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「私」が消えるまでの物語  作者: るみる
第1章 1年の愛か友情
1/1

01話 「私」の愛の種類

はじめまして。こういうのを1度やってみたかったので、しやりました。がんばって面白いのを書くので、暖かい目で目で見て欲しいです!よろしくお願いします。

突然ですが、私の名前はえいな。柴山えいなです。

これから伝える最初の物語は、私の初恋のお話です。あなた達にお伝えするために思い出していると、今でも少し辛くなってしまいます。

だけど、これもいい経験になりました。

それでは、聞いてください。




……… …これは、私がまだ中学一年生の頃のお話。

桜が満開の中、私は背丈が自分より少し高いくらいのメガネの少女と一緒に歩いていた。

その少女の名は西野ゆきと言う。

2人で、学校までの長い長い道のりを歩いていた。


「うわぁ!桜、とっても綺麗だね!!そろそろ学校見えてこないかな〜!!」


私が笑顔でゆきの方を見ながらそう言うと、ゆきはこちらを見てこう言った。


「たしかに。めっちゃ綺麗だね!!学校楽しみだねー!!

あっ!!学校見えてきたよー!!!この学校がこれから3年間、わたし達が通うところかー。」


桜を見て笑顔になるゆきが、とても可愛い。

私の1番の親友。大好きな存在。

もちろん、相手もそう思っている。

この関係が、ずっと続くと思っていた。

あの日までは。





それは、薄暗い時間にいつも通りゆきと2人で学校から帰っているときだった。


「あーもう!!なんで同じクラスになれなかったんだろうー(泣)辛いし話かえよっ! と こ ろ で !

学校も慣れてきたところで!!お友達ってどれくらい出来たー??」


私がそう聞くと、ゆきは


「友達はいっぱい出来たよー。この前ねー3人で寝落ち通話したの!!めっちゃ楽しかったー。」


「そうなの。よかったね。なんて子と通話したのー??」


私がそう聞くとゆきは


「松木りのって女子と吉野おうって男子。」


私は、ゆきが男子と通話をしたと聞いて、少したじろいだ。

そのままゆきの話を聞いていると、ある事に気づいてしまった。

暗くてよく見えなかったが、ゆきの顔が少し赤くなっていたことに。

あぁ。ゆきは吉野おうという男子が好きなんだ。

そのとき、なぜだか分からないが、急に胸が苦しくなった。


(なんだろう。…この気持ちは)


「えいなー??どうしたの。大丈夫?」


……あっ、まずい。気づかれたか、


「ごっごめん!!大丈夫だよお。ちょっとボーッとしてただけ。」


「それなら良なった。で も !車も多いし道も狭くて暗くて難しいから、気をつけてね。」


危なかった。いま一瞬顔を近づけて来たとたんに、私の顔が赤くなっていくのを感じた。



そのとき、私は気づいてしまった。

私は、ゆきのことが好きだということに

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