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第一話 別れからの敵討ち

新作です!

ここはある異世界の高校だ。この高校には個性的な6人がいるそうです

1人目 涼冥良太(すずめいりょうた) この子は鳥の声が聞こえる不思議な子。

2人目 平凡台未留守(へいぼんだいみるす)この子はこの物語の主人公。とても平凡です。


「ってそんな事言わないでくださいよ〜!地味に傷つきますから。」


「ここからの子は話が長くなりそうなので後でまた紹介しますね。」


「紹介しなくていいっすよ。池谷さん!」


「って誰に説明してたんだよ。池谷は…」


池谷とはこの個性的な6人を名付けたこのグループのリーダー池谷夢広(いけやゆめひろ)


「じゃ、池谷がこの意味がわかんねー説明をする前に早く帰ろうぜ。」


「そうですね。良太くん。」


「あぁ。松葉奴(まつばやっこ)もそう思うよな?」


「もちろんなのだよ。そんな答えがわかっている質問を俺にしないでくれ。」


「そっか。ごめんな。」


「じゃっ!帰りましょう!池谷さんは置いていって大丈夫ですよね?」


「大丈夫に決まってんだろ。」


「そうですね。ならいきましょう。」


僕たちは池谷さんを置いて家に帰った。それが悪夢の始まりなのであった。僕は夕方の5時半に家に着いた。

それから色々な準備をして1時間後ある連絡が入った。


6時半頃


ピロピロ ピロピロ


誰だろう…


「はいもしもし。」


「おい!平凡台大変な事が起こったぞ。」


番真剣(ばんまつる)くんなんですか?またプラモが壊れたとか、漫画が1ページだけ破れたとかの話ですか?」


「今回はそんな話じゃない。もっと大変な話だ。池谷が事故に遭った。」


「え?…池谷くんが…池谷くんの状態はどうなんですか!?」


「意識不明の重体だそうだ…」


「相手の車は?」


「ひき逃げしたそうだ。どうしよう…」


「とにかく今いる病院はどこですか?」


東第満時(ひがしだいまんじ)病院だ。」


「今すぐいきます。誰がいますか?」


「もう個性6人組のお前以外は全員いる。」


「わかりました。」


〜10分後〜


僕は東第満時病院に着いた。


「あぁ。平凡台。」


「良太くん…」


「平凡台、俺たちは最期の言葉をもう言った。お前が最後だ、言え。」


「まだ最期だって決まったわけじゃ!」


「いやいいから言え。早くしろ……」


「わかりました。」


「池谷さん!!いっつも個性6人組の中でもすごい能力を持っていましたよね。いろんな人からあいつといると元気になるって言われてましたよね。絶対あなたをひき逃げした犯人を僕は絶対に許しません。あの世でみていてくださいね。僕たちの復讐を…」


ピーピーピー


「えっ?」


「すいません。少しどいてください。」


「おい!池谷しっかりしろ!」


「4021年8月28日午後7時13分池谷夢広さんご臨終です。」


「池谷さん…」


「池谷!!」


「池谷…」


「夢広…」


「池谷!!」


〜僕たちはそのあと自分たちの家に帰った。全員その夜は寝れなかったという。〜


翌日僕たちはある約束をする。


「そういえば池谷って…勇者になってみない?言ってたよな。」


「あぁ。勇者募集のポスターはまだ駅にあって締め切りは9月1日午前10時までって書いてあったぞ。」


「もしかしてみんな勇者になるつもりなのですか?」


「あぁ。もちろんだよ。池谷の夢を叶えるからね。それでいつかひき逃げ犯にも復讐したいしな。」


「無茶ですよ。勇者なんて…自分の命を犠牲にするようなもんですよ?」


「なんだ。平凡台お前は池谷から託された夢をやらないというのか?」」


「はい。僕は池谷くんの分までしっかり生きた方がいいと思います。」


「んっ!なら俺たち4人だけでなってやるよ。」


「あぁ。じゃあそれで。」


「まぁまぁ平凡台も番真剣も喧嘩するなって。」


「そうですね。番真剣くんごめんなさい。」


「あぁ俺もごめんな。」


「やっぱり僕は勇者になります…」


「そうか!平凡台よくいった!」


「はい…」


「この様子あまり乗り気ではないな。平凡台」


「いえ…ってそんなことありませんよ。松葉奴くんだってなんでそう思うんですか?」


「毎回語尾の声が小さくなるからなのだよ。」


「そうかですか。すいません。まだ池谷くんがいなくなったのが信じられなくて。」


「そうか。」


「ま!今すぐ行こうぜ。その会場に。」


「そうですね。涼冥くん!」


「あぁ。大幻も行こうぜ。」


「そうだなぁ。行こう!」


〜2時間後〜


僕たちは勇者の選考会の会場に行った。


「やっと着いたな。結構田舎だったから道に迷ったりと大変だったな。」


「そうですね。」


「じゃあ中に入ろうか。」


キラーン キラーン


「はい合格」


「はい?」


「今年の試験者は君たちしかいないから即合格」


「ホントは5組までなんだけど1ヶ月以上誰も来なかったから早いもん勝ちにして1組だけにしたんだ。」


「そうなんですね…大変ですね。」


「だから君たちにはパーティというものを組んで欲しいんだ。」


「パーティですか。それはなんですか?」


「うーん簡単に言えば勇者同士でチームを組むって感じかな。」


「そういうことですか。」


「君たちは仲も良さそうだから丁度いいと思ってね。」


「じゃあ早速この5人で何をすればいいんですか?」


「魔王退治じゃ。」


「ただ単に魔王を退治するだけですか?」


「そうじゃよ。だが魔王にも上級の魔王もいるし下級み魔王もいていろんな種類がいるんじゃ。じゃがわし達勇者は魔王がいない世界を作りたいと思っておる。」


「そうなのか。それに俺たちも協力するということですか?」


「そういうことじゃ。意味がわかったか?」


「はい!」


「最初の一年はわしが君たちのパーティに入ってあげよう。こうみえてもこの世界に4人しかいない特級勇者なのでな。いやっ…5人か?…」


「いいんですか?心強いです!」


「じゃあ次は君たちの階級の審査じゃ。」


「わしがお主達の顔をみるだけで階級を判断できる。だからお主達の階級はもうみえている。」


「まず平凡台君以外の子の階級をまとめて発表しよう。」


「はい!」


なんで僕だけ抜かれてんの!?もしかして弱すぎるからとか?


「君たちは1級じゃ。特級の次に強いという存在じゃ。君らはすごく才能がある。」


「よっしゃ!!!ここからなら特級も夢じゃないぜ!」


「やったー!」


「嬉しい!!」


「最高なのだよ。」


「じゃあ次は平凡台くん。君はすごいぞ!」


すごい弱いという意味か?…


「平凡台くん君は特級じゃ。」


「え?」


「え?」


「え?」


「え?」


「えー!?!嘘ですか?」


「本当じゃよ。わしは嘘をつかん。」


「まさか平凡台が…」


「君はなぁ。無双スキルというものを持っている。だから特級じゃ。5人目の特級勇者じゃ。」


「やったぁ!!!」


「無双スキルはわしが使えるからわしと旅をしていくうちに教えて行くから。」


「わかりました!!」


まさか僕が特級なんて…」


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