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新たな夢に
例え朽ち果てでもやり遂げたいことが・・・
魂が雄たけびを上げ
止まることを許さないという
寝ることを許さないという
食べることもやめておけという
それは誰の声だ
それは俺の声だ
なくなったはずの火が
再び灯る日がくるとは・・・
誰も覚えていない栄光を
取り戻そうとただもがく
砕けた命が再生していくように
息を吹き返したとき
俺は俺だったのだと気付く時がある
時間が動き出す
まるで狂ったかのように進みだす
忘れていたものを取り戻すように・・・
心を取り戻すように・・・
亡くなっていた私は世界を知る
どこにいるのか知る
宇宙の流れを感じて
果ての果てまで行った気がする
そして溶けて混ざってぐっちゃぐちゃに新たな夢に目覚めてしまうのだ
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