聖女ではないので祈れません。だから水を替えました
「セナ、祭壇布を白布の桶へ入れておけ」
神殿の下働きが、雨に濡れた白い布を押しつけてきた。
白い。
高い。
神殿の印もある。
だから、普通なら先に洗う。
貴族館の白布よりも、時には神殿の祭壇布が先になる。そういうものだ。洗い場の女が文句を言うことではない。
けれど、わたしはその布を受け取らなかった。
「これ、熱の子に触りましたよね」
「は?」
「ここ。手形がついてます」
わたしは布の端を指さした。
雨と泥で少しぼやけている。けれど、見間違いではない。
小さな手の跡だった。
大人の手ではない。兵士の手でも、下働きの手でもない。
子どもの手だ。
熱のある子が、力の入らない指で掴んだ時の跡。
「施し列の子が倒れたんだよ」
下働きは面倒そうに言った。
「祭壇の前へ運ぶ時に、少し触っただけだ。夕の祈りに使うんだから、早く洗え」
「白布の桶には入れません」
わたしがそう言うと、下働きの顔が変わった。
「お前、何を言っている」
「熱の子に触った布です。別にします」
「祭壇布だぞ」
「知っています」
「神殿の布だぞ」
「知っています」
「なら、白布の桶へ入れろ」
「入れません」
洗い場の手が止まった。
正確には、みんな手を止めたふりはしない。布を揉む。灰を取る。桶を引く。棒で布を叩く。
でも、耳はこちらへ向いている。
そういう沈黙だった。
わたしは聖女ではない。
神殿の祈りの句も知らない。
香油の名前も知らない。
祭壇の布をどちら側から掛けるのかも知らない。
けれど、桶の水が悪くなる瞬間くらいは分かる。
魚布を入れれば魚臭くなる。
膿の布を入れれば、次の布まで嫌なものを抱く。
兵舎の包帯を貴族館の白布へ近づければ、白い布は白いままでも、使う者が嫌な顔をする。
旅籠の寝布は、誰が寝たか分からない。
分からないものは、分からないものとして扱う。
それくらい、洗い場で働いていれば覚える。
「洗い場女ふぜいが、神殿の清さに口を出すのか」
下働きが言った。
口を出したいわけじゃない。
清さを語りたいわけでもない。
わたしに分かるのは、ただの水だ。
水は濁る。
水は臭う。
水はぬるくなる。
水は、一度混ざると、元へ戻らない。
「聖女ではないので祈れません」
わたしは、白布用の桶を後ろへ下げた。
「だから、水を替えます」
*
王都南門の洗い場には、いろいろな布が来る。
貴族館の白布。
神殿の祭壇布。
兵舎の包帯。
商会倉の荷覆い。
市場の魚布。
門番の外套。
旅籠の寝布。
下働きの前掛け。
捨てるには惜しいけれど、上へ戻すには汚れすぎた麻布。
布は同じ場所へ来る。
でも、同じものとしては洗えない。
白いかどうかではない。
高いか安いかでもない。
誰のものかでもない。
何に触れたか。
どこに置かれていたか。
どんな臭いがするか。
濡れているか、乾いているか。
血か、泥か、魚か、膿か、熱の子の汗か。
それで桶を変える。
わたしがそう覚えたのは、賢かったからではない。
間違えたからだ。
白布に魚布の臭いを移して、貴族館の下働きに怒鳴られた。
兵舎の包帯を遅らせて、兵士に水を蹴られた。
旅籠の寝布を祭壇布の風上へ干して、神殿の者に穢れを移す気かと罵られた。
膿の布を素手で揉んで、三日ほど指が動かなくなった。
だから覚えた。
覚えなければ、洗い場では食べていけない。
その日の雨は、朝から強かった。
門の石畳は黒く濡れ、馬車の轍には泥水がたまっていた。
神殿の施し列は、いつもより長い。
母親が子を抱いている。
老人が壁にもたれている。
咳をする旅人がいる。
片腕を吊った兵士がいる。
濡れた髪を額に貼りつけた子がいる。
雨の日は、布が増える。
そして、熱の子も増える。
だから水は、いつもより早く悪くなる。
それなのに、神殿の下働きは、熱の子に触れた祭壇布を白布の桶へ入れろと言った。
白いから。
神殿のものだから。
清い布だから。
でも、わたしには白く見えなかった。
小さな手形が、そこにあったからだ。
*
「どけ」
下働きが、わたしを押しのけようとした。
わたしは桶の前から動かなかった。
怖くないわけではない。
神殿は強い。
洗い場の女は弱い。
神殿が怒れば、仕事が減る。
仕事が減れば、パンも減る。
パンが減れば、冬を越せない。
それくらい分かっている。
けれど、分かっているからといって、白布の桶へ入れていいわけではない。
「セナ」
横から低い声がした。
ミラだった。
わたしより少し年上の洗い場女で、布の見方がいやになるほど確かだ。
ミラの足元には、子どもがいる。
リノ。
ミラの子だ。
父名の欄が薄い子。
桶の影に座り、雨音と水音の中で眠りかけている。
けれど、ミラが名を呼べば顔を上げる。
帳の上では薄くても、母の声には薄くならない。
「リノ、そこは濡れるよ」
ミラが言った。
リノは目をこすり、立ち上がろうとした。
けれど、足元が少しふらついた。
ミラが、濡れていない方の手で支える。
小さな肩。
細い腕。
温かそうな首筋。
リノは、母の後ろに半分隠れるようにして、わたしと祭壇布を見ていた。
白い布。
神殿の布。
偉い人たちが清いと言う布。
それを、わたしは白布の桶へ入れない。
リノが何を分かっているのかは知らない。
たぶん、ほとんど分かっていない。
それでいい。
幼い子が、神殿の布と熱の子と桶の違いを分かる必要はない。
ただ、そこにいる。
ミラが名を呼べば顔を上げる。
それだけで、帳に載らない多くのことより、ずっと確かだった。
「湯、まだありますか」
わたしはミラに聞いた。
「少し」
「灰は」
「乾いたのが残ってる」
「古い桶を使います」
「ひびのあるやつかい」
「白布には使えないけど、別洗いなら使えます」
ミラは一度だけ頷いた。
「リノ、離れてな。湯が来る」
リノは母の手を握ったまま、少しだけ後ろへ下がった。
それだけだった。
布を持つわけではない。
桶を運ぶわけでもない。
ただ、母のそばで、濡れない場所へ動いただけだ。
でも、それで十分だった。
「勝手なことをするな」
下働きが言った。
「助祭様を呼ぶぞ」
「呼んでください」
自分でも驚くくらい、声がまっすぐ出た。
下働きが目を剥く。
わたしは白布の桶をもう一歩下げた。
「助祭様が来るまで、この桶には入れません」
*
助祭はすぐに来た。
雨に濡れないよう、白い衣の裾を持ち上げて歩いてくる。
その後ろで、下働きがわたしを指さした。
「この女です。祭壇布を汚れ物の桶へ入れようとしています」
「違います」
わたしは言った。
声が少し震えた。
助祭がこちらを見る。
若い助祭だった。
顔立ちは整っていて、手も白い。
洗い場の水に手を入れたことは、たぶんない。
「何が違う」
「汚れ物の桶へは入れていません。別にしています」
「なぜ」
「熱の子に触れたと聞きました」
助祭は、祭壇布へ目を向けた。
白い布の端に、小さな手形が残っている。
助祭の眉が寄った。
汚れを見た顔だった。
でも、その汚れを神殿側のものとして見たのか、洗い場女が勝手に判断したことへの不快として見たのか、わたしには分からなかった。
「祈りで清める」
助祭は言った。
それは、正しい言葉なのだと思う。
神殿では。
祭壇では。
祈りの前では。
でも、桶の前では違う。
「祈った後でも、水は濁ります」
わたしは言った。
言ったあとで、まずいと思った。
洗い場がまた静かになる。
下働きが、今度こそわたしを殴るのではないかという顔をした。
けれど、言ってしまったものは戻らない。
水と同じだ。
一度混ざったら、元へは戻らない。
「お前は、祈りを疑うのか」
「分かりません」
「分からない?」
「はい。祈りのことは分かりません。だから、布のことだけ言っています」
助祭は黙った。
わたしは続けた。
「熱の子に触れた布を白布の桶へ入れたら、その水で洗った布も疑わしくなります。疑わしくなった布を、祭壇へ戻すのは、よくないと思います」
「祭壇を語るな」
「語れません」
わたしはすぐに言った。
「だから、桶を分けます」
その時、施し列の方で女の声が上がった。
「水を、誰か、水をください」
助祭が振り向く。
下働きも振り向く。
わたしも、そちらを見た。
列の中で、子どもがぐったりしていた。
母親が抱いている。
頬は赤い。
唇は乾いている。
泣く力もない。
熱の子だ。
さっき祭壇布を掴んだ子かどうかは分からない。
でも、分からないからこそ、近づけてはいけない。
分からないものを、分かっている桶に入れない。
それが洗い場の決まりだ。
わたしは、まだ使っていない小桶を取った。
「それは白布用の水だぞ!」
下働きが叫んだ。
「はい」
「どこへ持っていく!」
「子どもです」
「祭壇布が先だ!」
わたしは足を止めなかった。
白布より先に、子どもの口が乾いている。
そう思った。
*
母親は、わたしを見上げた。
雨なのか涙なのか、顔が濡れている。
「飲ませましたか」
わたしは聞いた。
母親は首を振った。
「列に並べと……神殿の方に……」
「少しずつ飲ませてください。こぼしてもいいです」
「これは」
「水です」
「神殿の水ですか」
「洗い場の水です」
母親の顔に、ほんの少しためらいが浮かんだ。
洗い場の水。
清い言葉ではない。
神殿の祝福もない。
香草もない。
銀の器もない。
でも、まだ何も洗っていない水だった。
「大丈夫。まだ布を入れていません」
わたしがそう言うと、母親は子どもの唇へ水を寄せた。
最初は、ほとんど入らなかった。
水が顎を伝って落ちる。
もう一口。
今度は、喉が小さく動いた。
飲めた。
それだけで、母親の肩が震えた。
「濡れた服を替えましょう」
「替えはありません」
「古い麻布があります」
「お金が」
「捨て布です」
嘘だ。
まだ使える。
でも、そう言わないと受け取らない顔をしていた。
わたしは洗い場へ戻り、乾いた麻布を取った。
包帯に使ったものではない。
魚布の近くに置いたものでもない。
旅籠の寝布を包んだものでもない。
少し古いけれど、乾いている布。
「これを」
母親が受け取る。
その手も冷えていた。
「庇の下へ。あの壁際は風が抜けます。こっちの方がましです」
「でも、施し列が」
「列は後でも並べます。今は水です」
助祭が近づいてきた。
「洗い場に熱の子を寄せる気か」
「水路からは離します」
わたしは答えた。
「魚布の桶からも離します。兵舎の包帯からも離します。白布の干し場にも近づけません。古い板を敷いて、乾いた麻布をかけます」
「お前は施療師か」
「違います」
「薬師か」
「違います」
「聖女か」
「違います」
わたしは、子どもを見た。
母親が、もう一口水を含ませている。
子どものまぶたが少し動いた。
「だから、水を替えて、場所を替えます」
*
その日は、長かった。
祭壇布は白布の桶へ入れなかった。
ひびの入った古い桶に湯を張り、灰を使い、別に洗った。
洗った後も、貴族館の白布とは離して干した。
魚布の風下にも置かなかった。
兵舎の包帯の近くにも置かなかった。
助祭は最後まで不満そうだった。
けれど、夕の祈りには別の布が使われた。
少し黄ばんだ古い祭壇布だ。
神殿の者たちは、それで祈った。
わたしは祈らなかった。
祈る暇がなかった。
施し列の熱の子は一人ではなかった。
一人を庇の下へ移せば、別の母親が自分の子も連れてくる。
二人になれば布が足りない。
三人になれば水が足りない。
四人になれば、どこからを離し、どこまで近づけてよいのか分からなくなる。
でも、分からないからといって、泥の列へ戻す気にはなれなかった。
「ミラ」
わたしは呼んだ。
「古い板、まだありますか」
「割れたのならある」
「敷きます」
「包帯の古い布は使いません」
「魚布の風下にも置くなよ」
「分かっています」
「水は」
「替えます」
ミラは、そこで少し笑った。
「なら、いい」
それだけ言って、ミラは乾いた麻布を一枚、わたしの方へ寄せた。
リノはその足元にいた。
さっきよりも眠そうな顔で、母の裾を握っている。
何かを手伝うわけではない。
ただ、母のそばにいる。
それでも、母が一歩動けば、その小さな身体も少しだけ動く。
ミラが濡れた布を避ければ、リノも濡れた場所から遠ざかる。
母の手順を理解しているのではない。
母の動きに守られている。
セナは、それでいいと思った。
幼い子は、まず守られるべきだ。
働き手になるのは、そのずっと後でいい。
*
二日後、最初の子どもが立った。
元気になったわけではない。
走れるようになったわけでもない。
咳も残っている。
頬の赤みも消えていない。
ただ、母親の腕から離れ、自分の足で少し立った。
それだけだった。
でも、母親は泣いた。
神殿は、祈りが届いたのだと言った。
それでいいと思った。
祈りが届いたと思えば、母親は安心する。
安心して、次も神殿へ来られる。
施し列を恐れずに済む。
わたしは、祈りではないと言い争う気はなかった。
ただ、その日も水を替えた。
熱の子に触れた布を別にした。
乾いた麻布を残した。
兵舎の包帯を近づけなかった。
魚布の桶を風下へ置いた。
白布の水が濁ったら捨てた。
それだけだ。
夕方、南門倉の若い鑑定係が、洗い場の端に立っていた。
目のよい若者だ。
泥を見て、通った道を疑う。
封紐を見て、ほどいた者を疑う。
荷札の穴の削れ方を見る。
わたしたちは、名前を知らない。
ただ「あの目のよい子」と呼んでいる。
その若者が、わたしに聞いた。
「記録してもよいですか」
「何を」
「水を替えたことを」
「そんなもの、帳に載せるの」
「載せ方は分かりません」
「じゃあ、載せられないね」
「でも、残さないと忘れられます」
わたしは布を絞る手を止めなかった。
帳。
王国は帳で人を見る。
父名。
家名。
通行符。
商会印。
神殿の紹介札。
仮札。
書かれていれば、見える。
書かれていなければ、薄い。
わたしの名も薄い。
ミラの名も薄い。
リノの名は、もっと薄い。
でも、洗い場にはいる。
水に手を入れている。
布を絞っている。
子を呼べば、振り向く。
「好きにしな」
わたしは言った。
「でも、聖女とは書かないで」
「では、何と」
「洗い場の女」
若者は頷いた。
そして、木札の裏へ小さく書いた。
――洗い場女一名。
――祭壇布を白布桶に入れず。
――理由、熱児に触れたため。
――水を替える。
――熱児に飲水。
――濡衣を替え、乾布を用い、泥列より離す。
――二日後、熱児一名起立。
――原因断定不能。
――布は、所有者ではなく、接触物により分けるべきものか。
「難しく書くんだね」
わたしは言った。
「帳に残すには、少し難しくしないと残りません」
「面倒だ」
「はい」
「水は、難しく書いても濁るよ」
若者は少し笑った。
「それも書きます」
「書かなくていい」
わたしは濡れた布を石へ叩きつけた。
水が跳ねた。
*
その控えが、王立学術院へ出ることはなかった。
商会倉の年配の書記が止めたからである。
「神殿の布と施し列の子を、倉の帳へ入れるな。揉める」
若い鑑定係は、反論しなかったらしい。
反論すれば、控えそのものが破られる。
反論しなければ、少なくとも倉の奥には残る。
だから、正式な帳へは写されなかった。
ただ、南門倉の荷札控えの裏に挟まれた。
雨の日には湿り、夏には虫が寄り、冬には墨が薄くなる場所だ。
それでも、完全には消えなかった。
*
ミラとリノは、しばらくして洗い場からいなくなった。
理由は、わたしには分からない。
聞かなかった。
洗い場の女がいなくなる理由は、いくつもある。
よい理由ばかりではない。
悪い理由ばかりでもない。
聞いても答えられないことがある。
答えられても、帳に載せられないことがある。
だから、聞かなかった。
ただ、最後の日のことは覚えている。
仕事が終わり、ミラが桶のそばで眠りかけていた子を呼んだ。
「リノ、帰るよ」
リノは目を開けた。
立ち上がろうとして、少しふらついた。
ミラは、濡れていない方の手でその肩を支えた。
小さな肩。
細い腕。
母の手を探す指。
リノは、ミラの手を握った。
その手は、洗い場の仕事をする手ではなかった。
まだ、母に引かれて帰る手だった。
わたしは言った。
「気をつけて」
ミラは短く頷いた。
リノは何も言わなかった。
ただ、母の手を握ったまま、こちらを一度見た。
それが、わたしが見た最後のリノだった。
*
その後も、王都南門の洗い場は続いた。
白布は来る。
祭壇布も来る。
兵舎の包帯も来る。
市場の魚布も、旅籠の寝布も、門番の外套も来る。
神殿の施し列には、雨の日になると熱の子が増える。
若い女たちは、時々文句を言う。
「まだ使えますよ」
「捨てたらもったいない」
「神殿の布を先にしろと言われました」
「白いから、白布の桶でいいんじゃないですか」
そのたびに、わたしは言う。
「何に触れたかを見な」
若い女たちは、不満そうにする。
昔のわたしも、そうだった。
だから、強くは言わない。
ただ、桶を指す。
「聖女じゃないなら、水を替えな」
それは祈りではない。
教義でもない。
学術院の分類でもない。
王国法にも、神殿の帳にも、商会の荷札にも載らない。
ただ、洗い場に残った手順である。
わたしは聖女ではない。
奇跡も起こせない。
王子に見初められることもない。
神殿に認められることもない。
遠い森の外へ行くこともない。
わたしは、王都南門の洗い場に残る。
朝になれば、水に手を入れる。
冷たければ、冬に近い。
重ければ、雨の後。
臭ければ、魚布が多い。
赤ければ、兵舎の包帯が来ている。
白ければ、貴族館か神殿の布が来ている。
分からなければ、分からないものとして分ける。
それだけで、すべてが救えるわけではない。
水を替えても、悪くなる子はいる。
布を分けても、間に合わない傷はある。
乾いた麻布をかけても、朝まで持たない者はいる。
だから、わたしは聖女ではない。
ただ、濁った水をそのままにできないだけの女である。
王国の帳は、その意味をうまく書けない。
けれど、洗い場の水は、今日も替えられる。
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本作は『第十六個体観測録』関連短編です。
本編:『第十六個体観測録』 https://ncode.syosetu.com/n6732mh/




