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未来と記憶の旅  作者: ふうか☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆
3/3

新しい場所

私がたどり着いたのは、空気の綺麗な、でも色々な施設がある、そんな町だった。

とても素敵なところだな、と思った。

「着いたわよ。ここが家。荷物下ろしたら部屋に案内するから、少し待っててね。」

「あ、はい。」

それにしても立派な家だなぁ。

そんなことを思い、眺めていると・・・

「あ、お母さん!帰って来たーー」

可愛い女の子が家から飛び出して来た。

愛菜(みな)、挨拶しなさい。未来ちゃんよ。」

「初めましてっ。熊原愛菜ですっ。小4ですっ。よろしくねっ。」

可愛いなぁ。そう思った。1つ下なだけなのに、こんなに可愛いなんて。語尾に「っ」がつくような喋り方。

「初めまして。木下未来です。小5です。これからお世話になります。」

「みな、ずーっとお姉ちゃんが欲しかったんだー!みくねぇって呼ぶね!」

「みなちゃん、よろしくね〜〜!」

どうやらみなちゃんとはうまくいきそうだ。

葵さんの話によれば、私の一個上に琢磨という名前のお兄さんがいるらしい。

「あら、仲良くやってるのね。じゃあさ、みなは、未来ちゃんをお部屋に案内してあげて。この前整頓した部屋、わかるわよね。」

「うん!みなの隣の部屋でしょっ。みくねぇ、いこっ!」

みなちゃんはもう走り出してる。

「あー待ってーー!」

私も追いかける。みなちゃんはもう玄関だ。

「みくねぇーーおそーい!」

笑いながら走っていく背中を私は追いけた。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「うわーお」

私は思わず感嘆の声を漏らした。

案内された部屋はとても綺麗。

白いベットに白いレースカーテン。白い机。そこに白い壁。

白を基調とした清潔感のある部屋。

「ここね、今まで空き部屋だったんだっ。で、みくねぇが来るって話になって、改装したのっ」

「こんな部屋が余ってるなんてもったいないね。てか家広くない???!!!!」

「後でぜーんぶお母さんから説明があると思うよ。みなには難しすぎて、よくわかんないんだ。」

悲しそうな声でみなちゃんは呟いた。

「みなーー、みくちゃーん、荷物運ぶよーー」

2人で目を合わせて、くくっと笑ってから大きな声で返事した

「「はーーい」」

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