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エピローグ☆藤Pの怖いもの

にゃあん。

「わー、猫だ!かわいい!」

私が寄ってきた三毛猫を抱っこしていると、一緒にいたはずの藤Pが姿を消していた。

きょろきょろ見回すが、どこにもいない。

猫を下に下ろして、バイバイすると、すぐ近くの電信柱からストンと藤Pが降りてきた。

「なにしてるの?」

「怖い!なんですかあの生き物?」

「猫よ。三毛猫」

「ミケネコ!!!目が縦に長くて金色だった。あれは肉食獣ですね!?」

「肉食獣…。間違っちゃいないけど、人間は襲わないよ、多分」

「あっそうか!僕、人間なんだ!」

「パンとか果物とか野菜しか食べてないけど、理論上、今の藤Pならお肉も食べれるはずだよ?」

鳥肉は…共食いみたいで嫌がるかもなぁ。

「藤Pは怖いものがあるんだね?」

「転生するときに百の夜と百の昼がものすごい速さで過ぎていったのが一番怖かったです」

「転生したってことは、違う生き方をしていいよって、なにかに許されたからじゃないのかな?自分に正直に大切に生きなくちゃ」

「そうですね…」

ぐす。

涙ぐんだ藤Pは私に抱きついてきた。

焦る私。

柔らかくてあったかい。毛布に包まれているよう。

ちょっとうっとりしてしまう。

「大丈夫?」

「はい」

なかなか離してくれない。

「みんな見てるから、離して」

「すいません」

なんか、少年っていうより、ひな鳥みたい。

藤Pと手をつないで歩く。

「頑張って生きていこうね」

「一緒にいてくれますか?」

「もちろん」

いろんなこと教えて、一緒に大人になるんだぁ。

幸せだなぁ。

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