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<R15>15歳未満の方は移動してください。

君が望むなら、これぐらい

作者: 秋暁秋季

注意事項1

起承転結はありません。短編詐欺に思われたら申し訳ございません。


注意事項2

恋愛です。R15です。際どいです。苦手な方、回れ右お願いします。


注意事項3(絶対お読み下さい!!)

男体化描写があります。

男体化中は体も心も「男」です。


※体も心も男なので、ガールズラブじゃないと思ってます。ご指摘受けたら、タグ付け行います。


苦手な方、ブラウザバックお願いします。

肩より少し長めの白髪。毛が幾重にも重なって、かなりもっふもふ。埋まった濃い紺碧の双眸は思慮深さを示していた。それに反し少々童顔。十歳はサバ読める。

何時も思う。勿体ないなぁ、と。高位の存在になんて失礼な、と思われるかも知れないが、この方が男だったら、確実に惚れていた。貴方の事四六時中考えて、他の男なんて目に入らないくらい好きになっていた。

「なんだ。そんな簡単な望みで君が手に入るのか」

どうやら私の浅ましい欲求を読み取ったらしい。彼女は薄ら笑いを浮かべて、すっと頬に向かって手を伸ばしてきた。まずは髪。肩まであったのに、今は随分と短くなった。女特有の細い指先が骨ばってゴツゴツしたものになる。柔肌には硬い筋肉が張り、首元には筋が浮き出ている。

「早く言ってくれればいいものを」

「あ……待って!! 本当に待って!!」

目の前に居るのは人間離れした女人ではなく、男だった。彼は私との距離を詰めると、さり気なく体重を掛けてくる。押し倒そうとしているのは火を見るより明らかで、その事に酷く混乱する。離れて欲しくて胸を押すが、ビクともしない。

硬直する私を覗き込むように、濃い青が私を見下ろしてくる。双眸には愉悦と京楽。並の男がやったら下卑た物になるものを、彼はただの色気へと変換している。美人って怖い。

「どう? 君好み?」

「ん……やぁ……」

癖のないやや低めの声が耳元に流れ込んでくる。熱っぽくて、湿気った吐息が耳元に掛かる度、背すじが粟立つ。はしたない声を我慢しなくてはならないのに、抑えきれずに媚びた声になる。視界が涙をで潤んでいく。

「君が言ったんだよ? 男なら好きになっちゃうって。だから責任とって。拒まないで……」

服の中に手が入り、脂肪の多い腹を撫でる。臍の下を指先でなぞられると、意識が飛びそうになる。これから行う事を示唆しているようで、顔に熱が溜まるのが分かった。

きっと凄くだらしない顔してる。綺麗な貴方に釣り合いとれないほど。だからきっと、嫌な顔されるだろうな……。

「拒みはしませんけど!! ひゃっ……んぅ…ぁ」

押し倒されたまま、キスされた。全体重を唇に乗せて、濃密に合わさる。唇をこじ開けられた後は、なすがまま。舌同士を合わせたまま、唾液を交換し合う。

「はぁ……僕をこんなにしたんだ。責任とってよね?」

男体化平気になった漫画があるんですけど、本当に美しいんですよね。

雌雄さえ曖昧な高位の生き物と、男装した女の子の恋の話。


とある有名人の方が

「ヒト科人間!! 〇〇らしくってなんだよ!!」

って仰ってるの見て、凄く格好良いなって思いました。

色んな方々と差別なく接したいこの頃です。


まずは偏見を捨てることから!!

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