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青春が最期  作者: 浜松
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第0章 国立高等学校 第1節

 街を一人歩く男がいた。胸ポケットのボールペンが何か意味をなすようにそこに居座っている。進んでも進んでもずっと同じ景色が並んでいる。一体どこに向かっているのだろうか?ここは兵庫県の山にできた街である。

 

 私は少子化という問題に目をつけた。いままで使ってこなかった財産を使うタイミングだと思った。いま、周りをみると全てが自分の街で完璧に普通を演出している。コンビニに行くと自動ドアが開いてくれる。家電量販店は欲しいものがなんでも置いてある。この先について考えながら街の点検をおこなっている。あと一ヶ月後、たくさんの人で賑わうのを想像したらワクワクする。あと一人のサインがされないまま計画書が研究室に置かれてある。国が街を認めたらそれがスタートの合図。一体どれだけ忙しくなるのだろう。来年には私の……いやこの話はあとにしておこう。



 


 

 

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