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大丈夫だ問題ない。

フラグではないですよ?

 村長さんの話では、街道沿いに行けば迷うことはなく、普通に歩けば3日程で王都が見えてくるとのこと。


 また、この辺の魔物は、弱いものしか現れないとのことで、この間のゴブリンくらいだったら武装の必要はないのだが...。


 今私は鉄のフル装備を身に纏っている。チェーン装備だからそれほど重くないしね!身体強化もしてるし!軽いかるーい!


 ...いや怖いやん。石橋叩いて渡りたいやん。


 もちろん、投石用の石や弓矢も装備、帯刀も忘れてない。命中強化もシールドも忘れてないよ。


「ステータス」

  



 《名前》ユカリ《年齢》16歳《性別》女

 《職業》なし

 《称号》異界神の導き子(不可視)

     創造神の加護

 《総資産》5000ユート

 《説明書》紐づける

 《マップ》オート 

 《保有スキル》

 ステータス(不可視) 鑑定(2) 

 浄化クリーン(MAX) 探知サーチ(MAX) 

 感知センス(MAX) 採取剥取(MAX)

 料理(MAX) 健康(MAX) 火魔法ファイア(2) 

 水魔法ウォーター(3→4) 風魔法ウインド(3→4) 

 空間魔法(MAX) 魔力制御(4→5) 

 身体強化(MAX) 命中強化(MAX) 

 錬金(2→3) 調合(1→2) 彫金(1→2) 

 鍛治(2) 木工(2) 裁縫(1) 

 栽培(1→3)

《潜在系スキル》

 運アップ 創造知識 スキル経験値アップ




 よし、やっぱりいくつかのスキルレベルが上がってる。最初の方がレベルが上がりやすいのかもしれないけど、潜在系スキルの恩恵がすごいんだと思う。この調子で上げていくぞー!


 ほぼ出る気のなかった精霊の森を出てしまったのは、とっても寂しかったし、まだまだ素材もあると思うけど、転移でいつでも戻れるし。


 何より今回上がった栽培スキルで、マイホームの畑を拡張して、作物を育てたい!それには種が必要だ。種芋でもいい。果樹の木も欲しい。精霊の森ではなかった宝石もあるかもしれない。


 それに、それぞれのスキルに合った工房も作りたい。まだまだ土地の余るマイホームにももちろんだが、いつか街にアトリエを作ってみるとかもいいな〜。


「いやーワクワクしちゃうね。」


 るんるんと足取り軽く歩いていると、だいぶ先の方で荷馬車が魔物の群れに襲われてるのが、探知サーチ感知センスの網に引っかかった。


「身体強化、最大」


 あっという間に馬車に追いつく。狼の魔物の群れだ。ぐんっとスピードを上げ、馬車の御者席に座ってる人に話しかける。 


「大丈夫ですか。」

「いや君の方が大丈夫!?どうなってるの!?」


 何度も鞭を叩いて馬を走らせ、なんとか魔物を振り払おうとする馬車に、息も切らさず並走して話しかけてくる人間。ホラーか。


「大丈夫です。失礼しました。ちょっと待っててください、ねっ!」

「え!?」


 身体強化で地面を思いっきり蹴り上げふわりと飛び上がると、空間魔法で空中に斜めの足場をいくつも作り、蹴ることで勢いをつけて、馬車にたかる魔物を、次から次へと全て切り捨て、群れを殲滅した。


「...またつまらぬものを斬ってしまった。」


 魔物を斬ったの初めてだけど。


「ふえええええ...ど、どうなってるんだ。空中を蹴って?走って?」

「空間魔法です。」

「そんな魔法聞いたことないよ。と、とにかく、ありがとう。まさかこんな所でウェアウルフの群れが出るなんて思わなくてね、護衛を雇うべきだったよ。君が来てくれなければどうなっていたことか。」


 倒したウェアウルフを収納すると、勝手に解体されて分類される。


 このシステム本当にありがたい。


「ええ!?君マジックバック持ちだったのかい?羨ましいなあ。」


 村長さんからもらった皮袋と紹介状を入れた鞄がそう見えたらしい。なんでもマジックバックというのは、登録した本人にしか使えないとのこと。譲り受けるには同じ血筋のものが、完全なる善意で譲渡した場合にしか貰えないらしい。紛失しても戻ってくるし、不壊で、とにかく便利で、ダンジョンからも極稀に見つかるらしい。

 

 あるんだ、ダンジョン。


 そして収納魔法、というか空間魔法があまり浸透していないことも、これまで会った人たちからの反応から予測できた。恐らく隠した方がいい...と、思う。


 よし、これからはお前がマジックバックだ!あとでかっこよくカスタマイズしてやろう!


「ええ、このバッグは、冒険者だった祖父から譲り受けたものでして。とても大切にしています。」

「本当に羨ましいよ!大切に子孫に語り継ぐといい。」

「......ええ、そうします。」


 今は子孫を作る相手がいないけどな、今は!


「それよりどうだろうか?よかったら、護衛がてら王都まで馬車に乗っていかないか?もちろんお礼はする。」 

「それはこちらも助かります。よろしくお願いします。」 


 結果として、ゴブリンが2、3匹出てきたくらいで、危険なことはなくて、投石で倒せてしまったのだけど。


 道中王都の話や商売の話を聞きながら、有意義な時間を過ごすことができたのだった。

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― 新着の感想 ―
[気になる点] 鞄単体だとちゃんとバッグになってるのに何故頭にアイテムが付いたら背中になってしまうのか……今後は直ってると期待して読み進めてみます。 [一言] まだ様子見。個人的には1話の指定前転生条…
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