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転生したら...

「そうですね...仲間の、いわゆる別の世界の神様ですね、彼が管理する世界に転生させられるか連絡をとってみますので、少々お待ちください。」


 了解であります!


 神様は目を瞑って何やらもにゃもにゃと言っていたが、日本語でも英語でもないし、そもそも地球語なのかなあれ。聞き取ることはできなかった。


「交渉が終わりましたよ。あなたの読んできた転生モノというものに1番合う世界だと思うので、今から説明しますね。」

「はい!」


 いわゆる剣と魔法のファンタジー世界で、魔王はいないけど、魔物を狩ったり素材を採集して生計を立てる冒険者や、その素材を売買する商人、それを加工して販売する生産職の人々がいる世界だということ。


 人は生まれながらに何かしらのスキルが付与されており、職業もそれによってだいたいが決まるらしい。


 例えば、魔法スキルなら、魔法関係の職業に就くのが普通で、その魔法スキルを使えば使うほどスキルレベルがあがるらしい。


 そしてそのスキルとスキルレベルがこの世界の基準の全てでもあるという。


 教会で特別な魔道具を使わないと、レベルやスキルの確認はできないが、私の場合はステータスの可視化への憧れがあったため、「ステータス」の魔法スキルとしてプレゼントしてくれるらしい。


「こういったことは、初めてですので、向こうの世界にあるスキルと、あなたの知識の中にあったスキルとを照合して作成しました。通常スキルは生まれながらに決まっているそうですが、私からのお詫びとして、スキルポイントをステータス画面に振分できるように設定しておきますので、好きなスキルにポイントを振って、スキルを選んでください。スキルレベルも自由に上げることができます。」


 オッケーです。


「言語の聞き取り読み書きは、できるようにしますね。アイテムボックスというのは、あちらの世界に存在していて、空間魔法スキルというものの一種だそうですので、スキルポイントで取るかどうかはご自由に決めてください。」


 ありがとうございます!!


「それから鑑定スキルがテンプレなんですよね、こちらはサービスでつけておきますね。」

「神様最高!!ありがとうございます!」


 神様は申し訳なさそうに、「いえ...」と呟く。


「他の世界への転生と、スキル作成とスキルポイントの付与で大半の力を使ってしまうため、裕福な家にもどの家にも転生できず...あなたは森の中で転生となります。そのため戸籍も用意できません。」

「...森の中で捨て子的な?」

「いえ、16歳まで肉体年齢を若返らせます。肉体年齢は向こうの世界の、成人直後の年齢にさせていただきます。赤子のままでは危険すぎますし、ご結婚もして幸せになっていただきたいので。地球よりも結婚適齢期が低いのです。」


  ......控えめに言って、最高じゃないですか!!


「え?」

「私の思い望んだ通りの転生ですよ!!そりゃ大変なこともあるかもしれないですけど、きっとなんとかなります。してみせます。せっかくお詫びのサービス、転生特典もたくさんいただきましたし。何より若返っちゃったし!それに...心配しないでください。」


 神様は私の心を読んだのか、優しく微笑んでくれた。


「...わかりました。では、遠藤円さん。本当にすみませんでした。転生した世界での新たな人生、楽しんでください。」

「はい!色々ありがとうございました!!」


 足元に魔法陣が現れたかと思うと、全身が光に包まれる。


「お元気で!神様!」


 私が大きく手を振ると、神様はにこりと笑った。


 そう、私はずっと前から決めていた。だから神様、心配なんていらないよ。


 転生したら絶対に、好き放題、自由気ままに生きてやるってね!

短い......でもキリがいいところできることにしてます!

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