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めがさめたら、田舎にいた。  作者: カモミール3世
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おいしい夢



   



朝起きても、やっぱりまだ田舎だった。


窓を開けると、何処からか「コケコッコー!」と言う鶏の鳴き声が聞こえた。

本当に鶏ってああ鳴くんだ、とちょっと吃驚した。


(それにしても、夢の中でも寝れるんだなぁ…)

鏡の前で寝癖を直しながらそう思った。




踏むたびギシギシと不穏な音をたてる階段を降りて、お台所に向う。


「おお結子、起きたか。」


「う、うん、おはよう」


ぎこちない挨拶を返す。

台所では、私の祖母(まだ言うには違和感あるけど…)が朝ごはんのだし巻き卵を切っていた。



朝ごはんは、つやつやの白米に味噌汁、だし巻き卵と大根おろしだった。

すごいのは味噌汁!

めちゃめちゃ具がはいってるんだよ!

玉ねぎに、大根に、山芋に…。


しかも何故かドンブリに入れてるから片手で持つと重いのなんの、これだけで朝ごはんいいのでは?

と思わずにいれない量である。


両手で持ってずずずと啜る。

温かさが身に沁みた。



✴ ✴ ✴


食事がすみ、使用した食器は全て台所の蛇口の下に集めた。


ジャバジャバとお茶碗やを私が洗う横で、お婆ちゃんは沢山のおにぎりを握りだした。

私がじっと見てると「これは食べたら駄目だからな」といわれた。


(は、恥ずかしい…

 子供に注意するみたいにされた…)



「これは食堂用だからな。」

「食堂?お婆ちゃん食堂開いてるの!?」


「昨日からおかしな子だなぁ。

お婆ちゃんのお婆ちゃんからずっと守られてきた食堂があるだろう。昼は畑仕事した近所の爺さんたちにそこで握り飯さ配ってる。」


「そそそ、そうだったね…!」


とりあえず全てに同意しよう。

「今日は勉強さ辞めてまた手伝いにくるか?」

「えっいいの。」



というわけで私はこれから祖母の受け持つ食堂に行く事となった。(余ったおにぎり目当てなのは秘密だ)

拙い文章をここまで読んでくださって感謝です。


ここから食堂出てきます。


いま夜にこれ書いてるのでお腹がすいて半端ないです。



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