チートコード基礎講義1~
・【前書き】チートコード基礎講義
・【チートコード基礎講義1】16進数
・【前書き】チートコード基礎講義
なろう版SAVE THE CATの法則に”オートパイロット”を乗せようと思ってランキングを眺めていたんですが、チートっていうタグが結構貼られているんですよ。
前回の依頼でゅさんに異世界やチートがなぜ人気なのかを説明するとお話ししたんですが、簡単に説明を書いたところ、かなりの長文になってしまったので、そちらについてはドキュメンタリー小説の方に載せておきます。
大体の流れを説明すると、バンクシーや米津玄師の特性から始まって、デジタルネイティブ世代、さらには日本人の特性まで話が広がっていきます。
この話は、すでにドキュメンタリー小説の方に載せていますが、なろう小説で描かれているチートと実際のチートはだいぶかけ離れています。
例えば、ド〇クエ5とかだったら、ブ〇メランにベ〇マをかけて投げると、計算式の都合で1回ごとにダメージが倍になっていきますし、回復魔法なので耐性もなく、こちらは完全回復していれば、一切ダメージを受けなくなります。
以前に”オートパイロット”はなるべく詳しいことをテーマにした方がいいと言いましたが、そこで実際のチートの知識を勉強することを勧めた方がいいと思ったんですね。
余談ですが、チートコードは”操作”ではなく「押さえる、ホールド」といった言い方をします。
ですが、もし、間違ったコードを押さえてしまうと、グラフィックが崩れたりフリーズしたり、酷い場合だとOSの損傷やゲーム外のデータのクラッシュを起こすことがあるので、あくまで自己責任でお願いします。
・【チートコード基礎講義1】16進数
チートコードを操作するためには、16進数の知識が必須です。
チートコードの解説サイトをご覧になったことがある方ならわかると思いますが、大体、2~8桁くらいの大文字英数字で後ろに小文字でhがついていたら16進数表記だと思って間違えありません。
使われる大文字英数字には、1桁で、0、1、2、3、4、5、6、7、8、9、A(10)、B(11)、C(12)、D(13)、E(14)、F(15)までがあり、2桁目、例えば、10hと書かれていたら10進数で16、20hは32を表しています。
3桁や4桁になると、16ずつかけられていき、256(3桁目)、4,096(4桁目)を表します。
チートコードは計算が必要な場面が多々あるので、16進数同士の足し算くらいは覚えておくと便利です。
例:FFh(255)+FFh(255)=01FEh(510)
ここでは、小説などに便利なトリックの例を1つ、挙げておきます。
また、別の回でアドレスについての説明が必要になりますが、例えば、HP(64h【10進数で100】)、攻撃力(FFh【255】)、防御力(FFh【255】)が連続したアドレスに代入されていてカンスト(FFh)している場合、仮に末尾の防御力に+01hしてオーバーフローさせることができれば、値が繰り上がって、HPを65h【101】、攻撃力を00h【0】、防御力を00h【0】にすることができます。
人によって考えは違うかもしれませんが、僕はカンストダメージを与えるようなチートとかは下品だな~と思っています。
パル〇ンテの効果を操作したり、自分をアンデッドにして相手の行動パターンを体力吸収魔法にしたり、死んでもサブの登場人物が全部回復して何回でも復活させてくれるイベントフラグをずっとオンにしていたり、探せばトリックなんていくらでもみつかりますからね。