくなります。」
失敬だ。
俺はあんな逝かれたキャラじゃない、と思う。このダンジョンに来てから倫理観とかそういうのが一切欠如しているけれど、まだ逝かれてないはずだと思いたい。
ステータスがどんどん酷いことになっているけど、きっとまだ大丈夫だ。
帰る帰らないいずれにかに関わらず、倫理観のない人間なんて碌なもんじゃないからな。うん。
「もういいです。ノリト兄さん相変わらずなんですから、一応言っておきますが演技出来てませんよ?」
…………ん?
「ノリト兄さんの顔色を見れば何考えてるかなんてまるわかりですから、それと一応言っておきますがシアさんは呆れただけですよ?
大方演技で乗り切ればいいやなんて思って真面目に聞いてないんですよね? バレバレですから、どうせ面白いことでも考えようとか思ってたんですよね?
本当相変わらずというかなんというか……、とりあえず反省して下さい。これ以上言っても無駄みたいですし私も失礼します」
おかしいな、敵は騙せたのに味方が騙せていないだとっ……、いや、あれはきっと幼馴染特権……あれ? シアもわかってるっていってなかったか?
まさか。
まさかだけど。
……俺って演技下手なんだろうか?
いやいや、待て待て、俺確か演技完璧だった、いやぁ紙一重だったね。非常に危なかったけど上手くいったわって思ってたんだけど。
まさかの か ん ち が い ?
いや、きっと俺と多く接することが出来るから見破られたに過ぎないはずだ。でないと俺が演技で敵を騙すことに賛成するはずなんてないからな……。だよな?
第三者視点ってのはためになるよな、こうやって俺を客観的に見てくれるんだから、本人じゃさっぱりわからんから……。
なんか思考がドツボに嵌った気がする。
いかんいかん、こういうときは風呂に入ってさっぱりしよう。うん、そうしよう。
◇◇◇◇
お風呂から出ても不安が募るばかりで駄目なんだが。
仕方ないのでステータスの変化でも眺めながら思考をそらそう、今更心配したって後の祭り、精神力の無駄使いだ。
精神力がガリガリ削れていくのがわかるってのは少し辛いしな。
さて、はじめになんの確認しようか、やっぱり戦闘手伝ってもらった魔犬とおーちゃんかな……。
《骨犬①が進化条件を満たしました。進化が可能になりました》
《骨犬②が進化条件を満たしました。進化が可能になりました》
《骨犬③が進化条件を満たしました。進化が可能になりました》
《ゾンビ①が進化条件を満たしました。進化が可能になりました》
《インプ②からイレギュラー要素を確認、特殊進化が可能になりました》
……。
…………。
………………あれ?
確か魔犬の時普通に進化する場合は纏められたような? って違う。何でいきなりこんな進化条件満たしてるんだよ。
そしてインプ②ってなんだよ、確かに召喚したような気もするが俺全く見てないんだが、てか存在してたことすら忘れたんだが。
大体インプ①のほうが勉強とかしてたんだから、そっちが進化した方が色々と整合性つくんじゃないのか?
ええと、ええと。
色々ツッコミどころがありすぎて俺じゃ対処しきれない。
誰だよ気分転換にステータス見ようと思ったの、間違いなく俺だよ。
落ち着け俺、落ち着くんだ!
《骨犬①を進化させますか? YES/NO》
ククク、愚問だよ。俺になんてことを問うているんだこのシステム野郎は、こんなの迷うまでも無くYESだろう? そうだろう?
なーんてな、押さないよ。もうちょっと落ち着いてから考えないと、骨犬の進化表示が分かれている意味がわからんからな。
だから押すなよ、や、やめろよ、押すなよ。押すんじゃねえよ。
って混乱しすぎてお笑い芸人みたいなこと一人でやっちまったじゃないか。いい加減落ち着こうか俺。
今までちょっとした変化ばっかりだったからな、いきなり此処まで変化があると驚くというか、何というか……。
とりあえずインプ②の顔を見よう、話はそれからだ。
◇◇◇◇
いないんだが。
何処にもいない? んな馬鹿な、俺が見つけられないはずはないんだ。絶対どこかにいるはずだ。
…………いない。
もしかしてシステム障害? でも俺ちゃんとインプ2人見た覚えがあるんだが、あれ? でも召喚して依頼インプ①の方しか見てないな……。
「インプ②は何処にいるんだよ、一体何がどうなってるんだ……」
「御用でしょうか?」
誰もいない空間から突然声が聞こえてきたら、貴方ならどうしますか? と問われたら俺はこう答える。
逃げる。
だって考えても見てくれ、何もない空間から声がするなんて怖くないか? アリサの召喚する霊族ってホラーっていうより、コメディホラーみたいな感じだし、グロイのも見慣れてるし、目に見えるからまだ大丈夫なんだが、やっぱ目に見えないと怖い。
ッハ、そんなの怖くねえよ、と思う奴は一回一人で深夜に廃屋探索でもしたらいいと思う。幽霊がどうのこうのではなく、何もいないはずなのに何かいるような気がする、いう恐怖が貴方を出迎えてくれるはずだ、多分。
気のせいか、で済む範囲内ならまだびっくりする位で済むが、俺は生憎と鈍感な主人公のように、今の空耳かとか言わない。
むしろ耳元で聞こえたら即効逃げてやったよ。ああそうだよ、策が通じない上に見えない相手なんて、相対したくないんだよ。
幽霊が怖いんじゃなくて見えないのが怖いんだよ。
見えないものが怖いんだ、感情とかもそうだろ? 見えないから怖い、ソレと同じだ。敵が見えないという状況こそが怖い。
「何ゆえ走っておられる?」
だから俺は今とっても怖い。
怖いから俺はひたすら走り続けた。
◇◇◇◇
「なんだよ、インプ②だったのかよ」
姿を現したインプが悠々と目の前を飛んでいる光景に疲れを覚える。
「マスターが呼び出ししたというのにその物言いは酷くはないか?」
酷いとは思うが、俺も怖かったんだから許して欲しい。大体、自分の口からインプ②なんて単語がでていたなんて、全く自覚が無かったのだから気づける要素もまずなかった。
そんな中で走っているうちに冷静さを取り戻し、何とか交渉してみようと頑張った俺を逆に褒めてくれたっていいと思うんだ。決して大浴場にまたも追い詰められ、腹をくくったとかそういう事ではないので褒めてくれたって……うん、どうでもいいや。
「そんなことはどうでもいいとして、お前消えることが出来るのか?」
「そんなことはありませんよ」
「んじゃ何で見つけられなかったんだよ」
「マスター、我らインプが悪魔と呼ばれていることを知っていますか?」
なんで唐突に語りだしたのかわからんが、とりあえず聞いてみるしかない。
「知っている」
「流石はマスターです。では悪魔はどのようにして人を誑かすかおわかりか?」
流石はマスターといわれたけれど完全なる知ったかぶりですとは言えない。インプって悪魔だろ、と前の世界での常識だったので即答してしまったが、今考えてみるとこの世界では普通の住人なのだ、それ故に呼ばれていない可能性だってあったのだ。
ま、それは今更だし、どうでもいいのでおいておくとして、人を誑かす方法? 普通に考えれば甘言を用いることだが、厳密に言えば違うか。
「人の心に入り込むことかな?」
「そのとおりです。我らインプが悪魔といわれる所以、それは人の心に忍び寄り、入り込むからです」
「つまりは俺の心の内に入っていたと?」
「正に。本当なら戦闘に参加するべきですが、私は一度マスターと呼べる存在を失っています。ゆえに傍でいざと言う時身代わりになるべく控えておりました」
つまりは最初の戦闘からずっと俺の心に潜んでピンチとの時は身代わりになろうとしていたと……。忠義に厚い? というかなんというか。
ステータスに表示されない能力ってあるんだなーと思いつつ、質問を続ける。
「何でそこまでするか聞いてもいいのか?」
「私のマスターに似てるから、といえば納得いただけますか?」
「なるほど」
全く分からん。
「それにしてもマスター、流石に無茶が過ぎませんか? 私は何度飛び出そうと思ったかわかりません、アリサ様やシア様の言葉を聞いて少しは控えたほうがよろしいかと」
「俺の心を盗み見てそう判断したのか?」
「いえ、私はマスターの心など盗み見れません。見れないからこそのマスターなのです」
「そういうもんかね」
「そういうものでございます」
仲間、といって言いのだろうけど少し謎過ぎる。このインプに関してはもうちょっと調べてから進化させるかどうか考えなくては。
それにしてもインプ①も頑張れば人の心に潜れるのだろうか? もしそうなら戦略の幅が広がる。いや、交渉ごとが今よりもずっとスムーズに動く。
出来ることなら作戦立案の時に進言してくれても良かったのではないかと思うが、それは酷か、このインプは正しく俺を理解しているのだから。
「俺の心に入ることを禁止する。以後は周りと協調を取ってくれ」
「御意に」
もしインプが作戦立案の時に言ってくれたのなら、俺はこいつを心の中に入れようとは思わなかった。俺が生き残る自信が無かった訳ではない、単純に無駄な犠牲になりそうな要素は消したいからだ。
だからインプは俺の中にとどまっていたのだろう、存在を希薄にし、思い出せないように表に出なかった。今回俺の呼びかけが無ければずっとそうしていただろう。
心が読みにくいといって俺は顔色でわかるらしいからな……、あれ、これって敵もって思考がループしている気が。
ああ、駄目だ。混乱することが一気に起こりすぎてるわ。
紙一重とか格好いいフレーズ考えてたけど、軽くオーバーヒートしてるし、もうどうしようか。いや、意識を保っていられるのだから紙一重でいいのでは? 知恵熱出す寸前だけど、きっと紙一重。
うん、全てが紙一重だ。
インプ①「ボクの他にもいたんですね」
インプ②「いましたよ」
インプ①「ボクにもソレ出来るんでしょうか?」
インプ②「やりたいんですか?」
インプ①「うん」
インプ②「今度マスター使って教えますね」
インプ①「ありがとう」
◇真・あとがき◇
※メタ発言があるのでご注意を。
主人公最強の今作ですが、こういうのもありかなーと思ってやってみたりしました。
そして、私書いてて気づいたのですが、ノリト戦闘時とギャップがありすぎてたまに性格引き摺っちゃうんですよね。一応この話元のノリトを思い出していただければと思いますが、思い出して頂こうと書きなぐっていると話が斜め上に行き過ぎてしまい、ちょっと苦労していたりします。なのでこれまでと印象違うなー、と思ったらご指摘いただけると助かります。
さて、この話で「最強じゃないジャマイカ、失望した、作者ェ……」と思った方にとっては、今後更に見苦しいことになるやも?
なんて、プロット無いので思いついたままに全て後付けしてるわけですから、正直今後の展開なんて私でもわからないですけどね。
実際今回のインプも2人いたの完全に忘れてたのを、編集作業で思い出して利用した設定ですからね(ぁ
進化図なるものを書き上げてテンションあがってたりしますけど、全部つかえるかどうかも未だ分からず……。
それと更新についてですが、今現在不定期でご迷惑かけているかと思いますが、これからもこんな感じだと思います。
1,2時間でひらめいて書き上げることもあれば、何日もかけて書き上げる場合もありますし、リアル都合で書けない場合も多々あるので、申し訳ありませんがご了承お願いいたします。
ただ、活動報告に載せる更新予定の話数は出来る限り守ろうと思いますので、よろしくお願いします。
いい訳好きな作者ですが、やる時はやるかもしれないので、これからも生温い生卵のような目で見守っていてくださると嬉しいです。