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32話 魔王の企み



 北ナジカ軍を率いるセインの意志を目の当たりにしたグレースは、セイルス5世こと新王アーサーに事の次第を報告する為、重い気持ちを引きずりながらも足早に討伐軍の本陣へと戻った。


「なんですと?ではやはり北ナジカ軍は我らの下知に従うつもりはなかったと言うことですかな?」


 厳重な警備で固められた討伐軍の中枢。新王アーサーの隣で側近のローガンが、驚いたように声をあげた。


「いえ……。セイン将軍は自国民同士が血を流し争うこの状況をひどく憂いておりました。そして、我が軍が早々に疲弊してしまわぬよう、バーグマン軍と示し合わせた上で一騎打ちを行い、敗れた方が陣を引き払う約束を取り付け……」


「そのような御託はよろしい!皇女よ!」


 ローガンはグレースを一喝した。グレースの肩がピクッと反応する。


 用意された椅子に腰掛けた新王は瞑目したまま、微動だにしない。アーサーが王座に就いて以降、直言をする事が少なくなり、代わりに脇に侍るローガンが新王の意を汲み取り命令を下す。それは高級将校のみならずグレースにも当てはめられていた。


「よいですか?たかが一指揮官ごときに勝手な事をさせてどうするのです?貴女あなたは普段より部下に甘過ぎるのです。自らが指揮する部隊すらろくに統制できていない。そして、おめおめと本陣に戻り、王に伝達するだけなら皇女である意味はありませんぞ?そこらの伝書鳩でもできましょう」


 ローガンがこれ見よがしにため息をつく。その昔、侍従長であったローガンはアーサーやグレースが幼い頃から見知っており、なんでも相談できる良き理解者であった。


 だが、その男の正体は魔王リデルの側近カストールが人間に化けた姿だった。いや、元からそうであったのか、いつの間にか本物のローガンと入れ替わっていたのか、今のグレースには確かめようがない。


 しかし、いずれにせよその正体を全く疑いもせず、頼りにしていた事。そして、王室の最深部にまで魔族が根を張り巡らせており、またそれに気づかなかったという事実にグレースは大きな衝撃と後悔を味わった。いや、カストールだけではない。徐々に城の中は人間に取り憑いた人間ではないモノ達が増えていた。グレースの侍女とて例外ではない。もう、城の中ではグレースの本心を誰かに吐露するなど出来はしないのだった。


 しかし、その事はおくびにも出さず、決して弱みは見せまいと気丈に振る舞った。たった一人の戦い。だが、グレースの心には兄アーサーがいた。最愛の兄を想い、国を、民を想い、耐えた。そこにはセイルス王国の皇女であるというプライドがあった。


「マージナイツ隊員の勝手な振る舞い。それに関しては返す言葉がありません。しかし、セインは王国の行く末を考えた上であのような行動に出たのだと推察されます。マージナイツの教えにはセイルスの民を愛し……」


「黙れ」


「……っ!」


「余の下知に従わぬ者共、身の程も弁えぬ犬どもは処分する」


「王よ!?そ、そのような事をすれば……!」


「所詮、誰のお陰で自分がその身分でいられるのか、生活を享受できるのか、分からぬような者共よ。このような時に下知に従わず、あまつさえ敵と通ずるような輩は要らぬ。西セイルスと共に滅すればよい」


 そう、冷徹に言い放ったアーサーは、かすかに笑っていた。


「グレース。この世で最も強力な力とはな、暴力なのだ。弱き者は力により自分より強い者に服従する。それを身体の髄まで刻み込ませれば、余のどんな下知にも従う、絶対服従の軍ができあがる。余の命に反抗する者は我が配下には要らぬ」


「その通り。我が王の意に逆らう者は反逆者と同じ。そのような連中はいつ敵に寝返るか分からぬ。であるならばいっそ西セイルスと共に駆逐するのがよろしい」


 アーサーの意に賛同するように、アーサーに最も近くに立つ将官が口を開いた。


「バーンズ将軍!?貴殿は将を束ねる大将軍だろう!その貴殿がそのような短絡的な思考でどうするのです!?王よ!お考えを改めて下さいませ!セインは、セイルス王国の忠臣なのです!今回の件は将軍職を解任し、後方に下げるだけでも良いではありませんか!?」


「フン、獅子身中の虫を下すには早ければ早いほど良い。そうは思われませぬかグレース様?幸い我が国はどの周辺国と対峙しているわけではありませぬ。密約を結んでいたレニング帝国は西セイルスに負け、敗走した。我らにとっては敵対する者と将来敵対するであろう者の兵力が削れた。この結果は大いに喜ぶべきかと」


 多数の将官を束ねる大将軍たる地位にあるバーンズの発言は、すなわち王軍の総意であった。そして、居並ぶ将もバーンズに同意するかのように頷いた。


「左様。レニング帝国は予め国境に大兵力を展開するなど、誰が見ても侵攻が一目で分かるような行動をしていた。我が軍と連携して攻め込めるならば敵側に勘付かれぬよう、密かに兵を集結せねばらならぬというのは常識。奴ら墓穴を掘った。あの無様な軍に我が王が、我々率いるセイルス軍が負けようはずがない!」


「しかも此度の密約は公になっておらん。今回のセイルス王国侵攻を口実に逆にレニング帝国に攻め込むこともできよう!」


「然り!この状況まで想定していようとはさすがアーサー様。皇子の頃からの戦略眼はいささかも衰えておりませぬな!」


 集まった将官達から威勢のいい発言が相次ぐ。その声が収まるのを待ち、ローガンが進み出た。


目下もっか、前線の地方軍は西セイルス軍と交戦中。我らが本隊は幸いな事に前線から離れております。「あれ」を使うならば位置的にも我等の被害は軽微。友軍とはいえ王族の元家臣どもであり、後背定まらぬ連中。西セイルス軍と一緒に反乱分子共を片付けるのにちょうどよい。皆も異論は御座いませんな?」


 将官達から、反対する声は上がらない。


「待ちなさいローガン!そんな、まさか味方までも壊滅させるつもりですか!?」


「おやおや、何をいきり立っておいでになりますかグレース様?前線をご覧ください。麾下きかの地方軍は西セイルス軍に押しまくられている。あれでは戦線が崩壊するのも時間の問題でしょう。西セイルスの盟主エドワードは若年と言えど、やはりアダムス伯の嫡子。曲者の子は曲者といったところですかな」


「まさか、彼らの救援に向かわぬと言うのですか!?戦いは始まったばかりですよ!?今ここで本隊が前線を見捨てるなどありえません!」


「なぜ救援などせねばならぬのですか?」


「なっ……!?」


「やはりグレース様は甘うございますな。奴らに追われ逃亡兵が我らの陣に逃げ込んでくれば兵が混乱する。そうなる前に片をつけねばなりますまい?それに前線にいる面子をご覧なさい。我らに反旗を翻した西セイルスはいうに及ばず、友軍と称する地方軍も我等に反抗的な者共ばかり。北ナジカ軍に至っては命令を無視し、軍を動かそうともせず敵と戯れているだけ。このように下知にも従わず統制も取れないような連中は味方でいるひつようもありませぬ」


「ローガン!貴様っ……!」


「機は決した。ローガン。例の物を用意せい。頃合いを見計らい発動させよ」


「ははっ!直ちに!」


「お待ち下さい!王!」


「既に決した事だ。逆らうならグレース、貴様とて容赦はせぬ」


「しかし!」


「グレース。お前はこれまで散々失態を犯してきた。これ以上、差し出がましい真似は許さん。それと、この戦いが終りし後は、貴様にはいずれ然るべき国の皇子との縁談を結んでやるつもりだ。その心づもりでいよ」


「な、なんと!?」


「そして、貴様は妃として国を動かし、我が国の為に働け」


「し、しかし兄上!」


を弁えよ。余はセイルスの王ぞ。皇子時代とは違うのだ。自らの配下すらろくに従わせられぬ不出来な妹でも使ってやろうというのだ。本来ならば断罪されてもおかしくはないが余は寛大だ。貴様も自らの立場を理解し、余の為に何ができるかよく考える事だ。余に忠誠を尽くす気があるのであればな。民も同様だ。セイルスの民は、我が威光により生かされている。我がめいに背く輩など切り捨てれば良い」


「兄上っ!国は民が居なければ成り立ちません!その民を王が蔑ろにしては……!」


「新王!このバーンズ、いやここに集いし将官は新王アーサー様に絶対の忠誠を誓っております。どんな下知にも喜んで従いまする!」


「何なりと御命令下さいませ!」


 グレースの言葉を遮るようにバーンズの力の籠もった大音声が響き渡り、その場にいる将官が敬礼でもってアーサーに忠節を示す。グレースに同調する者は誰一人として居ない。


「……よかろう。我が覇道の為に力を尽くせ。まずは西セイルス軍と我が国内部に巣食う不忠の者共を成敗する」


「ははっ!仰せのままに!」


 本陣は熱に浮かれたようにざわめきを増し、グレースの思いと声はかき消されたのだった。


 


  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇




 同じ頃。西セイルスのバーグマン領にある双子山。その山頂のヌシ様の住まいの前には沢山の人々が集っていた。


 これから俺達は転送装置を使いルカが居る戦場に赴くのだ。


 転送メンバーは俺とリン。ハロルドとロイ。そしてリビングアーマーのウィルの5人だ。


 見送りにはエリスを始め、ラナやライ、タヌ男、テイマーズギルドのマスターであるパメラと従魔のリッキー。それにラナの従魔のキングゴリルやキラーグリズリー、ハーピーのぴーちゃん。さらにシンアンにコンラッド、イアン、そして、ゲッコウとフィン、ガウラも来てくれていた。


「ミー君、リンリン。無事に帰ってきてね!」


「ああ、必ず帰ってくるよ!約束する!」


 エリスは俺の頬に行ってらっしゃいのキスをする。もちろんリンにも。


「あれれ、私には無いのかい?エリス姫」


 ハロルドが寂しそうな顔をしてエリスに懇願した。


「……まだ、お父様を許してないんですからね!でもしょうがないなぁ……」


 そう言ってエリスはハロルドの頬にも行ってらっしゃいキスをした。


 ハロルドはその後急いでロイの陰に隠れた。多分嬉し泣きしているんだろう。


 エリスには体調を考えて屋敷で待っていてくれればいいよと言ったのだが「動けるときは少しくらい散歩したほうがいいから」と山頂まできてくれた。まあ、風魔法を使ってほぼほぼ風に運んでもらっているような感じで来たみたいだけど。


 本当はエリスも一緒に行きたかったはすだ。でも、こうなったからには俺達がエリスの分まで頑張ればいいんだ。リンも「エリスの今の仕事はしっかり休むことだよ!だいじょーぶ!リンたちは必ず帰ってくるから!だからエリスは双子山をしっかり守ってね!」とエリスを気遣い、励ましていた。ありがとなリン。


 ラナも俺を安心させようと「双子山がピンチになったら、エリスはキングゴリルに抱っこさせて山を降りるから。どーんと任せてよ」と言ってくれた。うんうん。ありがとう。ラナ。


「まったく、転送装置なんぞ使わずとも我が瞬間移動を使えばあと二十人は転送できるカネ」


 やれやれとため息をつくタヌ男に、ちょっと目の赤いハロルドが笑いかける。


「気持ちは嬉しいけど遠慮するよタヌ男。私が知らないとでも思っているのかい?君の「瞬間移動」には君自身の身体に多大な負荷がかかるんだろう?これは使わないほうがいい魔法さ。君の身体が変調をきたしてからじゃ遅い。それにラナやライの悲しむ顔は見たくはないからね」


「お、おいハロルド!余計な事を言うなカネ!あっ!?」


タヌ男を抱き上げ、じっと目を見るラナ。


「……タヌ男。あのひゅ〜んってする魔法、そんなに大変なやつだったの?」


「うっ、いや、そ、そういうわけじゃないのだがカネ……ただあの場面では使わざるを得なかったというか……カネ」


「……ダメ」


「カネ?」


「……約束。もう瞬間移動は使わないで……」


「そうですよ!師匠の身体の方が大事なんですから!」


「ま、まぁ、とりあえず前回も無事だったんだから、もう一回くらいは大丈夫だろカネ。この身体も意外と丈夫で……」


 すると、ラナが怒ったような顔をして強くタヌ男を抱きしめた。


 「ら、ラナ!く、苦し苦しいカネ!瞬間移動使う前に死ぬカネ!!狸族は力が強いんだからもっと手加減するカネぇぇぇ!約束するカネー!」


「じゃあ、もう魔法は使わないって約束できる?」


「するカネするカネ!だから手を離すカネェ〜!」


 タヌ男が悲鳴をあげながら約束すると、ラナは「うん」と言いながら力を緩めた。


「大丈夫だよ二人とも。もう転送装置があるしタヌ男が魔法を使う必要はない。五人が転送できれば充分さ。ねぇミナト?」


「ああ!みんな。俺達は必ず勝つ!勝って笑顔で帰ってくるよ!だからみんなも心配せずに自分のやるべき事をやってくれ!」


 俺の言葉にまた全員が力強く頷く。


 みんなが手を振る。それを見届け、俺達5人はヌシ様の住まいに入り、奥の部屋に設置された転送装置から決戦の地であるデンバー領に飛んだ。




  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇




「……ここは?」


 どこだろう。あたりを見回すとどうやら屋敷の一室のようだ。年季の入った落ち着いた造りの木造家屋。そして、年代物の高級家具やソファ。まるで前世の日本にあった高級旅館のような……?


 その時、部屋の引き戸がスッっと開いた。


「あっ!スミレ、サクラ!?」


「えっ!?」


 部屋に入ってきたのは見覚えのある懐かしい顔。デンバーの街の妓楼で働くスミレとサクラだった。


「お久しぶりで御座います。ミナト様!」


「お懐かしゅうございます。ミナト様!」


 二人が膝を膝をつき丁寧に頭を下げる。


「うん。元気だったかい二人とも。お土産は気に入ってくれた?」


「「はい!私達にまで細やかな御心遣い、感謝しております!」」


 二人の顔に赤みが増し、喜色が浮かぶ。


「ははは、それはよかった。ところで二人が居るって事はここはデンバーの街だよね?てことはここは……」


「そうさ、私の店だよ。」


「あっ、ボーラ!元気ー?やっほ〜!」


「ふっ。リン、アンタはいつも元気そうだね」


 姿を見せたのは妓楼の店主のボーラだ。実はビアトリスの妹だと言う事はあとから知った。道理でこの眼光と見識の鋭さとか。よくよく考えると雰囲気そっくりだったわ。


「ここは私の私室さ。ここがこの建物内で一番安全だからねぇ。ん?そっちにいるのは……まさかあんた、ハロルドかい?それにそっちのグリフォンはロイじゃないか」


「ふふっ、その通り。久しぶりだね、ボーラ」


 ボーラの顔に驚きの表情が見える。


「ふ、ふん!あれから顔も見せず勝手におっ死んでしまいおって。何十年も経って今更顔を見せるんじゃないよ!」


「ははは、何を言ってるんだいボーラ。再び会えたのは運命じゃないかな?何年たっても聡明で輝く君のままで嬉しい限りだ!」


「……まったく、いつまで経っても治ってないんだねぇ。その性格は。周りの人間も苦労するだろうさ。……っとそんな話をしている場合じゃないね。あんた達がここに来たって事は戦場に向かうんだろう?」


「その通り。魔王リデルを倒すためにね」


「噂は私も聞いてるよ。ただ相手は魔王でもあり、セイルスの王でもある。負ければ当然命はない。例え勝ったとしても一筋縄ではいかないだろう。その覚悟はあるのかい?」


 ボーラの視線が俺を射抜く。……でも


「当然です!絶対に勝って西セイルスを、いや、セイルス王国を救ってみせますよ!」


「リンもやるよ!魔王なんてミナトとリンが力を合わせれば怖くないもんね!」


 ブロスもハサミをカチャカチャと鳴らして「大丈夫!」と言っているようだった。


「はっはっは!これから命のやり取りをしようってのに、いいねぇあんた達!その意気だよ!」


 俺達を見て何故か大笑いするボーラ。上機嫌で外を指さす。


「コタロウがバーグマン領からあんた達の馬を連れて来てるよ。それに乗って、魔王なんてぶっ飛ばしてきな!」


「ありがとう御座います!ボーラさん!」


「頑張んな、西セイルスの英雄!」


 笑顔のボーラとスミレ達に見送られ、屋敷にある馬屋にやって来た。既に馬具が装着されており、愛馬に騎乗した俺とウィル。ちなみにハロルドはロイに跨っている。


「ん~、この感じ、懐かしいなぁ!ねぇロイ!」


「今はそんな感傷に浸っている間はない。さっさとルカの元へ向かうぞ」


 上機嫌なハロルドに相変わらず冷静なロイ。


「ミナト、ボーラの話では戦場はここから東へ二時間程の距離だそうだ。まぁ、私達なら一時間もかからずに着けるさ。そうだろリン?」


「うん!任せて!」


 リンはどんな乗り物でも器用に乗りこなす。でも一番乗りやすいのは俺なんだそうな。なんて言ったって相棒だからね!はっはっは!


 と。突然、俺の身体に妙な悪寒が走り抜けた。


「……む?ハロルド、東の方で妙な気配がするぞ?」


「ああ。急激な魔力の変化だ。これは、かなり大がかりだ」


 ロイが東の方角を見る。


「ミナト見て!東の空が!」


 頭上のリンが指さす先。昼間のはずの空が黒い絵の具をまき散らしたかの様に真っ黒に染まっている。


「……!あれってまさか大魔法の予兆!?」


「急いだほうが良さそうだ!行くぞ、ミナト!」


 ハロルドの声を聞くまでもなく、俺達は馬腹を蹴り、デンバーの街を飛び出した。


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