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口止め?

「次はポルカだなー、いや、村全体と言ってもいいかも。」


 結構自重しないでやらかしたような気がする。


「ユカリが救った村か...いや、まさかな。」

「リュウ?」

「なんでもない。気にするな。」

「?じゃあいくよー、転移!」






「な、なにこれ...。」

「やはりこの村だったか。」


 村の入り口に、でっかい横断幕が何枚も。

「おいでませ精霊様」

「ここは精霊様のおわす村」

「ありがとう精霊様」


 などなど、書いてある。


 こっそり村に入ると、セイントサーモンの木彫りのお土産がいたるところで売られていて、とても賑わっていた。


 小麦畑は既に金色の原となっており、作物畑もおいしそうに実っている。いや早くない!?


 セイントサーモンの聖なる泉には人だかりが出来ていた。こっそり近づいてみると、


「いでよ!精霊様の奇跡よ!」


 との号令と共に浄化クリーン済みで光り輝くセイントサーモンがリポップしているところだった。


 周りでは「おおおおお」と驚きの声が上がっている。


 私は頭を抱えて蹲った。


 ポルカ!ポルカはどこ!?私の癒し!!


 一際人が集まっているところに、ポルカはいた。


「精霊様の名前はね、ユカリっていうんだ。俺はユカリお姉ちゃんって呼ばせてもらってる。」


 また聴衆が「おおおおお」とどよめいている。


「精霊様のことは、精霊様って呼んじゃダメ。ユカリお姉ちゃんって言わないと、敬語もダメ。怒られちゃうんだ。」

 

 周りから「ポルカ様あ」「さすがポルカ様あ」と声が上がる。


「この間精霊様の特大の怒りが天から降り注いだ時、俺にはわかった。ユカリお姉ちゃんが何かとてつもない力を使って精霊の森から悪を祓ったんだって。でもみんな、だからといって、精霊の森に近づいちゃだめだよ?精霊様、いや、ユカリお姉ちゃんとの約束なんだ。」


 ポルカが「めっ」と言うと、聴衆は「ははあ!」と跪く。


 ポルカああああああああ!!


 そうだ!村長さん、村長さんは!?


 村の広場の中心の井戸のところに祭壇を築いて、木彫りのセイントサーモンの首飾りを何重にもつけて、「精霊様の奇跡の水はここ」というプラカードを持って、左団扇を仰いでいた。


 私はそっと、リュウとともに精霊の森に転移した。


「やはりあの村だったか。オーク狩りの時に寄ってな、もしやと思っていた。口止めするまでもなかったな。」

「二度と寄ることもないけどね!!バレたらどうなるかわからないよ!」

「まあ、黒髪黒目の精霊の姿をした者が数々の奇跡としか言いようのない所業を成し遂げたんだ。仕方なかろう。諦めろ。」

「うーーーー...。」


 こうして2人?の口止め?は完了したのであった。



  



 沢山お金が入ってきたし、色々頑張ったので、現在のステータスを見てみよう。


「ステータス」

 

 《名前》ユカリ《年齢》16歳《性別》女

 《職業》なし

 《称号》異界神の導き子(不可視)

     創造神の加護

 《総資産》520万8000ユート

 《説明書》紐づける

 《マップ》オート 

 《保有スキル》

 ステータス(不可視) 鑑定(2) 

 浄化クリーン(MAX) 探知サーチ(MAX) 

 感知センス(MAX) 採取剥取(MAX)

 料理(MAX) 健康(MAX) 火魔法ファイア(2) 

 水魔法ウォーター(4→5) 風魔法ウインド(4→6) 

 空間魔法(MAX) 魔力制御(5→8) 

 身体強化(MAX) 命中強化(MAX) 

 錬金(3→5) 調合(2→3) 彫金(2→3) 

 鍛治(2) 木工(2→4) 裁縫(1→2) 

 栽培(3→4)

《潜在系スキル》

 運アップ 創造知識 スキル経験値アップ



 元々王都で買い漁ってたから、お金はだいぶ減ってたけど、今回で少し増えたね、嬉しい。


 スキルレベルもだいぶ高くなってきたなー。


 生産系のスキルってカンストしたらどうなるんだろ。


 今は考えても仕方ないか、スキルレベルアップがんばろう!


今回は短いですが、この辺で!

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