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偽りの仮面

作者: 小田虹里
掲載日:2024/06/26

 笑って、泣いて。

 食いしばって、泣いて。

 頭を下げて、泣いて。


 また、笑って……泣いて。


 偽りの姿を演じては泣いて。

 こんな生活に、意味はあるのだろうか。


 泣く度に人は強くなれる?

 笑うたびに、人は仮面を被って。

 社会に適合しようと必死だ。


 いつか、あなたのもとへ行くときに。

 僕は、本当に笑顔であなたに会えるのでしょうか。


 偽りだらけの僕を見て、あなたは僕と認識してくれますか。


 真剣に生きて、真剣に向き合って、必至に足掻いて。

 それでも手に入らない平穏を、僕は羨む。


『一緒に居るよ』


 その言葉だけが、僕を突き動かす。

 辛い現実から救い上げる、夢への糸。


 独りじゃ、ダメなんだ。

 独りじゃ、息吸うだけでも気が滅入る。


 どうか忘れないで。

 あなたが居てくれるから、僕はまだ踏ん張れる。


 笑って、泣いて。

 歌って、笑って、泣いて。

 怒って、歌って、笑って、泣いて。


 いつかを一緒に生きるため。

 僕は今日も、目を閉じる。


 明日こそ、涙のない世界を見られますように。


 泣いてもいいよ。

 そんな言葉に「大丈夫」と言えるくらい、強くなれますように。


 僕が僕であるために。

 僕は今日にサヨナラ告げて、明日を生きる覚悟を決める。


 昨日より今日へ。

 今日より明日へ、紡がれる光の道へ。


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