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作文さんと落書きさん。 2話

作者: 黒髪さん

作文さんと落書きさん。 2話




作文さん:


本当はね。

上に行く人程人の話を聞かないと

現実を動かしてるのに。

現実がかたわに見えてるんだよね。

手が何かをして実行するのにさ。

手の見えてるもの。つまり手の触覚感覚が鈍いと。


どんな頭の良さも不器用な事以外欠片も出来ないよね。


どんなすごい事も不器用だから失敗するよ。不器用続けてると更に更にずっともっと。失敗する。


自信も能力も役職も人生の年の数値も上に行く人程人の話を聞かないと。


上に行く程失敗増えるよ。


不器用が増すんだからさ。


一流の中の一流はね。

力以上に人の話を心も、尊敬も、姿勢も、態度も聞くから


一流の力以上の表現を

パフォーマンスを

器用に失敗を避けて積み重ねるんだよ。



積み木は高くなる程地面と土台をちゃんと正しくみないと全部潰れるの。

上に成長するって言うのはそう言う事。



落書きさん。



落書き君って読んでもいい?



ほら。上に行きたいなら私みたいな底辺の土台の意見を正しく聞かないと。





落書きさん:んーーー。





まーそうだわな。



何だよ。




作文さん:


遊ぼうよ。芸術で。



キザし合って口説き合おうぜ?。





落書きさん:



。。。。





。ま。いいぞ





よしノリ気で口説き落としてやる。

来いっ。





作文さん:


付き合って下さいとかさ。

シンプルで伝わり安い事を簡単に。




簡単な手つきでしか壮大な恋のあらゆる基準を一つの基準に納める心のロジックの最たる文明。恋



を扱えないなんて本当に幻滅だよね。


恋心可哀想。そう思わない?




恋の大量同時平行基準が一つの心になるロジック興味ない?



ほら。その落書き君の芸術観では



どんな告白が正解?




落書きさん:



何いってんだ。

好きです付き合って下さいの一言に溢れてこぼれて滝の様に余る綺麗な恋心がねーーから。




好きです付き合って下さいがそー陳腐に聞こえんだろ。




好きです付き合って下さいっつーのはなーー。




死刑だ目の前に首吊り台がある。



いままさに階段登ってんだよ。



そこで。



死ぬ事は必ず覆らない。


しかし死の恐怖心と怖じ気づく自分の震える足元。


そんな軽い軽っちぃ事なんかよりも。




あの時。優しくしてくれた。

恋人にこそなれなかったけど。





ぼろ。  ぼろぽろ。




ぼろぼろ、涙。




なんて。    幸せな人だったんだ。。涙



死ぬから。今から死ぬから。




来世を俺の。来世を地獄に落としてくれ。



魂のさ迷う少しの、時間。


あの幸せそうな人に悲しく見つめられて下さい。。。。  。




好きなんです。













てもんよ。




ばかやろー泣いちまっただろーが。



作文さん:ヤバ。泣いた私も。




私は理屈さんだね。


落書きさんは心さんだね。




そして。



恋が叶わない。 恋人もいざ死んでみたら会いにもこなかった。


来世に。

向けて。



地獄の苦しみを受けて



心の悪意を痛みで封をして。



それでもこらえてもたまらない我慢をはるか越える痛みに。



心は全ての基準を痛みに統一して。



心が初めて一つ切りの言葉を話す。





落書きさん:


痛みなんて軽いもんだった。


不幸を上手く渡す程。不幸が好きだから好かれる不幸に身を染めてくんだ。


会いに来てくれない身勝手な恨み。


それに抗う本心の悲しみ。



だけどよ。



地獄に落ちて痛みで全てが一つに統一されたシンプル極まる心の言葉。






その一言。





また地獄に行きてーなー。笑




いったい、何回続けたらあの幸せな人は俺を悲しみの眼で抱きしめてくれんだろ。


だってさ。痛い思い不幸な思いそんな人生全て消し飛ばす程さっ。



あいつ幸せなやつだったんだよ。



悲しみと苦しみをその育った愛情でさっっっ。




俺の人生消し飛ばす程の大好きの抱きしめるを



いったい何回地獄繰り返せば 。



あの仏さんは俺の事を助けにその地獄の痛み以上に価値の育った優しさと愛情と幸せの両手で。。 。





こんなばかやろーを抱きしめてくれんのかねっっっ。笑




作文さん:ヤッバ惚れる嘘だけど、ヤッバ泣いた。!





地獄の痛みを消し飛ばす程の幸せを育てたあの幸せな人。来てくれたとしたら



どんな思いを受けるのかな。





落書きさん:




痛みを全て洗いざらい吐いて、



大好きの一言を言う為に。その為に会う為。



とっっっっても昔に優しくされて。


その一緒にいた数日への感謝を。



伝えたくて。

こんなばかな所にいました。



あの頃は笑顔を見たから。




今度は優しく笑顔で怒って下さい。




ありがとう。






作文さん:ヤッバ惚れた完璧。





落書きさん:理想の女の子ってのはな。



作文さん。




こんな子とばかやろーの二人の間の景色を言うんだぜ。



ばかやろーが。



作文さん:はいっ。







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