表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
矢斗刃詩集  作者: 矢斗刃
3/5

空想デート

話しかけている

いるはずのない助手席に


妄想の空想の彼女は理想

呼んだ名前も可愛くて

いないはずの彼女を作って

一人ぼっちじゃないと言い聞かせる


今度のデートはどこに行こうか

作るはずの彼女は遠く

虚しく聞こえる声は

届くはずのない夢とかしているのか?


悪戯を成功させたように

寝起きにドッキリ

だけどそれはまた覚めて

今日が始まる


聞こえている

いるはずのない彼女


喋る食べる僕の料理

もう聞いてるのという怒った顔

消えている残像

ノイズが入ったように揺れている


二人分の料理を虚しく食べている


ああ、何処に行ったの彼女


探すことをやめないで

求めた先は理想の・・・人(彼女)


妄想の空想の彼女は理想

呼んだ名前も可愛くて

いないはずの彼女を作って

一人ぼっちじゃないと


空想デートをしている


そんな僕は一人ぼっちじゃないんだ


理想を押し付ける彼になっていっただけ・・・



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ