表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/13

No.2 避難民

帝国暦 1757年3月4日 ブラテン帝国 アレリア州 州都:アレリア


ハクとその一家はとうとう州都アレリアまで避難したが、家も何もなかった。州知事の無能さに学がないと自認しているハクでさえ呆れた。

周りを見てみるとアレリア郊外(とハクが思っている地域)には避難民と思わしき1000~2000人が座り込んだり、家のようななにかを作ろうとしていたところだった。


人間やることは変わらないものである。と彼は実感した。この教訓はの後に生きてくる。

彼にとって何が変わらなかったのか、

仕事である。

結局仕事をしなければいきていけなかった。母は毎日昼から夜まで子どもが行ってはいけないと言われているところで働いていた。

兄は避難民の人と一緒に家を建てることで生活を支えた。

ハクは何をすべきなのか考えたが、思いつかなかった。というより力も学もない貧民ができることがほとんどなく、あっても競争が激しく対して稼げないのである。

結局未だ7歳でしかない少年は今で言う"ニート"になったのである。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ