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兎になった男のよくある話  作者: 羽海 シュウ
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兎の目覚め

本編の開始です!

短いし中身も満足のいかない人もいるやもしれませんが。

優しい目で見ていってください。

それではよければ見ていってください。

え、何ここ、どうしよう、え?目線が低い。

あれ?これ人外転生?!え、転生すら信じてなかったのに、人外!?

こういうのって大体神様的なのに呼ばれたりするんじゃねぇの?

説明とか無し?やっぱり異世界なのかな?

まぁ、いつまでも悩んでいても仕方ないか、いや、訳は分からんが。

まずは、俺が何になったのかだ。

人間じゃないのは確定だろ?手を見れば肉球が付いた可愛らしい手になっている。

少し周りを探索した方が良いだろう。


スッと立ってみるがうまく歩けない、やはり手に肉球が有るという事は四足歩行という事なんだろう。

取り敢えず視点は高いほうが見渡せるので立ったまま周りを見渡すと割れた卵が落ちていた。

多分俺はここに入っていたんだろう。しっかし卵から生まれたのか。

改めて自分の事をまじまじと見ると兎みたいだ。

モフモフの体に体の半分ほどある耳、発達した後ろ足。

これは兎以外にはいないだろう。耳は少し長すぎる気もするが。

しっかし、卵生の兎かぁ、これはますます地球じゃないな。


...腹が減ったな。色々考えていたら腹が減った。しかし兎初心者の俺が狩りなんてできるわけもない。

いや、兎は草食か?


その辺の草を食べてみる。


うわっ、マズッ!

とても食えたもんじゃない。噛み切れないし、味も苦みしか感じられない。

よし、草は最終手段だな。


他に食えるものは...そういえば卵生の生き物の中に生まれて卵の殻を食べる生き物が居たような気がするな。


俺はすぐそこにあった卵の殻をパリパリと食べ始める。


無味無臭、うーーん、まぁ草よりましか。


思ったよりも腹が減っていた俺は、すぐに殻を平らげた。

よし、そろそろ本格的に探索しよう。

夜の森は危ないだろうしな。




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小一時間探索した俺は沢山の食べれそうな茸といろんな木の実を手に入れた。


そして、大事な寝床として良いぐらい位の穴を見つけた。

崖に穴が空いている小さな洞窟だ。


まぁ、暫くはここで生きていけるだろう。食料も結構手に入った。

茸はともかく木の実は安全に食べられるだろう。


そして、探査中に自分の体に気づくことが結構あった。

先ず、やはり兎だからか、脚力が強い。ジャンプ力も上がって、木の実を取るのにも役立った。


後、ここが地球じゃないことが確定した。

そもそも、集めた茸と木の実が見たことない。それに一番は魔物と思われる者を見つけた。

スライムとゴブリンを見つけた。液体がまとまってプヨプヨしているのが居た。

ゴブリンは、緑の肌の子供ぐらいの大きさで二三人でうろうろしていた。


まだ体に慣れてもいないので、戦わずに観察だけして逃げた。

こうなると俺も魔物の類なんだろうなぁ。


さて、もうあたりも暗くなってきたので、飯食って寝よう。


俺は、探索時に取ってきた、木の実を一つ取り、食べる。


見た目は林檎の様だが色がオレンジ色だ。まぁ食べられるだろ。


一口かじると甘い味が口の中に広がる。

それと共に急激なねむ.け..が.....スゥ




最期までお読みいただきありがとうございます。

感想やブックマーク、評価があると、凄くうれしいです。

宜しければ次もお願いします。では|・∇・)ノシ

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