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未来と記憶の旅  作者: ふうか☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆
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プロローグ

この感覚

かすかな記憶

きっと覚えてる。

絶対忘れない

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

ガタガタ。

車の中で目を覚ました

「あら、未来(みく)ちゃん、起きたのね

あと少しで着くわよ。」

私の名前木下未来(きのしたみく)という。

隣にいるのは、叔母さんの、熊原葵(くまはらあおい)

私の両親は事故で亡くなったらしい。

らしい、というのは、私には今までの記憶がないのだ。

ただ1つあるのは、泣きじゃくる女性と慰めながらもなく男性を、私が泣きながら見てる、そんな風景だ。

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

私が目を覚ましたのは、ある病院だった。

私は記憶を無くしていて、不安だった。

そこで私は聞かされた。

お父さんとお母さんは事故で亡くなったこと。

そしてうちの親は駆け落ちだったので、母の親戚に連絡は付かず、父は施設で育ったので、親戚は見つからないということを。

記憶を無くした。そして私の引き取り手はいない。不安で不安でたくさん泣いた。

なんでこんなことになったかもわからない。

お母さんお父さん。ひとりにしないでよ。私の記憶返してよ。

なんども取り乱した。

そんな中だった。

母方の親戚が見つかった。

そんな情報が入ってきた。

事故のニュースを見て、自ら引き取ると出てきてくれたそうだ。

その人が今そばにいる葵さん。

私を見た瞬間、藍那お姉ちゃんにそっくり、と笑い、そして泣いた。

ごめんね、ごめんね、そう言って泣いた。私も泣いた。

葵さんはこう言ってくれた。

うちの家庭は貧困ではない。比較的裕福だ。だからうちで暮らそう。

私は頷いた。そして今、車に乗って家に向かっている。

私の新しい家、そして家族の暮らす場所へ。

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