恐怖の日本人形
「おはよー、ねぇねぇ聞いた?」
教室に入るなり親友の朋子ちゃんが話し掛けて来た。
私は小学校三年生の優子。ちょっぴり好奇心旺盛な女の子だ。
私は「主語がないよ、何を聞いたって?」
すると、朋子ちゃんが「隣のクラスの絢音ちゃんの家に変わった日本人形が有るんだって」
私は凄く興味をそそられ、「見たいー」と言って朋子ちゃんの腕を掴んだ。
そして、二人して隣のクラスに行き、
絢音ちゃんを呼び出して貰った。
絢音ちゃんとは二年生の時に同じクラスだったので、顔見知りだった。
「絢音ちゃんの家に変わった日本人形が有るんだって?」と私が聞くと、絢音ちゃんは、
「そうなの、切っても切っても伸びて来るの」と言うのだ。
テレビのホラー番組で髪の毛が伸びる日本人形見た事が合ったので、私と朋子ちゃんは怖いもの見たさで、絢音ちゃんに見たいとお願いした。
すると、絢音ちゃんは今日の帰りにおいでよと言ってくれたのだ。
そして、授業が終わり私達は喜んで帰りに絢音ちゃんの家に向かった。
絢音ちゃんの家に行くと、部屋に通された。
そこに合ったのは、普通の日本人形だったけど、一部分だけ伸びていたのだ。
それは鼻から伸びていた鼻毛だった。
絢音ちゃん曰く、髪の毛は伸びないけど、毎日鼻毛を切っても伸びて困ると言っていた。
鼻毛が伸びる日本人形なんて…ありえなーい。