きみはそれを愛とよぶの
先生との時間は、誰にも知られることのない秘密の時間。そう思っていたのは、私だけなのかもしれない。約束などない関係に踏み込む影。自己嫌悪で関係を自ら壊したはずなのに、心に残ったのは虚しさと悲しみ。誰もが傷つかないよう守ろうとしてくれたのに、私は牙をむき出しにして咬みつくことしか出来なかった。
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